夏休み前、小2の息子の個人懇談に行った際に 「NRTテスト」の成績表を返してもらいました。
NRTテストとは?
私は 「NRTテスト」の名前を初めて知りましたし、子供がテストを受けていたこともこの時知りました。
「教研式NRT」とテスト結果の紙には書かれていましたが、
NRT(Norm Referenced Test)
標準学力検査NRT/集団基準準拠検査
と公式ページにありました。
公式ページ
http://www.toshobunka.co.jp/examination/nrt.php
NRTテストは、全国の学力水準と比較して相対的に学力を把握するためのもののようです。
我が国で最も多く実施されている標準学力検査(標準化された学力検査)です。
とのことで、全国平均から見た自分の成績がどのあたりなのかということもわかります。
文部科学省が行うよく言われる「全国学力テスト」とは別物です。
ちなみに、学期末に個人教材費として、NRTテスト代金国語・算数それぞれ360円、合計720円引き落とされました。
NRTテストは小学生向けだけでなく中学生向けのものも用意されているようで、テスト教科数や成績表の出し方にも差があるとは思います。
今回紹介させてもらうのは2021年の4月に実施された小学2年生のものです。
テストの出題範囲は前学年一年間の学習内容です。
例えば、うちの子は小学2年生の4月にテストを受けましたが、小学1年生の1年間で学習した内容がテスト範囲になっていました。
NRTテストの偏差値や順位、全国平均など
国語と算数それぞれ100点満点。
今回の全国平均は国語・算数ともに68点程度のようです。
(数値で表されているわけではないですが棒グラフの星印のところが平均点なので68点程度だと予想されます。)
小学2年生のテストでは全受験者の中の順位や偏差値といったものは書かれていませんでした。
担任の先生いわく、全国平均にかかわらず8割(80点)程度は点数をを取ってほしい内容だそうです。
うちの子は9割以上取れていたので、「よくできています」とのことでした。
「特に国語は他の教科学習の基礎にもなるから、それができているのが良い」との話でした。
平均点68点と言うと結構難しめの内容の気がします。
子供にNRTテストがどうだったのか聞いたところ、
「難しくはなかったし、時間もすごく余った。」
とのことですが、4月に受けたテストのことを夏休みに聞いているのでこの意見は参考程度に…。
学習指導要領に準拠し、各教科の「内容」に合わせた領域で構成されている。
と公式ページに書かれているので、公立小学校で習う範囲の内容になっていると思います。
うちの子は、今回のNRTテストは国語・算数ともに90点以上でした。
過去数回、塾で無料で受けたテストでは、総合で上位10%以内に入っていることがほとんどですので、NRTテストは偏差値などは出ませんが、90点以上取れている子はそれに近いのではないかと想像できます。
(偏差値など気になる方の参考程度にはなるかと思い書きました。)
普段のテストよりも点数が悪くても、平均点が低いので(苦手分野の復習などは必要かとは思いますが)ショックを受ける必要はないと思います。
▼塾の無料テストの結果
www.tensai-banzai.com
テスト問題の返却はなし
ちなみに、テスト問題の返却はありませんでしたので、どういった内容の問題が出ていたのかはわかりません。
もちろん解答や解説もありませんので、どの問題を間違えたのかを特定してその分野の復習につなげるといった使い方にはあまり適してないように思います。
NRTテストの内容・特色として
領域をさらに細分化して、教科書の単元のまとまりや内容のまとまりでの集計結果や、一問ごとの回答を分析することで、具体的な指導対策に活用できる。
教研式知能検査・認知能力検査との相関利用によって、アンダーアチーバーやオーバーアチーバーを確認でき、個々に対応する個人内評価としても活用できる。
と公式ページにも書かれており、どちらかというと生徒個人のためのテストというより、学校の先生の指導確認のためのテストという意味合いが強そうです。
返却された成績表には国語・算数それぞれの学習内容を3分野に分けてそれぞれの到達度をレーダーチャートと星印で表しています。
「がんばってほしいところ」として(おそらく間違えた問題の)アドバイスが載っています。
(ですが、問題と解答を受け取っていないので、どう間違えたのかよくわからず、活用はしにくく感じました。)
NRTテストで9割以上とった我が家の勉強法
9割以上の点数がとれて「たいへんよくできましたね」評定だったうちの小2の息子。
くもんや塾などには通わず、基本的に家庭学習をしています。
ちょうど今回のテスト範囲だった小学1年生の内容のドリルはこちらにまとめてあります。
▼小学2年生のドリルのおすすめはこちら
▼小学3年生のドリルのおすすめはこちら
現時点での息子をみていると、家庭学習習慣をつけて、毎日少しずつでも続けていれば、ある程度の成績をとることは可能なようです。
今回わかった苦手分野があれば、今のうちに特化したドリルなどで復習できるようにしてあげると良いと思います。