「疲れた」
「学校行きたくない」
「体がしんどい」
と先月から小学校に通い始めたばかりの新小学1年生の息子が毎日のように言っています。
言葉では「行きたくない」とは言いながら、そこまで学校への行きしぶりがあるわけではないのですが、かなり疲れて帰ってきます。
家庭学習も疲れていることもあって、とても時間がかかるようになりました。
そんな息子の様子を見て、
・家庭学習を減らすべきか?
・家庭ではどんな風に受け止めたらいいのか?
と悩んだりした経過を記しておきます。
家庭学習や習い事を減らす?
結論から言うと、我が家は家庭学習(習い事)の分量を減らしました。
ピアノはなし、タブレット学習は時間を減らし、ドリルも疲れている日はなしにしたり。
小学校に入ったばかりの頃って今までの生活とも全然違うし、怠けているわけではなくて本当に疲れているんだと思います。
我が家は休校中の4月に家庭学習の取り組みを結構増やしていました。
6月に学校が始まり、毎日5時間授業で3時ごろ帰宅。
夕ご飯までに休校中と同じだけの家庭学習をすべて終わらせようとすると自由時間がほとんどないような状況になってしまっていました。
もしも子供に元気とやる気があって、ちゃっちゃと終わらせればちゃんと自由時間はあるのですが、疲れているためひとつ何か始める前に「やりたくない」と渋るため時間がかかっていました。
またうちの子は本を読むのが好きでなのですが、何か一つの動作が終わるたびに本の世界に入ってしまい、現実世界に引き戻して何かさせるのに時間がかかったり。
家庭学習の取り組みのうち、親がして欲しいと思っていることや子供本人がやる気があって取り組めているものなどを考慮して優先順位をつけて、優先順位の低いものは思い切ってお休みすることにしました。
我が家の場合は、子供が一番嫌がっていたピアノの練習とレッスンを夏休みに入るまではお休みすることに。
オンラインピアノレッスンはチケットを購入してレッスンを受ける形で、月謝の引き落としがあるわけではなく、こちらの都合でレッスン頻度を調節することができます。
「小学1年生の学校は始まったばかりの頃に子供が『疲れた』とよく言うようになった」というのは上のお子さんを持つママ友から聞いたことはあったんです。
その子の場合は、園に通っている時から大好きな水泳の習い事をしていたのですが、入学直後ぐらいに「疲れたから行きたくない。」と子供が言うようになったそうです。
そこの家庭では迷いながらも水泳の習い事を続けて、その一定の時期を過ぎれば(学校生活に慣れれば)疲れたから行きたくない、ということもなくなり現在も大好きな水泳を続けているようです。
なので、この「疲れた期」も同じようにちょっと頑張らせるというのも一つの方法なんだと思います。
今回うちは、ピアノの練習とレッスンもお休みすることにしたんですが、数年続けたピアノの習い事も、もしかしたらこのままフェードアウトしてしまうかもしれないなとは思っています。
園生活でほとんどの時間遊んでいたのと、小学校で椅子に座って長時間授業を受けなくてはならないという状態はかなり違いますよね。
大人の感覚で言うとたくさん体を動かして遊ぶと疲れるという感覚ですが、子供にしてみたら動きたいのに我慢して動かないでいるほうが疲れるのかもしれないです。
週末に公園に連れて行ったら子供が喜んで走り回っていたので、体を動かせる場所に連れて行ってあげるのも大事かなと思います。
新小学1年生の「疲れた期」を乗り越えるアイデア
・習い事や家庭学習の優先順位を決めて、低いものは思い切ってしばらく休んでみる。
・続けて欲しい家庭学習は、朝の元気な時にさせる。
・夕方に布団に横になる。
・夜いつもより30分〜1時間ぐらい早く寝かせる。(疲れているので意外に寝る)
・週末は公園などを体を動かせる場所に連れて行ってあげる
なんかが、うちはよかったです。
【まとめ】家庭は休める場所であってほしい
うちの子は卒園してから引っ越しをして誰も知り合いのいない状態で小学校に入学しました。
小学校は遊びじゃなくて学習をしに行っているからか子供同士の距離がそんなにすぐには近づかない印象を受けました。
今年はコロナのこともあって「友達に近づかないで」というような話も先生からあったようです。
「友達なんて一人もいない」と学校開始から一か月後ぐらいにも言っていて、私は正直心配していたのですが、1ヶ月半経ったつい最近子供から
「学校は嫌やけど、帰りに○○くん(同じクラスの同じ道の子)と話すのだけはいい」
「最近ちょっとだけ学校を楽しくなってきた」
なんて言葉が聞けるようになってきました。
(でも、基本は「学校行きたくない」と言っています)
学校開始から一ヶ月半ほどかかりましたが、その小さな変化が嬉しいです。
学校でもスケジュール通りに動くことを期待されて、家に帰ってきてもスケジュールいっぱいだと子供が休める時間がなくなってしまいますよね。
親としては子どもが疲れて家に帰ってきた時に、家でゆったり休んでリラックスできる場所を作ってあげられたらいいなと思います。