もうすぐ入園、進級のシーズンですね。
息子は1年前の春に幼稚園に入園しました。
それまでほぼ毎日お母さんと一緒だった息子。
甘えたがりで、いつも外出先でもお母さんにぴったりくっついている子供でした。
入園して初めてお母さんと別々の場所で過ごすことになるので、私自身も少し不安でした。
息子に「幼稚園はこういう場所なんだよ」というのを紹介したくて、何冊かそういう絵本を探しました。
ちょうど一年前の今頃、読んでいた幼稚園に関する絵本で、息子がお気に入りだったもの3つをご紹介します。
「わたしようちえんにいくの」
絵が外国の絵本らしくてとても可愛いです。
「ひとりで靴がはけなかったら、どうしよう」なんていう子供自身の不安が表現されています。
そして、だんだん園で遊ぶのが楽しくなってきて、最後にはとてもいい笑顔を見せてくれます。
子供自身も、主人公の子と自分を重ねて、園で過ごす気持ちが不安から楽しみに変わってきているのかな、と思いました。
文章は下の2冊に比べると短めです。
私自身も、とてもお気に入りでした。
同じ作者で「ビリーはもうすぐ1ねんせい」という絵本もあるようです。
「ようちえんのいちにち」
幼稚園バスに乗って行き、幼稚園で一日を過ごす様子を、時間を追って紹介してくれます。
「ほいくえんのいちにち」「いちねんせいのいちにち」という本もあるようです。
入園、入学にあわせて、そちらもよさそうですね。
文章が多めでしたが、何度も読みたがっていました。
絵本ナビで「ようちえんのいちにち」のためしよみができます
「ことりようちえんのいちねんかん」
「ゆっくとすっく」の絵本シリーズでおなじみの、たかてらかよさんが文章をかかれた絵本です。
絵は、「ゆっくとすっく」の、さこももみさんではありませんが、かわいらしい絵でとても引き込まれていました。
幼稚園での様子が、1年間の行事と共に紹介されています。
入園前の3歳が対象だと考えると、文がすごく長いです。
全部の文章を、端折らずに読むと10分くらいかかってしまいます。
それでも息子はとても気に入っていて、何度も読んで欲しがっていました。
絵本ナビで「ことりようちえんのいちねんかん」のためしよみができます
【まとめ】
「ようちえんに行くんだよ」という話をすると「お母さんもようちえんで一緒に遊んでほしい」といつも言っていた息子。
こういった幼稚園に関する絵本を入園前に読むことで、幼稚園に通い始めるのがだんだん楽しみになってきているようでした。
絵本でこれからの生活を疑似体験できると、実際の場面でもすんなり入っていけるのではないかなと思います。
入園をひかえたお子さんに、お母さんのおひざの上で、絵本での「体験入園」させてあげてくださいね。