息子は約半年前、3歳半くらいからピアノを習い始めています。
1日5分でも10分でもいいから、ピアノの練習をした方がいいと思っているのですが、子供が嫌がって練習できないことが多くて困っていました。
嫌がっていることを無理やりさせることはできないので、仕方がないなという感じで、練習も特にせずに次回のレッスン日になったりしていました。
習い始めた頃はリトミックの要素が多くて、そんなに鍵盤を触ることは多くなかったのですが、最近は楽譜を見ながら鍵盤をさわるような場面が増えてきました。
練習をせずに次のレッスンを受けても、もちろん曲は弾けないままなので、また同じ曲を練習することになり、これではちょっとまずいなぁと思ってきました。
ピアノの先生に相談したところ、すごくいい方法を教えてもらえて、最近続けて練習ができるようになってきました。
我が家で成功した「ピアノの練習を嫌がる子供をその気にさせて、気分よく練習をしてもらう方法」をお教えします。
1. ピアノの練習をしようと言わない
「練習しよう」と言うと「イヤ」と言われます。
なので練習をしようとは言わずに、お母さんが自分でピアノを弾き始めます。
あくまでも、お母さん自身が弾きたいから、という感じで。
2. お母さんがわざと間違える、わからないふりをする
わざと「ここ、どうするんだったっけ。難しいなあ。分からないなぁ。」 と独り言のように言いながら、わざと間違えて弾いたりします。
3. 子供が得意顔になって教えてくれる
頼んでなくても子どもが横から出てきて、先生みたいに教えてくれて、弾き始めてくれます。
もしくは先生になりきって、「こうやって弾くんやで。わかる?ちょっと弾いてみて」などと言ってくるので、わざと難しそうにしながら弾いてみたりします。
「どうやって弾くのかわからないから、お手本見せてくれる?」とか「教えてもらえたから、弾けるようになったわー。ありがとう」なんて言ったりして。
あくまでも、お母さんがうまく弾けないから、子どもに教えてもらう、というようなスタンスで。
こんな感じで、いつの間にか練習になっています。
私は「こんなにうまくいくなんて!」と内心ニヤニヤしながら、小芝居しています。
分かってる風に得意顔で「ここ(1小節目)とここ(3小節目)は一緒なんですよ。」なんて大人の先生みたいに言っている姿がとても可愛いです。
きっと、ピアノ以外にも色々使える方法だと思います。
子供が先生になってお母さんに教えられる!って子供にとってうれしい機会なんでしょうね。
この方法で調子が出て弾く楽しさに目覚めたのか、最近が自ら喜んで弾くようになりました。
もし、子どもがピアノの練習を嫌がって、どうしようか?と思っている方がいたら、ぜひこの方法、試してみてくださいね。
子どもの得意顔、かわいいですよ!笑