前回のつづきです。私の家にはテレビがなく、息子は「アンパンマン」も「おかあさんといっしょ」も一度も見ないまま4歳になりました。
の記事で、主に子供についての話をしました。
この記事ではテレビを見せない親である私、について書いてみたいと思います。
《テレビなし育児》の影響 親のメリット
視力が回復した
私はずっと視力が良くて1.2から1.5程度を保っていました。
ですが20代後半、一日中パソコンに向かう仕事をしていた時に、急激に視力が落ち、両眼ともにで0.4まで視力が落ちてしまいました。
看板の文字が読みづらい、映画の字幕が読みづらい、といったことが起こってきてメガネをつくることも少し考えていました。
子供がうまれ、テレビなし育児をしていた間、私は常に子供と一緒にいるのでテレビを見る時間がありませんでした。液晶画面を見るのは、たまに子供が寝ている間に1日1時間程度パソコンをする程度です。
数ヶ月前に視力検査ををしたらなんと、左 0.9 右0.7に視力が回復していました。
視力は一度落ちてしまったら、頑張って視力回復トレーニングなどをしない限り回復することはないと思っていたので驚きでした。
テレビやパソコンの画面をあまり見ない生活をしたことで視力が回復しました。
その他は、子どもの記事でも書いたほうな、
・ヒーローものやアニメキャラクターのおもちゃを買わなくていい
・一人遊びしてくれる
・親子のふれあいの時間が増える
なども親にとってもメリットです。
《テレビなし育児》親のデメリット
テレビなし育児の子供への影響の記事で、
1 親が大変
2 テレビへの執着心で反動がくるかもしれない
3 子供同士のテレビの会話に入れないかもしれない
の3点を挙げました。
これは私にも当てはまるのでしょうか。
このうち、「1 親が大変」というのを、もう少し考えてみます。
うちは最初からテレビのない状態で生活をしていたので、子供が生まれたことで「育児中心の生活が大変」だと思っていました。なので「テレビなし育児が大変」という風にはあまり感じていませんでした。
うちは「もしも本当に育児が大変すぎて、どうにかなりそうだったらテレビ(動画)をつければいい」という保険がわりになってくれていた気がします。
「いざとなったら、テレビ(動画)がある。これさえあれば、いつでも子供の注意を引くことができる。」普段見ていないからこそ、威力を発揮してくれるはずだと。
「2 テレビへの執着心で反動がくるかもしれない」は
私の場合は、テレビを禁止されて見ていなかったわけではなくて、自分でテレビを見たくなくなったことがきっかけでしたので、執着心というのは特にありません。
「3 子供同士のテレビの会話に入れない」は「ママ友同士のテレビの会話に入れない」と言い換えることができます。
これはほぼ思ったことはありません。好きなテレビ番組の話で盛り上がっているお母さん同士もいますが、私自身はそのテレビの会話に入れないからといって寂しい思いをしたことはありません。子供の話など話すことは他にも沢山ありますし平気です。
子供の番組についての話題になることもありますが、まわりのお母さんの話を聞いて、本当にテレビ番組のことを知らないので、「へぇ〜!」っと本心で驚きながら聞けるので、むしろメリットかもしれません。
ということで、私の場合、テレビなし育児の親のデメリットは、ほぼありませんでした。たまに、子供の相手が大変、というくらいでしょうか。
テレビなし生活、家族はどうなの?
私が子供の頃は、家にテレビは普通にありました。
夏休みにアニメを連続で見たり、一般的なテレビの見方をしていたと思います。
中3の頃、ふとテレビの内容が面白くないと思い始めてきました。
この頃は本、ファッション、音楽など他のことに興味があったので、テレビを見るよりもそっちに時間を使いたいと思うようになりました。
だんだん、家族がつけているテレビの音をうるさいと感じるようになり、テレビのない生活をしたいと思うようになりました。
二十代後半から一人暮らしをすることになり、晴れてテレビなし生活が始まりました。
パソコンは好きなので、パソコンでネットを見たり、DVDを見たりしていました。
夫も、テレビがなくても大丈夫な人だったので、結婚後もテレビは購入せずに現在に至ります。
夫は見たいものがあればYouTubeやTVerなどで見ています。ニュースはネットニュースを見ているようです。
「小さい子供にテレビを見せない方がいい」という考え共通して持っている夫なので、この方針でやってこれました。
まとめ テレビなし育児の親は辛いのか?
というわけで、私の場合は「テレビなし育児」そんなに辛くなかったです。
視力回復という期待していなかったメリットもあり、子供と触れ合える時間もたくさんあり、不要なおもちゃも買わなくていいし、特にこれといったデメリットもありませんでした。
というのも、私がもともと10年ぐらいテレビのない生活をしてきたから、特に不自由に感じなかったというのが大きいと思います。
今まで毎日テレビをつけっぱなしにする生活をしていた人が、子供のために!とテレビを捨てて生活を一変するのであれば、「辛い」と感じることもあるかと思います。
家事しているときに子供にまとわりつかれたり、自分の見たい番組を見れなかったり。(未就園児がいれば、録画を見る時間もほとんどないでしょう)
自分が見せたくないと思っても夫がつけてしまう、など家族との意見の違いなども問題になるかもしれませんね。
私は、子供が幼稚園に行くようになって、久しぶりに家で一人で過ごす時間ができました。
「育児時間」ではない「自分時間」に Amazonプライムで映画を見たりしながら、家事をしています。久しぶりに見る映画やテレビ番組、面白いです。
多趣味でやりたいことはいろいろあるので、テレビを見るだけで時間が過ぎていってしまうのをもったいないと感じます。これからもテレビは購入しないと思いますが、子供がいない時間はパソコンなどで映画やテレビ番組を見る生活になりそうです。
…視力がまた低下しないかが、心配です。