子供には小さいうちから生の音楽の演奏を聞かせてあげたいと思って、 小さい頃から幼児連れでも行けそうなものを探して連れて行っていました。
親子コンサート、ファミリーコンサートといった、幼児や子供をメイン対象にしたコンサートでなくても幼児を連れて行っても大丈夫なコンサートは意外にたくさんあります。
どんな種類のコンサートがあるのか、コンサートの探し方、子連れ鑑賞時のマナーなど紹介したいと思います。
小中高生のブラスバンド・吹奏楽の定期演奏会など
市や自治体が主催、支援している音楽祭などに、地元の学校のブラスバンド部などがよく出演しています。
特に屋外イベントは子連れでも気兼ねなく、参加することができます。
<小学生のブラスバンド>
自分の子供よりほんの数歳年上なだけなのにこんなに一生懸命、立派な演奏をしているのかと思うと目頭が熱くなります。(我が子を見る目)
<高校生の吹奏楽>
定期演奏会が開かれています。
高校生なので技術的にも大人並みですし、社会人になったら確保できないぐらいの練習量をこなしているようで、演奏も本当に素晴らしかったです。
振り付けなども考えてあったり、観客が見ていて楽しいような演奏会を企画されていました。
県大会などで上位に入っている高校の吹奏楽部であれば、間違いないでしょう。
青春!って感じで見ていて清々しいです。子供も楽しんでいました。
また是非聴きに行きたいです。
音楽教室などの発表会・コンサート
私が子供を連れていったことのあるコンサートは…
- スズキメソードの子達の発表会(ピアノ・ヴァイオリン)
- ギター教室のコンサート
- マリンバコンサート
- ジュニアオーケストラ
などです。いろんな種類の楽器の演奏を聴きに行っています。
スズキメソードの高校生くらいの子の技術が素晴らしかったです。
人間わざとは思えない指の動きでした。(たしか全員楽譜なし!)
未就学児の通学生が出演しているコンサートであれば、 その家族やお友達も見に来ていると思うので、幼児連れでも大丈夫なはず。
子供にとっても、自分と同じぐらいの年の子が演奏している姿を見るというのは、いい刺激になりそうです。
幼児OKなコンサートの探し方
市の施設(市役所など)に行くことがあれば、チラシやポスターをよく見るようにしています。
市民だよりなども案内が出ていたりします。
その他の方法は、お近くのコンサートをしているような会場の公演カレンダー(月間スケジュール表)を公式ホームページで確認します。
大体、それぞれのコンサートや発表会のお問い合わせ先も一緒に書かれています。
気になったコンサートの団体のホームページがあればそこでコンサート情報を確認し、「どなた様でもお越しください。入場無料」などと書かれていればOK。
中には、無料だけど事前予約が必要なものや、関係者や招待客だけが入れる発表会もあると思うので、よく分からなければ事前に確認しておきましょう。
幼児連れコンサート鑑賞時のマナー
上に書いたようなコンサートは、ほとんどどれも入場無料のものでした。
本格的なクラシックコンサートなどは未就学児は入場不可と書かれているものが多いですよね。
入場不可とはっきりと書かれていなくても、 高い入場料金を払って他の観客が聴きに来ているようなコンサートは、やはり幼児を連れて行くのは避けた方が無難だと思います。
会場に入る前に、中では静かに聞くことをきちんと伝えておくのも大事だと思います。
もしも途中で子供が飽きてしまったりしたら、大人はまだ聞きたいと思っていても、いさぎよく諦めて、今の演奏曲が終わり次第、退場すること。
子供にも「この曲が終わったらもう出るから、 この曲の間だけは静かにしておいて」と説明すれば、むやみに大声を出したりするようなこともありませんでした。
うちの子は、大勢でいろんな楽しい曲を演奏をしてくれるブラスバンドなどでは、楽しそうに、頭でリズムをとったり、手拍子などしながら最後まで楽しんで聞いていました。
ピアノだけでクラシックな曲を演奏するようなものは、割とすぐに飽きてしまって帰りたがりました。
前の方の席に座ると、楽器もよく見えるし、演奏している指使いなども見れるし、子供自身も引き込まれているようでした。
<まとめ>
まだコンサートに連れて行ったことがなかったり、座っていられるか不安なら、 親子コンサートなど子供向けのものが、安心だと思います。
子供が知っている曲を演奏してくれたり、楽しませる工夫もされていると思います。
それに、子供が泣いたりしてもお互い様なので。
やっぱりCDで聴く音楽とは違い、生の楽器からの演奏は、その緊張した空気感も含め「体験する」ものなんだと思います。
子供が小さい内から、こういった音楽体験を沢山させてあげられるといいですよね。
きっとお近くでも、何かあると思うのでアンテナを張って探してみてください。