うちの子、天才かもしれん。

幼児教育・2026年中学受験(受検)・育児日記のブログ。小4と3歳の男の子2人の子育てにまつわることを書いてます。

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【解決済】家のお手伝いをしない子供。 お手伝いじゃなくて仕事にしてみた

もうすぐ夏休みも終わり。
園から配られた「お家のお手伝い表」にまとめてシールを貼る時期がやってきました 笑

「家のお手伝いをしない子供」とタイトルに書きましたが、 うちの4歳の息子のお手伝いの状況はと言うと、 一応お手伝いをすることはします。
でも以下のような感じです。

  • 自分のやりたいことだけやる(お母さんを手伝うためにするというより、 自分がやってみたい動作などがあればやりたい。例:きゅうりのスライスなど)

  • 自分のやりたい時にだけやる(気分が乗らなかったり、やる気のない時はやらない)

これについて「一体どうなの?何だか嫌だなー」って思っていました。

幼児期のお手伝いって、どちらかと言うとお母さんが楽になるためのお手伝いではなくて、モンテッソーリなどで言われているような、 お手伝いの動作を通じて身の動かし方を身につけるとか、子供自身が自立する手助けになるとかが目的の事が多いと思います。

(小学生以上は別として)幼児で家のお手伝いをたくさんしている子と言うのは、心と時間の余裕があって、おおらかな目で子供のつたない動作を見てあげられるお母さんの子が多いのではないでしょうか。

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時間がなくて手早く家事を終わらせなくてはいけない人などは、子供にお手伝いさせるよりも、 自分でやった方が絶対に早いですよね。

最初のうちに教え込んでしまえば、 後で戦力になるというのはもちろんあるのですが。 最初は親がつきあってあげる時間と根気が必要です。

先ほど書いた

  • 自分のやりたいことだけやる(お母さんを手伝うためにするというより、 自分がやってみたい動作などがあればやりたい。)

  • 自分のやりたい時にだけやる(気分が乗らなかったり、やる気のない時はやらない)

というスタイルのお手伝いのやり方、誰かに似てるなあと思ってよく考えてみたら、

旦那さんのお手伝いの仕方にそっくり…!

もちろん大人なので、子供よりかはマシですが、 基本的に自分のやりたい時に、やりたいことだけやるスタイル。 本人も認めてました 笑

でもこういうタイプの旦那さんって割と多いのではないでしょうか。
…男だから?

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ただ子供も大人も「お手伝い」というボランティア的なことに対して強制はできないのだと思ってました。
褒めたりしてやる気を高めたり、こちらからお願いはするけど、するかどうかは自主性に任せるような…。

なので、子供にお手伝いを頼んで「イヤ」と言われたら、 すぐに引き下がって自分でささっと終わらせていました。
「お手伝い」だから強制はできないよなぁ、と。

もちろんお手伝いをしてくれた時は
「ありがとう。すごく綺麗になったね。」
などと感謝の気持ちも伝えてきました。

育児書的には、こうしていれば子供はやる気を持ってお手伝いに取り組むはず…でしたよね?
気まぐれで「イヤ」とか言わないんでしたよね?笑

お手伝い表のシールでやる気を出してくれると聞きましたが…?笑

多少モヤモヤしながらも我が家では、子供はやりたいことをやりたい時だけお手伝いするというスタイルでいました。

そんな時に、私の「子供のお手伝い」の考え方を変える本に出会いました。

以下に引用します。

家事労働は単なるお手伝いではありません。
家族の生活を円滑に維持していくための必須の労働なのです。

お手伝いならしてもらわなくても何とか生活は成り立っていきます。
しかし責任を持たせた家事労働はやってくれなければたちまち家庭生活に支障をきたすのです。

ダラダラせずにお終いまでちゃんとやり通さなくてはならないのです。 合わせて家事労働を通じて親の苦労も分かる子になります。
(中略)
何の家事労働も与えられずに大きくなってきた子は、だらしなくわがままで仕事を嫌います。 よく口答えをし言いつけに従おうとはしません。

単調な仕事や根気を要する学習は特に嫌がります。
小さい頃から生活習慣として家事労働の役割をちゃんと与えられてきた子は仕事であれ勉強であれチャランポランにする子はいません。

やはり幼い頃からよく遊びよく仕事をする子にしていかなければなりません。

ちなみに岸本裕史さんは百ます計算の生みの親。
(今よく活躍されている陰山英男さんは、岸本裕史さんが結成した研究会の会員だそうです)

岸本先生の子供の勉強や学力に関する本を2冊読みましたが、いいことが書かれてあったので、古い本ですが興味を持たれた方は読んでみてください。

「根気を要する学習を嫌がる」という我が子の性質も、頼まれたお手伝いに気分で「イヤ」で通ってしまっていた事につながっている気もしてきました。

私が子供にやってほしいのは自分都合でやる「お手伝い」 ではなくて、責任持って必ずやる「家事労働」なのだと思いました。

そこで夏休みの最初に、こどもと相談して、ご飯を食べた後の机を拭く作業を、子供の仕事と決めました。

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お手伝いでなくて仕事としてです。

ついさっきまで「お母さん遊ぼうよ〜」と元気に言っていた子供でも、「机を拭いてね」と台拭きを渡した途端に、「あー疲れた〜。疲れすぎてできない〜。」 と急に寝転がってごね出したりします。

今までだったら「はい、そうですか」という感じで私がしていました。

でも、子供は机を拭くのが仕事だし、私も、子供に仕事をさせることが私の仕事なのだと考えて、説得する方が大変ですが何分もかけて説得して(「お母さんも疲れていてもご飯作っだり洗い物してる」など)、机を拭かせるようにしました。

ここまで説得したら「強制」に近いですが、仕事なので仕方ありません。

1ヶ月ぐらい経った今、食事の後の机を拭くという仕事を、「絶対にやらなければいけないこと」(気まぐれでやらなくてもいいわけではない) という風に理解し始めたようです。 (それでもまだ、たまにごねます。)

だんだんと仕事を渡してからやり終えるまでの時間も短くなってきました。

子供にお手伝いをさせるのって親の根気がいりますね。
夏休みが終わるまでに、お手伝い表のシールはらせないとな〜。

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