今回は小学2年生におすすめのドリルを紹介します。
中学受験も視野に入れている家庭におすすめの、少しハイレベルな内容になっています。
これらがうちの子が小学2年生の時に1年間かけて使ったドリルのほぼ全てです。
思考力・算数・国語の3つのジャンルに分けて20冊ほど一気に紹介します。
ちなみにうちの子は公文や塾などには通っておらず、小2では通信教育も受講しておらず、今回紹介するドリルを使用した家庭学習をしています。
塾で受けられる無料のテストでは、大体上位10%以内のことが多く、算数・国語ともに上位1%に入ったこともあるなど、家庭学習のみでも十分な学力がついているようです。
ぜひ、参考にしてみてください。
小2のおすすめ思考力ドリル
算数ラボ9級・8級
「算数ラボ」はどなたにも一番におすすめしたい思考力系ドリル。
問題数豊富、紙面ゆったりで取り組みやすい、良問揃い。コスパも最高。
▼詳しくは10級の時に詳しくレビューしています。
9級は一応小学3年生向けということになっています。
小2春に取り組み、ちょうどよかったです。
8級は、一応小学4年程度ということにはなっているのですが、 Amazonのレビューを見ると「小4の子には簡単すぎた」という意見が多く見られたので、 小2の終わり〜小3くらいに取り組むのが良さそうです。
級だけでなく、一冊の中で正答率によって、ステージわけもされているので、難易度調整がしやすいです。
賢くなるたんていパズル ふつう
有名な宮本算数教室の教材で、学研から出ているドリル。
文章題での条件を図にして整理し、推理していきます。
例えば、4人の子供の年齢と、かっているペットを当てるなどの問題です。
アマゾンページでサンプルを見られます。
両面印刷ですが、裏面は同じ問題が再度載っています。
一冊ずっとこういう形式の問題が続き、頭だけで解こうとしても解けないので、きちんと図に整理して答えを導き出す、とてもいい練習になりました。
難易度は、やさしい、ふつう、むずかしいの3冊があります。
「ふつう」で小2スタートにちょうどよく、途中で難しくなって休みをはさみ、年度末に再度やらせてみたらできるようになっていました。
答えは載っていますが、導き方の解説はなく、あんまり賢くない親の私も「なぜ?」となったこともありました。
正直、解説は欲しいところですが、これが「絶対に教えないでください」の宮本算数教室
ポリシーなのかもしれません。
天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 【小学校全学年用 算数】
Amazonで300件以上のレビューがついている、図形に強い子に育てたいなら必須のドリルだと思います。
点(・)のついている紙に、お手本を見ながら定規を使わずにフリーハンドで図形を書き写します。
だんだん図形が複雑になってくるのですが、スモールステップで進んでいくので、コツをつかんだのか、途中からはスイスイ出来るようになりました。
このドリルではないですが、算数に特化した塾エルカミノの先生の本でも、こういった点描写のドリルがおすすめされていました。
天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 【神童レベル】
「天才ドリル 立体図形が得意になる点描写」の続編にあたる「神童レベル」にも前半の半分くらい取り組みました。
おりがみで学ぶ図形パズル
Kindleアンリミテッドで無料の対象になっていたので、上の天才ドリルの流れで使いました。
実際に折り紙を折って手を動かしながら作業するのでとても良かったです。
▼詳しくはこちらで紹介しています。
算数オリンピックキッズBEE 過去問題集
番外編として、一応紹介。
算数オリンピック・キッズBEEに参加しようかと思い、「算数オリンピックキッズBEE 過去問題集」をネット購入しました。
算数好きの子が「面白い」と思う問題なのか、うまくハマると子供も楽しんで解いていました。
しかし、トライアル(予選)の問題でもかなり難しいです。
参加しようと思っている方には必要な問題集だとは思いますが、一般的な小2の子に、この難しさは必要ないと思います。
広く多くの人にオススメできる思考力系のドリルは一番最初に紹介した「算数ラボ」です。
小2のおすすめ算数ドリル
ハイレベ100小学2年算数
中学受験を見据えた算数ドリルとして一番おすすめなのがハイレベ100です。
「最レベ」の問題も入っていますが、それらはかなり難しいです。
塾で受けるテストの対策になっていると感じます。
マスター1095題 1行計算問題集 (日能研ブックス)
計算用として一番おすすめしたい問題集。
いろんなジャンルごちゃ混ぜの3題が1日分として出てきます。
自然と復習になっていて1冊終わる頃にはその学年の計算問題はきちんと習得できるようになっています。
▼詳しくはこちらでレビューしています。
ここから先は、算数先取り用のドリルです。
実学年相当をじっくり定着させていきたい方は飛ばしてください。
家庭学習で、実学年より先を進めていきたい人や、「そろばんで上の学年の計算力はついているけど、単位、図形、小数、分数とか他の算数ジャンルはどう進めよう?」って方には参考になるかと思います。
毎日のドリル(学研)
図形・数・たんい 小学2年
図形・数・たんい 小学3年
小数・分数 小学4年
小学校で習う範囲のやさしい解説もついているドリル。
計算問題以外だけなど特定範囲のドリルが欲しかったので、うちでの用途にぴったりでした。
算数基礎マスター 分数の計算
算数基礎マスター 小数の計算
解説もついている、やさしい問題集。
初めて自分で進めていくのにもぴったりでした。
小2のおすすめ国語ドリル
ハイレベ100小学2年国語
仮名遣いや、こそあど言葉、接続詞など、小2で覚えておきたいものがちょっとハイレベルなものまで入っています。
ハイレベ100小学2年かん字
今年の家での漢字ドリルはこれ一冊。
読み方など少し難しいものも入っていて、いいです。
私イチオシのハイレベ100シリーズ。
国語・かん字・読解力の3冊が国語のシリーズとして出ています。
それぞれの違いなどはこちらでレビューしています。▼
「国語」ドリルの中にも読解問題が入っているのと、時間が足りなかったので今年は、「読解力」はしませんでした。
ことばプリント 小学3・4年生
「ことばプリント」は語彙力特化のドリル。
選択肢を選ぶ、線でつなぐだけの問題が多く、(特にうちの子は字を書くが好きではないので)子供の学習への負担は少なく、でも子供の知識の抜けを発見できるいいドリルです。
▼詳しいレビューはは去年書いた小学1・2年生向けをどうぞ
小学6年生までに必要な作文力が一冊でしっかり身につく本
うちは公立中高一貫校を第一志望としているため作文を意識しています。
小学校全学年用と思わせるタイトルのドリルですが、中を見ると文字も大きく小学校低学年くらいをターゲットにしていそうです。
学校では急に「作文を書きましょう」と丸投げされるような指導だったように記憶していますが「最初にどういうことを作文に書くかメモしてから始めましょう」という書き方の解説もあり、今後も作文を書くときに参考にできそうです。
ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集 小学生版ベーシック
ふくしま式、いくつか問題集が出ていますかこの「小学生版ベーシック」は小学1〜3年生向けに作られており、ちょうどいい難易度になっていました。
具体と抽象の言い換え、違いを考える、だから・なぜならの形など。
論理的にわかりやすく説明されています。
本質的な国語力という意味で、後に紹介する「出口式」と似ている部分もあります。
ワンポイントアドバイスのところは大人が読んでも「なるほど」と思うことも書かれていて私もためになりました。
出口式 はじめての論理国語 小3レベル
1年生の時に小1レベルと小2レベルを終わらせていたので、 小3レベルに取り組みました。
本質的な国語力の部分なので、学年はそこまで気にしなくてよさそうです。
公立中高校一貫校の入試問題にも似ている、図表を読み取って、理由を文章にして書く問題が子供は、面白かったようです。
良い内容の問題でした。
有名なハイレベルな問題集
今年も我が家では使わなかった中学受験向けのハイレベルな問題集。
有名な3種類を紹介しておきます。
最難関を目指すなど、よりハイレベルな学習を求める家庭で取り組まれることが多いようです。
・最レベ問題集
・トップクラス問題集
・スーパーエリート問題集
先取りができる通信教育など
新小3向けにはなりますが、中学受験を考えているご家庭に良さそうな通信教育などをまとめています。
すららは無学年制で教科ごとに戻ったり先取りしたりと進度が自由。
一気に小学校で習う範囲を入塾までに終わらせておくにはちょうど良さそうです。
塾でのテスト
家庭学習だけだと自分の子がどれぐらいできているのか、学年の中での立ち位置はどれくらいなのかということがわかりづらいものです。
塾でのテストは無料で受けられるものが多いのでいくつか受けて、弱点を見つけ出して補強していくのに参考にさせてもらいました。
▼小2で受けたテスト
【四谷大塚・全国統一小学生テスト】
【日能研】
【能開センター(ワオ)】
【希学園】(2月に新小3になるまでの小2の間は無料で受けられるようです。)
【関連記事】
▼小1向けのおすすめドリルはこちら
▼小3向けのおすすめドリルはこちら