巷で大流行中のうんこ漢字ドリル。
シリーズ本である、幼児向けの「日本一楽しいひらがなドリル うんこひらがなドリル」が2018年8月に発行されました。
うちの4歳後半の男の子が試してみたところ大ウケ、大ハマりでした。
少々お下品でふざけたテーマのドリルですが、マジメにレポートしたいと思います。
うちの子は3歳の誕生日頃にひらがなを読めるようにはなっていました。
(関連記事:▶︎「子供へのひらがなの教え方:かるた・あいうえお表のおすすめ」)
ですがその後、プリント学習などでひらがなを書くページが出てくると、書くのをしぶって、毎回私が励ましたりして、なんとか書いたり書かなかったり、というような状態でした。
我が家ではポピーをしているのですが、ポピーに出てくる遊び要素満載のひらがなを書くページでギリギリなんとか書いてくれるかな、というような状態。
(ポピー関連記事:▶︎「幼児ポピー「ポピっこ」年中あかどりを1年使った効果」)
マス目がずらっと並んでいる小学生が使う様なひらがなプリントは、拒否でした。
まともにひらがなの練習をしないまま何ヶ月も過ぎていき、どうしようかと思っていました。
そんな時に以前から気になっていたうんこ漢字ドリルの、幼児向けのひらがなバージョン「日本一楽しいひらがなドリル うんこひらがなドリル」があると知って試してみることにしました。
結論から言うと「めっちゃ使える!」です。
今まで子供にひらがなを書いてもらうために色々工夫したりもしましたが、一番効果があったと思っています。
では以下に詳しく紹介します。
4歳後半 男の子がうんこひらがなドリルを試した反応
購入前に「うんこをテーマにしたひらがなドリルがあるけど、やってみる?」と聞いてみたところ「やってみてもいいよ」というような反応でしたので買ってみました。
到着した商品を見た瞬間に、子供はとても気に入って「やりたい!」とのこと。
その時はもう寝る時間だったので、「明日にしよう」 といったもののどうしてもやりたいということだったので、数ページさせました。
翌朝のこと。
うちは、幼稚園に行く準備が早めにできて、時間に余裕があった時だけ、朝にドリル類をするようにしています。
普段は、いつも私が横について一緒にしないと、子供だけで自らドリルに取り組むというようなことはほぼありません。
ですが、その日は私が身支度を整えている間に、珍しく子供から「うんこドリルしとくわ」と言って、自らドリルを開いて楽しそうに数ページ済ましていました。
驚きです。
今までひらがなドリル系は、なかなかやる気にならなかったのに、うんこドリルは面白がって、自分からやりたいと言ってやっていました。
4歳児いわく「うんこドリルめっちゃ面白いわー」なのだそうです。
例文は「書いたら声に出して読もう」ということなのですが、 書き終わったら、音読も自分で進んでしています。
例文を読むたびに「なにこれー」とか言いながらウケていました。
その後も、順調にうんこひらがなドリルを続けています。
うんこひらがなドリルの詳しい内容・メリット
楽しい
幼児は楽しいことしかやりません。
楽しくないけど将来のために我慢してやる、というような発想は少なくともうちの子にはないです。
ひらがなを書くというどちらかと言うとつまらない学習に、うんこというテーマを入れただけでこんなに楽しく勉強できるのであれば、素晴らしいと思います。
ドリル全体、フルカラーで楽しい雰囲気です。
割と女の子は「お友達へお手紙を書きたい」などの意欲を持って、従順にひらがなの書き取りドリルなどもやってくれそうなイメージがあります。
(違う子ももちろんいるとは思いますが)
男の子の方が「文字を書きたがらない」タイプが多いような気がします。
そこで、うんこひらがなドリルの登場です。
男の子ってうんことか、ほんと好きですよね〜。救世主です。
絵が可愛い
ある意味お下品なテーマのドリルではありますが、絵が可愛いので下品になりすぎず、ポップで可愛いらしいイメージになっています。
例文の絵もコミカルで可愛らしい絵です。
ドリルとしては真面目
テーマはふざけてますが、ドリルとしてはちゃんと作られています。
ひらがなを書くだけではなくて、例文の音読も入っています。
また、「あひる」「いえ」などの単語についている真面目そうなイラストにも、よーく見るとうんこが使われているので、間違い探しのように絵をじっくり見る練習にもなります。
幼児向けのひらがなのドリルといえば「し」「つ」のような一角で書ける簡単な文字から始めるものが多いですが、うんこひらがなドリルは「あいうえお」の順番で収録されています。
「あ」から始まるから難しいかなと思ったのですが、 意外にもひらがなを書くのが苦手な息子自身が「 あ、から順番にしていきたい」とのことだったので、その順番で取り組んでいます。(意外にできています)
ドリルは薄いお手本の文字をなぞるものがほとんどです。(なぞりがき)
例えば「あ」などひらがなを1文字ずつ書く練習のページは、 8回文字を書くところがありますが、7つがなぞり書きで、マス目にイチから自分で書く所は1つしかありません。
(▶︎アマゾンのページに練習ページのサンプルがあります)
「簡単にできそうなことはやるけれど、難しそうなことはやりたがらない」という傾向があるうちの子には、なぞるだけで綺麗な仕上がりになるというのも良かったみたいです。
就学前の幼児向けのドリルとしては、このくらいで丁度いいのかな、と思います。
白い紙の上でも自在に文字を書けるようになってほしい、何度も連続で同じ文字を沢山書く練習をして定着させたい、と思っている親御さんにとっては、少々物足りないかもしれません。
【まとめ】
ここ数ヶ月、いや一年以上ずっと「ひらがなを読めるのに書きたがらない」というプチお悩みを抱えていたのですが、突破口になってくれたのは「うんこひらがなドリル」でした。
少々お下品な所に目をつぶれば、子供が楽しんでひらがなの練習をしてくれる可能性大ですよ!
「うんこカタカナドリル」も2018年11月2日に発売されるみたいなので、「うんこひらがなドリル」が終わり次第、カタカナも試してみたいなーと思っています。
気になる方、ぜひお試しください!
<後日追記>
ひらがなを書くのが嫌な息子。
ついに、「これが一番いいかも!?」と思える方法が見つかりました。