年長さん(5歳)の息子が最近、分刻みで時計を読めるようになったみたいなので、 時計が読めるようになるまでを振り返ってみたいと思います。
くもんのNEWくるくるレッスン
息子が1歳半から2歳ぐらいの時にすごく時計に興味を持っている時期がありました。
うちの子はベビーサインをしていたのですが、お出かけしている途中でも、壁の時計や通行人の腕時計など、よく時計を見つけてベビーサインで教えてくれていました。
関連記事:「【体験談】ベビーサインしててよかったエピソード集」
「こんなに興味があるなら、きっと喜ぶぞー」と思い、くもんの「くるくるレッスン」という時計のおもちゃを購入しました。
この時計は長針と短針が連動していて、手でくるくると針を動かして遊びます。
針を止めたところでレバーを押すとチーンと音がして時刻が数字で上に出てきます。
(でもあんまりその機能は使いませんでした)
難点は針が太すぎるところ。
太い分、丈夫なので2歳ぐらいの子供でもおもちゃとして遊ぶことができるのはいいのですが、どの数字を指しているのか正直読みにくいです。
時計が好きだから気に入ってくれるだろうと思っていましたが、(最初は喜んでいたようでしたが)そんなに遊ぶこともなく、この時計のおかげで時計が読めるようになるということもありませんでした。
あまり役に立たなかった理由はおもちゃ(本物ではない動かないもの)であったことだと思います。
親が一緒になってクイズをしたり、たくさん遊んであげればもっと活用できたんでしょうが、子供は時間当てクイズのおもちゃとしてはあまり興味を持っていないようでした。
(年齢的に小さすぎたのもあると思います)
デメリットは、おもちゃ箱でかさばることです。
購入おすすめ度1(5段階中)
★☆☆☆☆
くもん スタディめざまし
ネットでくもんの「スタディめざまし」の写真を見た瞬間に「欲しい!」とのことで息子からリクエストがあり、半年前のクリスマスプレゼントにお届けしました。
これはおもちゃではなくて、電池で動く本物の目覚まし時計です。
息子も「本物で自分専用」というのが嬉しかったみたいで気に入っています。
張り切って早めの時間にセットして、この目覚まし時計で起きています。
(ほとんど目覚まし時計より早く起きていますが…)
針が細めでどこの数字を指しているのか読みやすいです。
長針の先に分刻みで数字が書かれているので、60までの数字を読めるのであれば、単純に短針のさしている数字(◯時)と長針のさしている数字(◯分)を読み上げれば「何時何分」と正確に答えることができます。
残念なのは、 目覚まし時刻の設定が11時間後ぐらいからしかできないこと。
夜7時半の就寝前に7時の目覚まし機能をオンにするとピピピと音が鳴り始めてしまいます。
子どもの睡眠時間って長いので、これが結構よくあります。
朝、目を覚ますと子供が「もう起きよう」と言ってくるのでその時に「今何時何分?」と聞いて、時計を読んで答えてもらうようにしています。
ちゃんと時計が読めるかのクイズとしてではなく、私は目をつぶったまま時間が知りたくて聞いている、ということで。
(あまり早い時間だったら「まだ寝よう」と言ってまた眠りに戻ります。笑)
「まだ5時にもなってない」「6時5分前」「6時37分」など色々なバリエーションで答えてくれます。
毎日のことなので、いい時計読みトレーニングになっていると思います。
「スタディめざまし」は買ってよかったです、本当に。
「スタディめざまし」のおかげで時計が読めるようになったと思います。
小学生になっても目覚まし時計として使ってもらいます。
購入おすすめ度5(5段階中)
★★★★★
とけいのほん まついのりこ
時計の読み方を教えるロングセラー本です。
とけいのほん1 では、何時と何時半まで。
とけいのほん2 では、分刻みでの読み方(一番難しいところ)も教えてくれますが説明がやさしく、うまいなーと思いました。
可愛いイラストで、絵本を一緒に読みながら、やさしく説明しつつ、問いかけるようにして教えていくことができます。
あまり小さい時に読んでも多分理解できないので、年長さんくらいにちょうどいい絵本だと思います。
購入おすすめ度 3(5段階中)
★★★☆☆
フラッシュカード(とけいカード)
息子が時計が好きなようだったので、時計のフラッシュカードも、2〜3才の頃一時活用していました。
関連記事:「フラッシュカードの効果と弊害。3年間の取り組みの結果は…!?」
1枚1秒以下のスピードでカードをめくっていくと時計が動いているように見えるからか、カードを見ること自体は気に入っていたようです。
あまり確かめなかったので、時計を読む手助けになったのかはわかりません。
購入おすすめ度2(5段階中)
★★☆☆☆
声かけ
幼児に向かって「長い針が6のところに来たら終わりにしようね」と言ったような声かけをすることは多いと思います。
この時に子供が理解してなくてもいいので「6のところ、30分(◯時半)までだよ」というように正確な分の読み方も添えてあげるといいと思います。
「まだわからないだろうから」と「6のところ」とかいう読み方だけだど、いつまで経っても読めないまま、わからないまま(少なくても小学校で教わるまでは)だと思います。
正確な読み方の声かけの積み重ねも必要だと思います。
さっき書いていたような 朝、子どもに時間を聞くのを習慣にする、というようなことも大事だと思います。
行動おすすめ度5(5段階中)
★★★★★
家の壁掛け時計
家の壁掛け時計は、よくある1から12の数字のみが書かれているタイプです。
ですがくもんの「スタディめざまし」を使うようになってから壁掛け時計でも分刻みで答えられるようになっていました。
時計を読めるようになる方法:まとめ
まず60までの数字を読めるようにします。
(これが読めないと幼児向け時計も読めないので)
数字の一覧表を指差しながら「1、2、3…」と声に出して親が読み上げることで子供も数字の読み方を覚えていきます。
子供も一緒に読みたがれば一緒にすればいいですが、子供へ音読の強制はしなくていいと思います。
何か一つ買うなら、私のおすすめはくもんの「スタディめざまし」です。
60までの数字が読めれば単純に針の先にある数字を読み上げるだけで「何時何分」と正確に答えることができます。
「スタディめざまし」で慣れて、分が書かれていない時計でも読めるようになったようです。
教材としてだけでなく、目覚まし時計としても使えるので、時計が読めるようになってからも長く使えそう。
壁掛け時計であれば、セイコーのものも文字盤が同じような作りになっていて、かなり良さそうです。
親が「今、何時何分?」と子供に聞くような声かけをして、時計を読むきっかけを1日に数回、自然な範囲で持つようにします。
こんな感じでうちの子は、5歳で時計が読めるようになりました。