「絵本好きの子に育ってほしい」
そう考えている親御さんは多いのではないでしょうか?
私も子どもが生まれる前からそう思っていた一人です。
絵本を好きになって、本をたくさん読むようになってくれると、期待できる効果は以下のようなものです。
- 集中力が高まる
- 語彙力が増える
- 勉強すべての基礎になる
- 想像力も豊かになる
- 気になることがあった時に、その疑問を解決し、見聞を広げていくことができる。
- 思春期になって悩んだ時には、本の中に悩みの解決法を自分で見つけることができるかもしれない。
子供の人生に大きな可能性を広げてくれる読書。
現在、年少の我が子ですか、色々と幼児教育をしてきた中で「成功した!」と思えるものと、「正直あんまりできなかった」ものがあるのですが、「絵本好きの子に育てる」ということに関しては成功したと自信を持っていえます。
私が実践していた、特に効果があった3つの方法をお伝えします。
1:生まれてすぐから絵本の読み聞かせを始める
「絵本の読み聞かせはいつぐらいから始めればいいのでしょうか」
ある絵本の専門家は「6ヶ月を過ぎてから始めなさい。それより早く始めたって意味がないから。」と言っていました。
けれど、わたしが自信を持っているのは、「生後6ヶ月より前に始めても意味は必ずある」ということです。
我が子は生後4ヶ月の時点で明らかに絵本が好きな子になっていました。
わたしは、目が見えているのかも怪しいぐらいの月齢から絵本の読み聞かせをしていました。「妊娠中から読み聞かせをするといい」とも聞いて、少しだけどしていた事もあります。
生まれてすぐの赤ちゃんは、ほとんど寝て過ごしています。
生まれてしばらくすると、生理的な用事がない時に起きている時間も増えてきます。
生理的な理由以外に赤ちゃんが暇でぐずっている時があります。
そういう時に、絵本を広げて読み聞かせをしていました。
すると赤ちゃんがピタッと泣き止んで絵本にじっと見入って、おとなしく満足そうに聞いていました。
泣いている時にあやす行為として、絵本の読み聞かせをしていました。
もしも0歳の赤ちゃんがいる親御さんや今妊娠中の方は、ぜひ生まれてすぐから絵本を読んであげてください。きっと絵本好きな子になりますよ。
2:日課の中に絵本の時間を作る
「もしも時間があったら絵本を読んであげよう」というのでは毎日読み聞かせをするのは難しいと思います。
我が家では「夜寝る前に絵本を読む」と、一日のスケジュールの中に入れていました。
「歯磨きをしてから寝る」というように「絵本を読んでから寝る」という習慣にするのです。
我が子は絵本が大好きなので、歯磨きをイヤイヤする時も「早く歯磨きを終わらせて絵本を読もう。遅くなったら絵本読む時間がなくなっちゃうよ」と言うと、すんなりと歯磨きをさせてくれたりします。
絵本を読んでからすぐに寝るというのは、絵本で広がったイメージを持ったまま眠りにつけるので、いいようです。
最近、絵本が長くなってきたので、読むのも少々大変には、なってきましたが、これから大きくなってもこの日課を続けていきたいと思っています。
この絵本の読み聞かせの時間を楽しめるために、常に図書館などで子供が好きそうな本を探しています。
3:テレビを見せない
我が家は夫婦そろっての方針で、子供にテレビを見せていません。
正直なところ、これが絵本好きな子どもに育った一番大きな理由だと思っています。
テレビというのはかなり刺激の強いエンターテイメントだと思います。
強い刺激に慣れてしまった子供は絵本を刺激の弱いものと、とらえてしまうのかもしれません。我が子はテレビという受動的な強い刺激には慣れていないので、絵本を読むことが一番のエンターテイメントになっているようでした。
絵本の読み聞かせの会があっても、まだ小さいうちは歩き回ったりして絵本を最後まで聞けない子が多いですが、うちの子はいつも最初から最後までじっと座って絵本に見入っていることが多かったです。
読み聞かせをしてくれる先生方も「本当に絵本が好きなんだね。じっと聞いていてくれているね」と言っていました。
もうすでにテレビを見ることが習慣になっている方は、テレビの時間を減らすこと、もしくは極端なことを言っているようですが、テレビを一切見せないというのも選択肢の一つとして考えてみてもいいと思います。
絵本好き、読書好きになって、子ども自身が人生において受けるメリットの事を考えると、十分な価値があると思います。
「家事している間、テレビ以外で子どもはどうやって待ってるの?」
の疑問に関しては、この記事をどうぞ▼
<まとめ>
私が実践してきた、特に効果のあった絵本好きの子どもに育てる3つの方法を紹介しました。
1:生まれてすぐから絵本の読み聞かせを始める
2:日課の中に絵本の時間を作る
3:テレビを見せない
このうち、できそうなもの1つでも取り入れてみてくださいね。