うちの子、天才かもしれん。

幼児教育・2026年中学受験(受検)・育児日記のブログ。小4と3歳の男の子2人の子育てにまつわることを書いてます。

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石井桃子さんの絵本おすすめ3選と伝記

「ちいさなうさこちゃん」「くまのプーさん」「ピーターラビット」シリーズなどの翻訳を手がけた石井桃子(いしいももこ)さん

子供に絵本の読み聞かせをしていて、私自身が好きだと思った絵本が石井桃子さんの文章であったことが何度もありました。

上にあげた3つほど有名ではないけれど、おすすめの本を3つ紹介します。

石井桃子さんのおすすめ絵本

ゆかいなかえる

石井桃子さんの翻訳本。
4匹のカエルが楽しそうに生活している様子が描かれています。

すごくリズムが良くて読んでいて楽しい本です。

リズムが良い本と言うと、五七五などのリズムを思い浮かべがちですが、そういう単純なものとはまた違う独特の日本語の綺麗なリズムがあります。

息子が3才の頃に5日ほど、「ゆかいなかえる」の読み聞かせをしたら、急に暗唱読み(文字は読めないけど音読)していたこともある思い出の本。
リズムが良くて耳に残りやすいのかも。

敵のサギ(鳥)や亀などを、からかいながら4匹で楽しそうに暮らしています。

遊んだり歌ったり、土の中で眠ったり。
とっても気ままで自由で楽しそうなんです。

原作のジュリエット・キープスさんのカエルの絵は、あんまりデフォルメされてなくてリアルなんですが、それでも私には可愛く思えます。

「ふたりはともだち」のがまくんとかえるくんの、あの雰囲気が好きな人は好きかもしれません。

ちいさなねこ

横内襄さんの迫力ある絵と、石井桃子さんの小さな子にもわかりやすくて臨場感のある文章、両方が素晴らしい一冊です。

子猫がお母さんの元を離れて一人冒険に出て(と言っても実際は近所をうろうろするだけですが)危険な目にも合うけれど、最後にはお母さんのところに戻って来られる、という内容になっています。

お母さんと一緒にいたいけれど、周りのものにも興味があって冒険もしたい年頃の2〜3歳の子にはちょうどいい内容になっていると思います。

私の子供もこの絵本が大好きです。

おはなしのろうそく1
「おいしいおかゆ」


おはなしのろうそく〈1〉

「おはなしのろうそく」は絵本ではなくて、言葉だけの「語りきかせ」のお話がいくつか入った薄い小さな本です。

シリーズの1番目の本で「おいしいおかゆ」(グリム昔話)を石井桃子他再話のものが収録されています。
(いい語りだなぁ、と思って巻末を見たら、やはり石井桃子さんの名前が。)

語りのみの、ストーリーテリングのお話だけあって、とてもいい文章です。

語りきかせで5分程度のお話ですが、これを覚えて、本なしで素話できるようになりたいなぁと思っていました。
絵がなくても3才の時の子供も、語りきかせを楽しんでいました。

石井桃子: 子どもたちに本を読む喜びを

これは子供に読み聞かせをする絵本ではなくて児童向けの伝記です。

たまたま図書館で置いてあるのを見つけて読んだ、2018年に発行されたばかりの本です。

児童向けの本なのでとても分かりやすい言葉で、石井桃子さんがどのような熱意や姿勢を持って翻訳や絵本づくりに取り組んでいたのかが分かる内容になっています。

この伝記を読んで、より一層、石井桃子さんのことが好きになりました。

石井桃子さんは絵本だけでなく、児童書の翻訳もたくさんされているので、子供はこれからもまだまだ石井桃子さんの作品のお世話になりそうです。

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