今回は中学受験を予定している小学3年生の家庭学習(ドリルや通信教育など)の選択肢をまとめます。
我が家で検討している内容のものを中心にいくつか紹介しますので、特に
「小3の間はまだ通塾は開始しないけど、家庭学習でできる範囲のことはしておきたい」
というような方に参考にしてもらえたらな、と思います。
一般的な新小4(小3の2月)から塾通いを始める場合、家庭学習で中学受験向けの学習を進め、入塾テストなどでいい点数を取ると塾の上位クラスでスタートできるようですので、それくらいのレベルを目標としています。
(うちは先日受けた日能研のテストで、上位選抜クラスである灘特進Jr. の受講資格を頂けています。)
ちなみに我が家では私立中学受験も視野に入れながら、公立中高一貫校を受検を目標とし、 できるだけ塾なしの家庭学習を中心に受験勉強を進める予定でいます。
現在小学2年生の息子は、塾で行われるテストで上位10%以内のことが多いです。
我が家のスタイルの家庭学習で、今のところ引けをとらず学習を進められているようです。
親の私は、家庭学習教材を比較検討したりするのが好きなので、色々と情報収集したことをここにまとめます。
中学受験向けの小3ドリル・問題集
我が家の家庭学習の一番メインになっているのは市販のドリルを活用した学習です。
小学1年生の時に1年間で利用していたドリルのほぼ全てをここのページにまとめてあります。▼
小学2年生の時のドリル▼
小学3年生の時のドリル▼
一番おすすめは「ハイレベ100」のシリーズです。
解説は少ないですが、良問揃いで、1冊の問題数も多く、中学受験を意識した内容になっています。
我が家では例えば国語1、算数1、思考力系1の合計3ページを1日分として、毎日続けるスタイルです。
どのドリルを使用するかも大事ですが、それ以上に大事なのは毎日続けることです。
1日に20分程度ですが、平日も土日も基本的に毎日取り組んでいます。
Z会の中学受験コース(通信教育)
少しハイレベルな通信教育として有名なZ会。
Z会の中学受験コースは小学3年生から始まります。
一般的な中学受験向けの塾のカリキュラムは新小4(小3の2月)から始まるのに対し、Z会のカリキュラムは約1年早く始まっています。
3年間にわたる中学受験勉強を約4年間にすることで、一気に負担が増えるのを和らげているのかもしれません。
レベルは志望校に応じて「難関レベル」と「最難関レベル」から選べるようです。
最難関レベルであれば、開成や灘も対応しています。
公立中高一貫校受検を考えている方は適性検査対策に「思考・表現力コース」が良さそうです。
▼無料資料請求できます。
リトルくらぶ(通信教育)
四谷大塚の通信教育である「リトルくらぶ」(小1〜小3向け)の中学受験コース。
IT授業と教材(ジュニア予習シリーズ)での学習がメイン。
四谷大塚の塾と同じ教材、テスト、カリキュラムに沿って、家庭学習を進めることができるようです。
今後、四谷大塚の直営校舎や、四谷大塚の教材を使用する準拠塾への通塾を検討している場合、小3の間は「リトルくらぶ」をメイン家庭学習しておくと塾への移行がスムーズになると思われます。
通信教育「進学くらぶ」(小4〜小6向け)もあります。
うちは、小4からは「進学くらぶ」をメインに学習しようかと思っています。
オンライン学習「すらら」
無学年制で、どんどん先取りしていけるので、小6までの小学校で習う範囲の学習をタブレット学習で早めに終わらせていくという目的で、すららを活用するのも良さそうです。
専用タブレットを買う必要がなく、手持ちのiPadなどを利用できるので、通塾開始までの1年間だけなどでも利用しやすいと思います。
▼詳しくはこちらの記事で紹介しています。
スタディサプリ(授業動画メイン)
スタディサプリは小4から学習範囲が始まっていますが、費用的にも負担が少ないので、 小3から興味の種まきや、ゆるい先取りの感覚で授業動画を見るというのもありかなと思っています。
特に理科と社会の授業が面白いという口コミを見たので、学習のメインとしてがっちり学習でなくても、サブ的な感じで合間に見るだけでも良さそうです。
今後、通信教育メインで中学受験に挑むとして、「授業動画を見る」というのはきっと学習に入ってくるので、その予行練習的にも。
▶︎スタサプ
小学生新聞を読む
直接的な学習ではないのですが、時事問題に興味をもつきっかけに小学生向けの新聞をとるのもおすすめです。
うちは息子が小3の時から読売KODOMO新聞を購読してます。
20ページもあるフルカラーの新聞が毎週届いて月額550円(税込)なので気軽に開始できます。
▼詳しくはこちらの記事で紹介しています。
塾の無料テストを受ける
家庭学習と並行して受けたいのが、塾のテストです。
多くの塾が小3向けの学力テストを年に数回、無料で行っています。
入塾に向け、小2向け以上に多くのテストが用意されているはずです。
一番有名なのは、四谷大塚が開催している▶︎全国統一小学生テスト(全統小)。
6月と11月の年2回。
日本全国で行われていて受験者数も多いので、全国の中で子どもの学力がどのあたりに位置しているのかなど分かりやすいと思います。
小4以降の通塾が始まると、別の塾に通っている子はあまり受けなくなったりして受験者の母集団はどこなのかがちょっと分かりづらくなると思いますが、小3ぐらいまでであれば、 中学受験を意識した教育熱心な家庭の子が母集団となっているはずです。
その他には日能研の学力テスト(やそのほか各種テスト)も有名。
テストにはその塾のカラーも反映されるので、いくつかの塾のテストを受けてみると、子供の得意なことや苦手なことなどわかりやすいはず。
どの塾も、解答の解説は充実していて、今後の家庭学習の方針を決める際に我が家でも大変活用させてもらっています。
一度塾のテストを受けると定期的に長期休みの講習や、テストの案内ハガキなどが送られてくることはありますが、電話などでしつこく勧誘されるというようなことは私は今までありませんので、色々今後も受けさせてもらおうと思っています。
【関連記事】
▼全国統一小学生テスト www.tensai-banzai.com
▼日能研の全国テスト
▼能開センター(ワオ)公開学力テスト