我が家では2歳4ヶ月から「七田式プリントA」をスタートし、引き続き「七田式プリントB」に取り組んでいました。
七田式プリントについて詳しくは、以前の記事で紹介しています。
関連記事:「七田式プリントを実際に2年使った口コミ」
途中でプリントの内容が難しくなり、子供があまりやりたがらなくなったので、しばらくお休みをして通信教育(ポピー)など他のプリント学習をメインに取り組んでいました。
月齢(理解度)とやる気がプリントに追いつくのを待って、数ヶ月前に再開。
先日やっと5才4ヶ月で、七田式プリントB が一応、終了しました。
「もじ」あきらめました。
「一応」と書いてあるのは「もじ」のプリントをするのを、あきらめたからです。
七田式プリントは、A=年少さん、B =年中さん、 C=年長さんくらいが目安になっています。
(七田式だからか、一般の年齢目安よりかはプリントの内容は難しいです)
七田式プリントBの4冊目位からガンガンひらがなを書かせる内容が出てきます。
(なぞり書きは少しで、ほとんど白いハコに自力で書く)
幼児向けの教材としては珍しい方だと思います。
通信教育のポピーでは年中から文字を書く練習が出てくるのですが、なぞり書き中心で量も1ページあたりほんの少し。他の通信教育でも似た進度だと思います。
うちの子は「うんこひらがなドリル」は面白かったみたいで最後までやり遂げることができましたが、文字を淡々と繰り返し書く、書き取り問題が好きじゃないのは相変わらずです。
関連記事: 「幼児向け「うんこひらがなドリル」に4歳男の子大ウケ!」
今、年長さんですが、最近は児童書も自力で読んでいるし、国語が苦手というわけではなくて、文字の書き取り練習に気が進まないようです。
七田式プリントの理想的な取り組み方は、「もじ」「かず」「ちえ」の3分野全てを1日1枚ずつ。
でも本人がやりたがっていないものをやらせようとするのって親も大変だし、文字を書く練習に関してはもう小学生になってからでもいいか〜と諦めモードです。
たまに「文字やる?」と聞いて、本人が「やる」と言ったらするくらい。
うちは、七田式プリントに関しては「かず」と「ちえ」だけをやればいいということにしました。
またいつか本人のやる気ブームがくるかもしれなし、あきらめも大事ってことで。
「かず」計算式も出てきて算数っぽく
「かず」も幼児向けのプリントとしてはめずらしく数式がガンガン出てきます。
2+3=5といったような問題です。
数式が出てきてからも、数字の計算式だけではなく、実際の数と結びつけるような、ものの数を数えさせるようなワークも並行して出てきます。
図形や時計の問題もよく出てきます。
七田式プリントは400%学習といって、同じタイプの問題が4回続けて出てきます。
ですので1回目の時にパッと理解していないようだった問題も、4日目にはパッとできるようになってきます。
公文などに通っている子に比べれば1日にこなす計算式の量は多くはないとは思います。
ですが、1日数問ながら毎日続けることで計算のスピードも上がってきたように思います。
「ちえ」季節や自然
「ちえ」のプリントには、季節や自然、生活に関するものやクイズのようなものも出てきます。
息子は「ちえ」のプリントが好きなようです。
有名な昔話やおとぎ話のストーリーの最初と最後を見つけて線で結ぶものなど、普段から絵本の読み聞かせなどをしていないとわからないような問題も出てきます。
逆に問題で出てくると、こういう本も読んであげないとな、と気付きます。
七田式プリントBを終えた感想
以前に書いた七田式プリントの口コミ記事とも少しかぶりますが、七田式プリントBを終了した現時点での感想を書きます。
難易度は高めです
平仮名の書き取り練習、計算式を使った計算が出てくるなど、他の幼児向け、年中さん向けの通信教育の内容に比べると難易度は高めだと思います。
(年長さんが七田式プリント「B」に取り組むくらいで丁度いいかもしれません。)
そのぶんステップアップして、力が付いてきているのがよくわかります。
幼児向けのプリントは割と遊びの様子が要素が多めのものが多いですが、七田式プリントはお勉強の要素が多いと感じます。(もちろん、遊びの要素もあります)
入学前にお勉強させておきたい家庭にはちょうどいいと思います。
10ヶ月に渡った継続したカリキュラム
七田式プリントは1セット30冊(10ヵ月分)なので購入に躊躇する方もいるとは思いますが、10ヶ月に渡った継続したカリキュラム」(A,B,C合わせて3年弱)が組まれているというのはメリットでもあります。
書店などに売っている市販のドリルは「3さいのかず」などとして1ヶ月程度で終わる一冊のドリルになっていて、次はもう「4さいのかず」しか用意されていなかったりしますよね。
一冊のドリルの最初と最後で難易度がかなり違ったりすることも。
七田式プリントは、1日1枚少しずつ続けて力を積み重ねていき、段々と難しいことができるようになります。
七田式プリントBの修了認定テストの内容です。
「かず」は数式や時計(正時)の読みなどが出ています。
「ちえ」には長文読解、図形などが出ています。
(幼児向けのプリントでこれだけの長さの読解問題って中々ないと思います。自力で読んで答えていました。)
「七田式プリントB」を始めた頃には「え?最後には、こんな難しい問題するの?」って感じだったんですが、ちゃんとできるようになりました。
通信教育だと、その月から開始するお子さんにも難しすぎないように学年ごとに内容が合わせてあると思います。
七田式プリントだと、サンプルなどで内容を確かめて、お子さん本人のできるところからスタートして、どんどん進んで行けるのがいいですね。
コスパがいい
フルカラーのプリント、1日3枚(3教科)10ヶ月分で¥14,300 (税込)
(※後日修正 2021年8月現在)
1ヶ月あたり1,430円。
1枚のプリントの中に2枚分の内容が横に並べてある構成のものがほとんどですので、内容も濃いですし、コスパはかなりいいと思います。
一般的な幼児向けの通信教育では1日1〜2ページくらいの量が多いと思いますが、七田式プリントでは1日6枚分くらいの内容に取り組むようになっています。
入学に向けて今後の予定
息子は春に年長さんになりました。入学まであと1年弱。
もう新学期がスタートしたのに、まだこの1年の家庭での学習の教材がはっきり決まっていません。
このまま、「もじ」をあきらめた状態で「七田式プリントC」に進もうかどうしようか…。
「もじ」は手をつけなくても、残りの2教科のためだけでも七田式プリントを続ける価値はあるとは思います。
(3教科のうち、要るものだけ選べたら一番いいんですが)
いくつか通信教育のお試し教材を取り寄せたりしたのですが、今の息子にとって難易度の丁度いいところが、見つからず…。
【ポピー】
幼児コースなら月980〜1100円と続けやすい価格で、子供が楽しんで取り組める。
実際に2年間受講し、子供もとても気に入っていましたが、もう我が家は年中の時に年長コースを終えてしまったので。
もし、お友達に「どの通信教育がいい?」って聞かれたらポピーを一番におすすめします。
関連記事:▶︎「幼児ポピー「ポピっこ」年中あかどりを1年使った効果」
【Z会】
実体験を大事にする通信教育。
もうすぐ赤ちゃんが生まれる我が家では実験など付き合ってあげられるか自信がなく、断念。
関連記事:▶︎「Z会幼児コース(年中・年長)お試し教材の口コミ」
【スマイルゼミ】
タブレット学習をゲーム感覚で子供は楽しんで体験していました。
まだうちの子は年長だけどタブレットデビューさせようか悩み中…。
関連記事:▶︎「【スマイルゼミ】新小学1年生が小学生コースを4ヶ月使った口コミ」
家にたまっている市販のドリル類にも取り組みつつ、試行錯誤して行きます。