私は今2人目妊娠中なのですが、久しぶりに英語試験のTOEICを受験してきました。
(TOEIC Listening & Reading公開テスト。国際コミュニケーション英語能力テストのことです。)
事前に妊娠中であることを申告して「プライオリティサポート」を受けて快適に受験することができましたので、紹介したいと思います。
TOEICは、2時間半以上着席した状態で受験しなければなりません。
妊婦はトイレが近い
というのが今回受験する上での一番不安な点でした。
テスト直前、直後、最悪の場合テスト中にトイレに行くことになった場合、できるだけ周りの人に迷惑をかけずに少しでも早く行きたい。
というのが私の希望でした。
TOEICの公式ホームページの▶︎プライオリティサポートのページで
<妊娠されている方>
洋式トイレのある会場をご用意します。
出入り口に近い座席をご用意します。
と書かれていました。
妊娠中のTOEIC受験プライオリティサポート(初回)の申し込み手順
公式ホームページでは▶︎こちらに紹介されています。
「プライオリティサポート依頼書」のダウンロードもできます。
1: インターネットなどで申し込みする際、プライオリティサポートについて「希望する」(初めて)を選択する。
2:「プライオリティサポート依頼書」を記入。
母子手帳(氏名、発行年月日が確認できるページ)のコピー
を同封して郵送する。
プライオリティサポート依頼書の送付締め切りは、本申し込み締め切りと同じなので、間際に申し込みした人は、期日に注意。(私のこと)
(お腹が大きくて机とのスペースが確保できなさそうな場合)
「可動式のイスを希望」
というのも選択できましたが、私は大丈夫そうだったのと、その為に遠方の会場に配置されると困るので、ここは選択しませんでした。
(当日は、固定式のイスでしたが、問題なし)
郵便が到着し、先方で確認が取れると
「IIBCプライオリティサポート:受付案内」のメールが送られて来ました。
3:受験票と同時に「プライオリティサポートに関するご案内」の封書も届きます。
当日実際に受けられたサポート【妊婦のTOEIC受験】
受験する教室の前の受付で受験票を見せると、名簿にプライオリティサポートの申込者であることが分かるようになっているようでした。
受付の方に席まで案内してもらい、大学の講義室の固定式の椅子だったので、お腹がつっかえたりしないか、机と椅子の広さの確認を一緒にしてくださいました。
この時に、クッションを持参していることを報告しておきました。
(以下で説明します)
私が案内されたのは一番前のはしっこ、1番出入り口に近い席でした。
一階の教室です。
(プライオリティサポートに申し込んでいないと、上の階の教室に階段移動だったりすることもあるみたいです。妊婦、息切れします!)
一番トイレに近い教室がいいなと思っていたのですが、トイレからは2つほど離れた位置にある教室でした。遠くはないです。
教室の担当の受付の方だけでなく、全体を仕切っている方(?)もわざわざ来てくださり、「体調が悪くなったり何かあれば声をかけてくださいね」と、気にかけてくださっているようでした。
試験終了後も、受付の方に「体調などお変わりありませんか?」と声をかけていただきました。
当日持っていくといいもの【妊婦のTOEIC受験】
受験票に書かれている持ち物とは別に、妊娠中のTOEIC受験者が持っていくといいものを紹介します。
クッション(必須!)
受験の時は2時間半以上すわりっぱなしです。
TOEICは大学が試験会場になっていることが多いですよね。
一般的な講義室の硬い木のイスに座りっぱなしは、かなりきついと思います。
足がしびれたり、お尻や尾てい骨が痛くなったりなど座り姿勢でも負担はかかるので、かさばりますがクッションを持って行くのは、絶対にオススメです。
本当に持って行ってよかったです。
公式ホームページのプライオリティサポート▶︎「よくある質問」
「クッションや座布団は使用できますか?」
という項目に
「できます。試験開始前に、試験官にお申し出ください。」
と書かれています。
座り心地の良いクッションを持って行きましょう。
私は着ていたコートをひざ掛け代わりに膝にかけていましたが、冷えが気になる方などはひざ掛けも持参するといいと思います。
マスク
受験会場は密室の人混みなので、感染症予防や、近くの人の香水の匂いが気になる(妊娠中は匂いに敏感なので)などの予防のためにもマスクを持って行くと安心だと思います。
公式ホームページ▶︎「よくある質問」
「試験中マスクは着用できますか?」
と言う項目にも
「できます。本人確認の際はマスクをはずしてください。」
と書かれています。
妊娠中いつ受験するのがいいのか?
妊娠初期、中期、後期の中では安定期と呼ばれる妊娠中期に受験できるのが一番いいと思います。
妊娠初期はつわりなどもあるし、妊娠後期になるとお腹も大きくなって色々とトラブルも起こりやすいので。
TOEIC試験は年に10回。
真夏や真冬は避けて、いい時期に受験できるといいですね。
私は試験日の少し前にちょっと体調が良くない時があって
「もしかしたら体調が悪くて試験を受けられないかもしれない…。
そうなると出産後1〜2年は受験できないな。」と不安に思う時もありました。
妊娠中期に申し込んでおいて、もしも当日に体調が悪ければお休みをして、次の試験に申し込めばギリギリ出産前にもう一度受験のチャンスがあるかもしれません。
そういう2度目のチャンスを残しておくためにも、安定期の受験がオススメです。
出産後にTOEIC受験した方がいい?
今妊娠中で、
「妊娠中にTOEIC受験をしようか、出産後に体が軽くなってから受験しようか?」
と悩んでいる人がいたら、二人目妊娠中の私からのアドバイスは(もちろん体調によりますが)
「絶対に妊娠中に受けた方がいい!」です。
赤ちゃんが産まれたら1〜2年は受験できません。
と言うのも、会場への往復時間も含めると、(うちの場合)11時から4時くらいまで家を離れることになります。
私は母乳で育てていましたが、5時間も昼間に授乳間隔が空くようになったのは子供が一歳半の頃でした。
粉ミルクの場合、もう少し早い時期に子供と長時間離れることが可能になるとは思いますが、英語の勉強の時間を取るのも、妊娠中とは比べ物にならないくらい難しくなります。
私は受験中にお腹の赤ちゃんがしゃっくりをしだしたり、長時間座って前かがみでマークシートに記入する姿勢など少し気になることもありましたが、赤ちゃんが生まれてからの生活を考えると大したことありません。
受験するなら生まれる前ですよ!
TOEIC受験当日の感想
試験会場になっている大学の門から、教室前の受付に移動するまで結構距離があって、しかも坂道ありだったので、10分弱ほどかかりました。
妊娠中、坂道を歩くのに息切れするようになったので、ゆっくり歩いて行きました。(何人も大学生らしき若者に抜かれて)
受験票に書かれている会場までの所要時間よりも余裕を持っておいて助かりました。
到着すぐと試験開始直前に2回行こうと思っていたトイレも、意外に混んでいたので開始10分前の一回だけしか行けませんでした。
試験終了20分ほど前から、「トイレに行きたい」と思っていたのですが、 終了後クッションを片付けたりしているうちに身軽な大学生たちに先を越されてしまい、トイレでちょっと並びました。
でも当日10時頃から水分補給をセーブしていたのもあって、限界ではなかったので大丈夫でした。(真夏だと厳しいかも。)
TOEIC試験はスタディサプリENGLISHのTOEICコースで勉強したかいがあって、今までで一番スムーズに解けたと思います。
おそらく自己最高点、取れているはず。
<後日追記>TOEIC900点取得しました!
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スタディサプリENGLISHのTOEICコースについては、この記事で詳しく紹介しています。
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当日、5歳の子供に「お母さん、がんばってー!」と応援してもらって挑んだ8年半ぶりのTOEIC。
一番心配していたトイレも大丈夫だったし、赤ちゃんが生まれてくる前に受験できてよかったです。