きんてつ鉄道まつり2018の五位堂会場(奈良県)に、4歳の息子を連れて参加してきました。
子供連れ視点のきんてつ鉄道まつりの内容をレポートしたいと思います。
混雑具合:近鉄鉄道まつり2018 in 五位堂
2年前のきんてつ鉄道まつり2016は、五位堂からも近い高安会場で参加しました。
その時はそんなに混んでいなかったので、今回の五位堂会場もそれ位かなと思っていたのですが、甘かったです。
五位堂の方がメイン会場だったようで、アミューズメントパーク並みの混雑でした。
朝10時に五位堂の駅に着いた時点で、(会場まで徒歩10分の距離だというのに)鉄道まつりへ行く行列が改札前まで続いていて、警備員の誘導に沿ってゆっくり会場まで歩いて行くようになっていました。
運転士・車掌体験の整理券が朝10時に当日分一括配布されるので、それに間に合いたいと思っていたのですが、ちょっと遅かったようです。
誘導に沿って会場に到着したのは10時半頃。
急いで運転士・車掌体験の整理券をもらいに行きましたが、運転士体験の整理券はすでに配布終了。
車掌体験の最終回15時の回のみ、ぎりぎり間に合って整理券をもらうことができました。
体験イベントの整理券をもらいたいのなら10時の開場時間よりも早くに到着していないとダメなようです。
参加型のイベント・展示など:近鉄鉄道まつり
車掌体験
ギリギリでもらえた車掌体験の整理券。
子供用の制服も着せてもらって、本物の電車の中で記念撮影。
車内放送をさせてもらったり、実際の扉を開けるボタンを押させてもらったり、発車するときのベルもを鳴らさせてもらったり。
ちょっと緊張していましたが、 本物の電車でとても良い体験をさせてもらえました。
床下ピット探検隊
ヘルメットをかぶって電車の床下を歩かせてもらいました。
まさに探検、って感じでした。
子供は立ったまま歩けますが、大人は中腰で結構長い距離を歩かないといけないのがちょっと大変。
バスの運転手体験
バスの運転手さんの帽子と制服を着せてもらって、 運転席に座らせてもらいました。
息子は「バスの運転手さんになりたい」というときも時々あるので、 嬉しそうにしていました。
鉄道模型走行会
東大寺学園(男子校)文化祭に参加した時(関連記事はこちら)に、ほぼ初めて見た鉄道模型ですが、更に規模の大きい鉄道模型があって、近鉄職員の方が走行させていました。
ちなみに、走っているのは全て近鉄の車両でした。…当たり前か。
近鉄の作業着を着た方が、淡々と操縦していて、適宜、模型の線路や車体をチェックしたりしていて、なんだかシュールというか…。
学生のようにワイワイ言いながらではないけれど、ちょっと楽しそうでした。
鉄道模型の周りにはたくさんの子ども(主に男の子)が目を輝かせて喜んでいたんですが、この子たちが、あの男子中学生・高校生になり、そして、ある意味夢を叶えて鉄道に関わる仕事をして、なおこんな風に鉄道模型を走らせているのかなぁ、とか男の子の人生をダイジェストで見ているような気持ちになりました。
保線機械でUFOキャッチャー
子供サイズの近鉄作業用の制服を着せてもらって保線機械を使ってUFOキャッチャーのようにカードを取るゲームをします。
制服の貸し出しは上着だけだったのですが、たまたまズボンが同系色だったので、全身で作業着のようです 笑
観光特急しまかぜミニ電車
小学生以下限定、帽子をかぶせてもらってミニ電車に乗れます。
大人気のようで、私が見た時は1時間待ちでしたが、これも参加無料です。
電車車両の展示
色々間近で見れましたよ。
線路まっすぐつくつくぼうし
線路を整備する機械の実演見学も間近で。
お昼ご飯 : 近鉄鉄道まつり2018 in 五位堂
おにぎり、パン、鴨鍋、うどん、駅弁(電車型お弁当箱のものもあり)など販売されていました。
屋外には机がいくつか用意されていて、そこで食べられますが、椅子はありません。
ちょうど軽食の販売の近くで近鉄吹奏楽部の演奏会があったので、子供も楽しそうに聞きながらご飯を食べることができました。
レジャーシートを広げて持参したお弁当を食べている家族連れもいました。
総合受付近くの管理棟の中に、机と椅子が並んだ会議室が飲食場所として解放されていたので、 小さなお子様連れの家族など、そこだとゆっくり座って食べられると思います。
女子トイレ・授乳室
<女子トイレ>
近鉄鉄道まつり五位堂の会場は普段「五位堂検修車庫」。
働いている職員の方のほとんどが男性だと思います。
鉄道祭りの当日は臨時の女子トイレ(普段は男子トイレ)が多く設置されていましたが、個室が少ないので結構並んでいました。
小さい子供連れだと余裕を持って早めにトイレに連れて行った方が良さそうです。
<授乳室>
総合受付近くの管理棟の中に、臨時の授乳室が一部屋作られていました。
会議室のようなところに机と椅子がずらっと並んでいる「共同授乳室」のような感じでした。
デパートにあるカーテンなどで仕切られた個室のような授乳室をイメージしていくと少し驚くかもしれません。
気になる方は授乳ケープなど持参した方が良さそうです。
【まとめ】
入場無料、イベント参加も無料の近鉄鉄道まつり。
お昼ご飯と子供用に鉄道グッズを少し買ったぐらいで、費用もかからずとても充実した一日になりました。
色々と子どもがやりたがるものに並んで体験して、を繰り返していたらあっという間に夕方になっていました。
車掌体験、バスの運転手体験、電車車両や模型を間近で見たりなど、子どももとても楽しそうでしたし、制服姿の可愛い写真もたくさん撮れました。
毎年開催されているようなので、ぜひ来年は電車好きのお子さんを連れて行ってあげてください。