我が家では子供が4歳半から英語での語りかけを始めました。
現在、2ヶ月ほど経過していくつかフレーズを言えるようになってきました。
英語で子育てをされている方の本かブログかに、うちの子が早めに言えるようになったのと同じ言葉を「すぐに言えるようになった」と書かれているものがありました。
子供にとってすぐに言いやすいフレーズがあるみたいです。
最初の頃に言えるようになったフレーズを、我が家での取り入れ方なども一緒に紹介しようと思います。
英語での語りかけ、どのフレーズから始めてみようかなーと探している方の参考になるといいなと思います。
早い段階で子供が言えるようになったフレーズ
No(いや)
日本語でも「いや」を最初に言えるようになる子は多いですね。
英語でも同じで、語りかけを始める前からNoは言えてました。Oh, No!も。
あ、もちろん今はYesも言います。Thank you. / You’re welcome. (ありがとう・どうしたしまして)
何か物などを渡す度にHere you are(どうぞ)とセットで、お互いに言っています。
Here you areは、まだ子供の口からは聞けず。Wash your hands (手を洗おう)
自分の手を洗うときも your handsと言っています。
私が子供に聞こえるようなボリュームで独り言を「I’ll wash my hands」など言っていけば、your と my の使い分けができるようになるのかな…?I’m hungry(お腹空いた)
日本語でもしょっちゅう言っているので、 英語でもお腹をさすりながら言うようになりました。It’s hungry と言い間違えていることがよくあります。
I’m tired(疲れた)も、たまに言います。
日本語でもよく言ってるからかな…。It’s hot / cold (熱い・冷たい)
ご飯を食べている時、 お風呂場にいる時などに使っているとすぐに覚えました。
熱い冷たいという感覚が経験とつながっているので、すぐに覚えられたのかなと思います。It’s sunny.(晴れ)
最初の頃は、朝一番にカーテンを開けながら、天気を聞いていました。
もうジェスチャーを入れなくても「How’s the weather today?(今日の天気は?)」と言葉だけで聞いても、it’s rainy やIt’s cloudyなどと答えられるようになりました。Hold me, mommy. Hold me. (抱っこして)
I’m clean.(きれいになったよ)
これはどちらも「さわこの一日」という英語聞き流し教材で主人公の女の子が使っていたフレーズです。
I’m clean は私は多分一度も子供の語りかけに使ったことはないのですが、状況をみて子供が初めて言った時は、内心「おおー!」と思いました。
(教材のレビュー記事はこちら▶︎「七田式英語教材・さわこの一日を0歳〜4歳に使用した効果」)
「さわこの一日」のCDを聞くのを楽しんではいるけれど、自分で言うことはないなーと思っていたのですが、 こちらが英語で話しかけるようになってから、「さわこの一日」で覚えたフレーズを自分で言うこともちょこちょこ出てきました。
無駄ではなかった!笑
「さわこの一日」のお母さんが言っているフレーズもかなり親の参考になるな、と語りかけを始めてからも改めて思いました。See you later(またね)
家の中でも、トイレに行ったり、先にお風呂を上がったりしてちょっとでも姿が見えなくなる時に、手を振りながら使いました。laterの発音がとてもいい!Finished!(おしまい)
最初からedのついた形で言うようになりました。
「すごい!」と思いましたが、そもそもFinishという原形を知らないからか…。Water, please. (水ちょうだい)
tea, soy milk, orange juiceなどほしいものも。
I want some water.(お茶ちょうだい)などのフレーズも言えるには言えるけど自信なさげで、あまり言いません。
自分では言わないけれど、言われた内容は理解して行動できるというフレーズも結構あります。
- Close the door, please(ドア閉めて)
- Turn on the light(電気つけて)など。
4歳半からスタートという難しさ
4歳半にもなれば日本語の会話の理解はほぼ完成しています。
私が今、日常生活で子供に英語を使っている割合は5%以下だと思います。
つい忘れて一言も英語を話さない日もあります。
幼稚園にも通っているので、 日本語が怪しくなるかもしれないという心配は全くないのは4歳からスタートしたメリットだと思っています。
ですが周りの人の会話が100パーセントわかるという状態が子供にとっての普通なので、 英語で少し長い文章などで話しかけられた時に「何言ってるかわからない」と言ってあからさまに嫌そうなイライラした様子になります。
なので Wash your hands 程度の、状況から何を言っているのか推測できるような短い文章でないとなかなか取り入れられません。
本当は、私からは全部英語とかにしたいくらいですが、子供が嫌がるから無理そうです。
少し長い文章や新しい文章を言う時は、直後に日本語訳をいれています。
本当は日本語訳を入れない方が理想なのかもしれません。
でも、4歳の子供で、しかもお母さんは日本語を分かる人とわかっていて、英語で語りかけるという親主導の状況になった時に、「子供にストレスを与えない」というのが、英語子育てを続けていく上で大事な事だと思います。
もしも0歳とか1歳のようなもっと小さいうちから英語の語りかけを始めていたとすれば、 日本語訳を一切つけないで英語の語りかけをすることは可能だったとは思います。
でもそれで、ほぼワンオペ育児だと子供の日本語能力が怪しくなって思考力自体が危いことにもなりそうですし…。
ということで、4歳半スタートも悪くはないけど、それなりの難しさがあるなーと今思っています。
でも日本語訳については、そんなにマイナスに気にしなくてもいいのかなぁ。
ネイティブの子と同じ過程ではないけれど、少し英語を話せるようにはなってきているので…。
英語での語りかけフレーズおすすめ本:「井原さんちの英語で子育て」
英語で語りかけるのを始めようと思い、最近、「井原さんちの英語で子育て」という有名な本を購入しました。
「これ英語でなんて言うんだろう」という子育て中の親子が日常生活で使うフレーズがたくさん載っていて、そして全体的にポジティブな優しい感じがして、とても気に入っています。
CDは練習ができるようにポーズの入ったバージョンや、暗記用に英語のフレーズのみのバージョンなどもあり、親用にかなり使いやすいです。
「お母さんは元々英語での言い方を知っていたんだ」ときっと子供は思ってると思いますが、カンペがわりにこの本に載っているフレーズをそのまま言ってるだけですよー。