息子が赤ちゃんの頃、120以上のベビーサインを習得して、手で会話してくれていました。
私は、ベビーサイン教室には通わずに、本などを参考にして息子にベビーサインを教えてました。
近くにベビーサインの教室がなくて諦めている方、
ベビーサイン教室はあるけれど費用の面などで諦めている方、
本を参考にした独学でも、ちゃんと赤ちゃんはベビーサインを返してくれるようになりますよ。
私が参考にしていたベビーサインの本をご紹介します。
おすすめのベビーサイン関連本
ベビーサイン―まだ話せない赤ちゃんと話す方法
一番最初に読むのにおすすめのベビーサインに関する本。
「ベビーサインとは?」 という部分がとてもわかりやすく書かれています。
実を言うと、私はこの本を読むまでベビーサインは必要ないんじゃないかと思っていました。
頑張って覚えさせようとしなくても、しばらくすれば、赤ちゃんは言葉で話せるようになるし…など。
でもこの本を選んでベビーサインの良さを理解したので、読み終わった後に「絶対にしたい!」と思うようになりました。
サイン(動作)も少し紹介されていましたが、アメリカ式なので、動作は別の本を参考にした方がいいかもしれません。
今すぐできる かんたんベビーサイン
手元に置いておいて、必要に応じてベビーサインを少しずつ覚えていくのにおすすめの本だと思います。
1ページに1つ、イラスト付きで、ベビーサインの仕方(動作)が書かれています。
(文章だけの説明のものもあります)
139語が収録されていて、索引もあって一覧になっているので辞書のようにも使えます。
イラストが可愛いくて、とてもシンプルな本で、わかりやすいです。
子供自身も広げて眺めていました。
「ベビーサインとは?」 といった基礎知識の部分はさらっとしか書かれていないので、そういう部分は他の本でカバーした方がいいかもしれません。
ベビーサインで楽しく遊ぼう―赤ちゃんとお手てで話そうプレイブック
「日本ベビーサイン協会」の認定本。
かなり充実した内容です。
「ベビーサインとは?」 といった知識の部分もカバーされているし、実践した人のエピソードや、ベビーサインの動作(73語)も紹介されているし、カードなどの付録も付いています。
サインを使った遊び歌やふれあい遊びも紹介されているし、教室に通ってするような内容もかなり網羅されているのではないかなぁ、と思いました。
(私は教室に通っていないので想像ですが…)
独学だったら、本すらいらないんじゃないの?
ベビーサインの教室に通わずに独学でしようとする方の中には、 参考にする本すら必要ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも私はせめて一冊だけでも手元にベビーサインの本を置いておくことをお勧めします。
理由1:ベビーサインを考えるのが難しい
「お父さん」「お母さん」「おじいちゃん」「おばあちゃん」のベビーサインを今、オリジナルで考えてみてください。
すぐには思いつかないと思います。
ベビーサインをオリジナルで考えるのって簡単そうで難しい。
2〜3個くらいだったら思いつくと思いますが、子供はすごい吸収力で覚えていってくれるので、 すぐに追いつかなくなってしまいます。アナログに本があると心強いです。
うちは120以上覚えてくれましたが、これをオリジナルで考えていたとしたら、私のアイデア不足でもっと少なくしかしかできなかったと思います。
理由2:ベビーサインを理解してくれる人がいる
今、日本で出ているベビーサインの本は、アメリカの手話をもとにしたものと、日本の手話をもとにしたものがほとんどです。
同じ言葉でも動作の仕方はひとつではないですが、全くのオリジナルでベビーサインを教えるよりも、 有名な本に載っているもので教えておくと、 他の人に通じることもあるのでいいと思います。
私も息子が赤ちゃんの頃にベビーサインをしていて知っているので、子育て支援センターなどで他の赤ちゃんがベビーサインをしている時に、他人の私でも何と言っているか理解することができました。
「もっと」「痛い」など何の理由で泣いているかわかってあげられます。
ささやかですが、赤ちゃんにとって、他の人にも通じるというのは嬉しい体験だと思います。
まとめ
- 「ベビーサイン―まだ話せない赤ちゃんと話す方法」
- 「今すぐできる かんたんベビーサイン」
- 「ベビーサインで楽しく遊ぼう―赤ちゃんとお手てで話そうプレイブック」
この3つの本がベビーサインの教室には通わずに、独学でベビーサインを習得するのにおすすめの本です。
もちろん、教室にも通える方は、通ったほうが仲間もできるし、モチベーションもキープできて、より楽しめると思います。
ちょっと自分でやってみたい方、興味はあるけどベビーサインのことをよく知らないという方、今回紹介した本を読んで試してみてくださいね。
またベビーサインについて、別の記事で詳しく紹介したいと思います。