生後1ヶ月の赤ちゃんが同じ方向ばかり向く…
向き癖を直すための「向き癖防止クッション」の使い方を工夫しています。
いきさつ
我が家の第二子が一か月検診に行った時のこと。
同じ日に検診する方全体へ向けて助産師さんから、こんなお話がありました。
赤ちゃんの向き癖を放っておくと、頭の形がいびつになるだけでなく体の骨格が歪むことによって大きくなってからも肩こりや腰痛などに悩まされる可能性もある
えー?頭の形だけの話じゃなかったんだ。
そういえばあまり気にしていなかったけれど我が子はいつも顔を左に向けています。
赤ちゃんの頭の形を確認したところ
左の後頭部(下あたり)が平らに凹んでいます。
明らかに左右の頭の形が違う!
このままではまずい。どうにかせねば!
となったわけです。
向き癖、一人目の時は?
今5歳になっている長男が赤ちゃんの時も、1ヶ月未満の時、同じ方向ばかり向いて寝ているなと気づきました。
その時は添い寝をしていたのですが、その向いている方向がお母さんの方向だったんです。
なので試しに寝る位置を左右入れ替えてみたところ、すんなりと反対の方向を向いて寝てくれました。
なのでそれからは、(フェイスタオルを折って枕代わりに使っていたぐらいだったので)特に向き癖を治すためのグッズなどを使うこともなく、たまに寝る位置を左右入れ替える心がけ程度でした。
それで、長男は「頭の形がいいね」としょっちゅう褒められるようになりました。
大した苦労なしに。
だから、生まれつきの頭の形がよかったんだなって思っていました。
向き癖防止クッション以外の工夫
今は赤ちゃんと添い寝をしていないので寝る位置を左右入れ替えるというのはあまり使えませんでした。
「窓の光のほうを見ているのかな?」
「人がいる方を向いているのかな?」
などと思って昼間の寝かせる位置を入れ替えたりしたんですが、やっぱり同じ方向ばかり見ます。
長男は、新生児の頃から白黒の絵を見せたらガン見していたので、次男にもそれを見せて興味をひこうと思うのですが、 ちょっと見ただけでまた反対の方向を向いてしまいます。
<向き癖防止クッションを買う前に試せること>
・添い寝の位置を入れ替え
・光の方向を向いていたら場所入れ替え
・人がいる方向に向いていたら場所入れ替え
・白黒の絵などを置いて視線の興味を引く
関連記事▶︎「赤ちゃんに白黒絵本。 0か月の新生児が喜んだオススメの絵本」
私はこれらを試してもほとんど意味がなかったので、向き癖防止クッションを使うことにしました。
向き癖防止クッションを手作りする
1ヶ月検診の時に助産師さんに紹介してもらった「向き癖防止クッション」は有限会社 青葉のもの。
青葉は妊娠中や産後に使う骨盤ベルトで有名な「トコちゃんベルト」を作っている会社です。
そこで売られている向き癖防止クッション。
S、M、Lのサイズがありますが約3000円から4000円の値段がついています。
しかもSサイズは2ヶ月ぐらいまで、Mサイズは5ヶ月くらいまで、と赤ちゃんの体の大きさに合わせて買い換えないといけないようです。
う〜ん、高いです。
いや、これのおかげで向き癖が治って、頭の形も良くなる上に肩こり腰痛からも解放されるのなら高くない、安い。
…でも高い。
病院で検診の時に配っていたプリントに、向き癖防止クッションの作り方も紹介されていました。
インターネットでも
「向き癖防止クッション 作り方」
などで検索すると、とても分かりやすく解説してくれているサイトがいくつか出てきましたので、ここでは作り方の紹介は割愛します。
・30cm 四方ぐらいのハギレ
・手芸用の綿
の2つの材料で材料費200円ぐらいでできます。
両方、100均で売っているものでもいいと思います。
綿はできるだけぎゅうぎゅうに詰めておくといいみたい。
ちなみに私は27cm四方の布を用意し、縫い代1センチで縫いました。
それで、出来上がりサイズ 長さ(縫い目)約24cm 横15cm 高さ11cm になりました。
売っているサイズと比較すると、Sサイズ相当(2ヶ月くらいまで)だと思います。
ミシンを使って作れば、30分ほどで完成です。
早速使ってみたところ…
ずれる!
赤ちゃんが起きている時に使うとほんの3分以内には、ずれてる!
赤ちゃんが手足バタバタしているうちにポーンとクッションがかなり遠くまで飛ばされています。
販売されている3000円のものと手作りの材料費200円のもの、ほとんど同じなんですが違うことがあってそれは、滑り止めが付いていないこと。
滑り止めはやはり大事なのかも。
私はしていないのですが、手芸用品の滑り止めを付けてもいいかもしれません。
アイロン接着タイプなど色々あるみたいです。
でも、ここまでするとちょっとは大変かな…。
産後はあまり裁縫など目を駆使するような作業はしない方がいいという説もあるので、素直に青葉のものを購入してもいいのかも。
手作り向き癖防止クッションの工夫
「すぐずれる」という最大の欠点を持った手作りの向き癖防止クッション。
これを使いながら向き癖を治していくため、使い方を工夫しています。
まず、紹介されていた一番普通のの使い方は…
三角の高さのある方を肩に当てて細くとがっている方をお尻の方にして、背中に当てるようにして使います。
私の当て方が下手なだけかもしれませんが、起きている時に手作りの物で、この使い方をするとまず、ずれます 笑
10秒後には、こうです。
うーん、ほとんど意味ないですね。
授乳クッションと組み合わせ
授乳クッションを枕のようにして内側に向き癖防止クッションをセットしておいたらズレませんでした。
(水色のが授乳クッションです)
でも赤ちゃんの周りがクッションだらけで窒息とかも怖いので、私と赤ちゃんが起きている時だけこの使い方で使うようにしています。
ただ、元気に起きている時にこのポジションにすると、数分でぐずり出すことも、まぁまぁあります。
慣れない向きだから居心地が悪いのかな?
でも向き癖防止クッション単体で使う時よりは、明らかに時間が稼げます。
授乳クッションは、授乳時に使うと腕とか姿勢がすごく楽になるので、まだ使ってない方にはオススメです。
肩に差し込む
先の細くなっている方を斜めに肩から首に差し込む方法です。
ゆりかごでお昼寝している時の写真です。
うとうとしている時や、寝始めた時にクッションを添えると成功!
数時間この頭の向きで寝ています。
元気に起きている時にこの使い方を押したら、 手足をバタバタして、いつもの方向(クッションの方向)を向いてクッションの先の方を舐めていました。笑
やっぱり洗濯できる素材で作っておく方がいいですね。
クッションを添えるとか置くというよりも、ちょっと肩を浮かせて差し込む感じにすると、ほとんどズレませんでした。
こうやって細い方を使うのなら、多少体が大きくなっても同じものでも大丈夫そう。
ということで、この使い方だと手作りの向きぐせ防止クッションでも十分使えます!
向き癖を直すのは早ければ早い方がいいみたいです。
我が子の向き癖と頭の形、治るといいな。