「ママと赤ちゃんのぐっすり本 『夜泣き・寝かしつけ・早朝起き』解決ガイド」
という本参考に、年中さんの息子が一人寝に挑戦&成功しましたので、詳しく紹介します。
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」は大きく分けて二つのパートに分かれていて、
一つ目は「睡眠の土台を整えること」
以前の記事で「睡眠の土台を整えること」をして、少しだけ睡眠が改善したことを紹介しました。
関連記事: 「寝かしつけ・睡眠が改善する方法(4歳〜5歳子供)」
今回は
二つ目「一人で寝付けるセルフねんねにチャレンジする」
の部分をしてみましたので、詳しくレポートします。
私は、約2週間かけて行う「フェイドアウトメソッド」をしました。
詳しい内容は「ママと赤ちゃんのぐっすり本」を読んでもらうのが一番ですが、ざっくりと説明します。
まずは、「ママと赤ちゃんのぐっすり本」に載っていた「睡眠の土台を整えること」をします。
(我が家の場合を▶︎ 「以前の記事」に書いています)
それができたら、子供は一人で布団に入り、母親など寝かしつける人は、子供が寝付くまで子供の布団の隣に座ります。
3日ごとにどんどんと座る距離を離していき、最終的には寝かしつける人はドアの外にいるようにするという方法です。
以前の記事とかぶるのですが、最近までの息子の睡眠の状況はこんな感じでした。
- 添い寝で寝かしつけ
- 寝かしつけに20分〜30分かかる
- 8時頃に寝かしつけてから2〜3時間後に起きて泣く。
- 夜中も3回程度起きて、座り込んだりお母さんを探す。
- 朝は4時〜5時頃から眠りが浅くなり、布団の上をゴロゴロしたりお母さんを探したりする。
では、どのように改善したか、見ていきましょう。
一人で寝付けるセルフねんねにチャレンジ
<1日目〜3日目>ステップ1
私の場所:子供の布団のすぐ横に座る。
寝かしつけにかかった時間:25分〜20分(いつもと同じ)
5歳の誕生日が来ることやサンタさんが来ることなども絡めてこれからは一人で寝てもらうことを説明。
本人は「寂しい」とは言うけれど納得したようで、泣くことはなく寝付くことができました。
普段眠りが浅くなった時には、起きてお母さんを探して布団に入ってくるけれど、夜中に起きてお母さんを探したりしなくなりました。
眠りが浅くなってもまた1人で眠りに戻っていきます。
でもジリジリとお母さんの方に寄ってはきました。
一度早朝に目が覚めて立ち上がって、お母さんと一緒の布団で寝たがりました。
本に「夜中に起きた時は寝かしつけるときに座っていた場所に座る」と書いてあったので私は眠い体を起こして、隣の布団に座りました。(再寝かしつけに30分。でもこの1回だけ。)
今まで早朝に眠りが浅くなって起きたりすることが多かったのですが、それが少なくなり、朝まで寝るように。
<4日目〜6日目>ステップ2
私の場所:ドアと子供の中間くらいに座る。
寝かしつけにかかった時間:20分〜15分(5分程短く)
少し座る距離が遠くなったので最初は寂しがるけれど、なんとか一人で寝付きました。
夜中にジリジリとお母さんの布団に寄って来ていたけれど、早朝眠りが浅くなった時に自分で自分の布団に戻って行きました。
再び寝て朝までぐっすり。
<7日目〜9日目>ステップ3
私の場所:ドアの前に座る。
寝かしつけにかかった時間:10分(さらに5分〜10分程短く)
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」にも「大体9日目くらいからセルフねんねするようになる子が増えてきます 」と書かれていたのですが、7日目から確かにすぐ(たった10分!)寝るようになりました。
それまでは早朝に私だけ先に起きた場合、5分以内に私がいないことを察知して子供も起きてきてしまっていたのですが、ある日私だけ1時間早く起きてもそのまま気づかずに朝7時までぐっすり寝ていました。(すごい!)
<10日目〜12日目>ステップ4
私の場所:ドアを開けて、子供から見えるドアの外に座る。
寝かしつけにかかった時間:10分
さすがに部屋の外に出ると抵抗されるかと思ったけれど、特に抵抗されずに一人で寝付くことができました。
寝室のドアのすぐ外=廊下で待っているのが寒かったです。
<13日目〜15日目>ステップ5
私の場所:ドアをほとんど閉めて、ドアの外の子供から見えない場所に座る。
寝かしつけにかかった時間:20分
ステップ5になり、姿が見えなくなるのが嫌なようで、子供の抵抗がありました。
「離れていてもいいから部屋の中でいてほしい。見えるところにいてほしい。」とお願いされ、ちょっと心が揺れてしまいましたが、説明して何とか1人で寝てもらいました。
寝室から話しかけてきたり、すぐには寝付けずにゴロゴロしている様子がありました。
ステップ5を始めた日は再度寝つくまでの時間が少しかかってしまいましたが、3日過ぎた頃から、諦めたのか寝付くまでの時間も短くなっていきました。
一人寝するようになってからの変化・メリット
最初一人寝トレーニングをしようと思った時はとりあえず寝かしつけにかかる時間だけを短縮したいと思っていました。
ですが実際に一番最初の寝かしつけを一人寝にしたところ、夜中の睡眠の質が劇的に改善しました。
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」にも、寝かしつけの一番最初の状況と夜中に目を覚ました時の状況が違うと子供が不安になってしまうのでよくない、ということが書かれていました。
前回、「睡眠の土台を整えること」をしても劇的な改善が見られなかったのは、やはり最初の寝かしつけが添い寝だったからだと思います。
変化は、夜8時頃に寝かしつけてから2〜3時間後に起きて泣くのがしょっちゅうあったのですが、それがなくなりました。
早朝4時5時ぐらいから眠りが浅くなりゴロゴロしていることがほとんどだったのですが、そういうことがかなり減りました。
一度早朝に起きてしまったとしてもまたすぐに眠りに戻って7時までぐっすり眠ることができるようになりました。
今までは、寝ついた後に私が離れても、夜中に目を覚ました時は必ず私のところに寄ってきていました。
ところが一番最初の添い寝を止めてみたところ、一人で寝ているというのがデフォルトになったからか、夜中に眠りが浅くなっても再度一人で眠りに入っていけるようになりました。
眠りが浅くなって目を覚ますこと自体も少なくなりました。
今までは添い寝で寝ていたので、夜中にどちらかが寝返りを打つ度にもう一人も眠りが浅くなりお互いの睡眠の質が低下していたように思います。
今は子供が寝付いてから、私も隣の布団で寝てはいますが完全にそれぞれの敷布団の上で寝ることができるようになりました。
(今までは朝起きた時には一枚の布団の上に二人が寝ているような状態でした。)
「いつか自然に子供の方からひとりで寝ると言うのを待つ」というのをしなくて本当に良かったです。
「一緒に寝たがっているのに可哀想かな」という気持ちもあったのですが、 (もう5歳だからという部分も大きいとは思いますが)説明すればちゃんと納得して、泣くこともなく一人寝をしてくれるようになりました。
フェイドアウトメソッドのスモールステップで挑戦できたので、母子ともに心理的にも楽でした。
今まで寝かしつけはお母さんしか無理で(お父さんは大泣きして拒否)私の負担が大きくて大変だと感じることもありましたが、もう一人寝をできるようになったのでこれからはもっと気軽にお泊りなんかもできるようになるんじゃないかと思っています。
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」を参考に一人寝トレーニングをして本当に良かったです!
著者の愛波文さんありがとうございました!