一気に春めいてきましたね。梅の花も咲き始めました。
梅の花が咲く頃、つくしも顔を出してきます。
先日、子供と一緒に、近所でつくしを採ってきました。
子供と一緒につくしを採るのも今年で3年目。
子供って石とかどんぐり拾うの好きですよね。
つくしを採るのもとても楽しいようです。
2歳の時に初めてつくしを採った時から、視線が低い分見つけやすいのか、たくさんのつくしを採って戦力になってくれていました。
私は、今の家に引っ越してくるまで、つくしを採って食べるというのは体験したことがありませんでした。
今住んでいるところが、けっこう自然もあるところで、 つくしを採って料理して食べるのが、今では我が家の春の習慣になっています。
「毎年、つくしを採って食べてるよ!」という人には当たり前すぎる情報かもしれませんが、子供と一緒につくし採りから料理をして食べるところまでを紹介します。
つくしはどこに、はえているのか?
何気なく歩いていると気づかないんですが、よく見てみると生えていますよ。
ぱっと見たら 分かりにくいですが、よーく見るとほら、いっぱい生えています。
この写真の中だけでも、10本以上はえています。
宝探しみたいで楽しいです。
はらっぱや畑、田んぼの近くの斜面、空き地など
公園のはしっこの方や、ちょっとした植木のまわりなんかにも。用水路や小川の近く
少しでも水が流れているところの近く。去年つくしが生えていたところ
つくしシーズンが終わった後に、大量に緑色の「スギナ」になっているエリアを見つけました。
翌年その場所に行ってみると、つくしが大量に生えていました。昔から地域に住んでいる人に聞く
年配の方や、家庭菜園などをしているような方が、詳しいはず。
私も最初は、近所でどこにはえているのかを、地域に住んでいる保育士さんに聞いて探しに行きました。
どんなつくしが美味しいの?
頭の部分が、緑色に詰まった状態のものが、ほろ苦くて、つくしらしい味がして美味しいです。
多少開いていても食べられます。
左の詰まっているほうがおいしいです。
生えてきたばかりの、茎の部分がほとんどハカマで覆われているようなものは、ハカマとりが大変なので、あと1〜2日待ちましょう。
つくしの料理の仕方は?
《つくしの下ごしらえ》
つくしを食べるには、下ごしらえが必要です。
まずハカマを取ります。
新聞紙の上に、ざーっと広げて、1本づつとっていきます。
茎の部分はあまり、えぐらないようにしてハカマの部分だけ、指先でくるっとはがしていきます。
↓水洗いをします。
↓熱湯でさっと湯がきます。(お湯が緑色に変わります)
新しい水に浸して、適度に水を替え、半日程度おいてアク抜きするのも良いようです。
↓水を切って、下ごしらえ完了です。
つくしはすぐに悪くなってしまうので、とってきたらその日のうちに下ごしらえまで完了させましょう。
《つくしの料理》
私のおすすめは、つくしの佃煮です。
下ごしらえした、つくしをごま油で炒めます。
醤油とみりんで味付けし、白ごまと鰹節で和えて出来上がり。
他には卵とじ、天ぷら、おひたし、などが美味しいようです。
こんなにたくさんあったつくしが…
こんなに少しになってしまいました。
感覚で言うと、 ほうれん草を湯がいて、ごま和えを作った時のようなボリュームダウン感を思い浮かべてもらえば、いいと思います。
つくしを採っているときは、ちょっと多いぐらい取った方がいいですね。
いっぱい採ったらその分ハカマとりの作業が大変ですが…。
今年は、4歳の子供も、ハカマとりがかなり上手になっていました。
つくし採りも、ハカマとりも、子供と一緒にすれば2倍できますからね。
できたつくしの佃煮は、ほろ苦いけれど、子供も「おいしい!」といって食べていました。
《まとめ》子供の食育に。
一緒につくしを採って、食べよう。
つくしを採っているときに、咲いているお花を見つけたり、テントウ虫や蝶々を眺めたりと春を感じられました。
つくしを採るのを子供もとても楽しんでいました。
1年間で今だけできる季節の遊びです。
まだつくし採りと料理が未体験の方、子供の頃以来の方、ぜひ今年の春は、家族で楽しんでくださいね!