家庭学習のみで中学受験勉強をしている小5の息子。
予習シリーズ5年上巻の学習を終えましたので、この半年間を振り返ってみたいと思います。
全体を通しての感想
4年の予習シリーズに比べて、5年上巻は一気に学習の難易度が上がったと感じました。
特に理科や算数で予習シリーズをさらっと読んだだけでは理解が難しいような、本格的な中学受験らしい単元が続々と出てきました。
学習の補助に使ったもの
予習シリーズをメインに学習している家庭では、進学くらぶ( 四谷大塚の通信教育。授業動画や週テスト、月例テストあり) を利用されていることが多いと思います。
進学くらぶを利用していない我が家で、学習の理解の補助に使ったものは以下になります。
【すぐる学習会の解説】
算数でわからない問題が出てきた時にとてもお世話になっているサイト。
本家の予習シリーズの解説よりも、より詳しく、より噛み砕いて、もしくは別の考え方も示してくれますので、これを読んでもまだわからないという問題はほとんどありません。
基本的に改訂版の予習シリーズにも対応していますし、とてもお世話になっています。
【スタディサプリ 小学講座】
理科の相馬先生の授業がとても面白く、理科をメインに利用しています。
しかし、予習シリーズに出てくる順番やタイトルや学年がスタディサプリとは違うことが多く、対応する授業動画を見つけ出すのが困難ではあります。
理科の他には、たまに算数も利用しますが、他の教科は活用していません。
(算数は上記のすぐる学習会でほぼ解決するのですが、子供がつまずいていそうな単元だけ、活用しています。)
進学くらぶの授業動画の代わりとして、気軽に使い始められるスタディサプリ。
月ごとの支払いもOK、かつ金額も進学くらぶに比べると、かなり家計に優しい設定になっています。
うちの子は授業動画の視聴は時間がかかると言って嫌がるので、 1ヶ月あたりの視聴時間はかなり少ないのですが、わからないところがあった時にさっと見れるようにしておきたいので、ここ最近は継続してスタディサプリを契約しています。
使わなかった予習シリーズのテキスト
4年の時から我が家では、予習シリーズのフルセットではなく、少し省略して使用しています。
【4年の時から使用していないもの】
・算数と国語の最難解問題集
・国語の演習問題集
・週テスト(4年下巻からはほぼ不使用)
【5年上巻の途中から使用をやめたもの】
・国語の予習シリーズ(←NEW)
国語予習シリーズの使用をやめた理由
国語の「演習問題集」はずっと使ってなくて、特に不都合を感じていませんでした。
国語の予習シリーズはなかなか難しくていつも週末に時間をかけて取り組んでいましたが、 ある時ふと子供が「これってやる意味あるんかな?」と言い始めました。
立ち止まって考え直してみると、やらないよりかはやった方がいいと思いますが、 漢字や文法は大事だけど、別の国語のドリルを適宜選択して活用していけば 、読解問題に関しては必ずしも予習シリーズにこだわる必要はないのでは?と考え、下巻からは購入をやめました。
ということで、 5年の下巻からは国語に関する予習シリーズは「漢字とことば」のみになりました。
予習シリーズの国語をしているとそれで手一杯になってしまって、他のドリルをする余裕がなかったここ1年半でしたが、国語の予習シリーズを手放すことで、やっと自由に国語のドリルを選べるようになって、私のドリル選びの楽しみが戻ってきました。
予シリ5年上巻は、スムーズに進んだのか
学習進度としてはスムーズに進んだように思います。
予シリのオフィシャルの週間予定表より、早めに上巻を終えることができました。
ですが、学習がスムーズだったかといえばそうでもなくて、子供自身が学習内容を理解できなくてイライラしたり、それに対応したりといった大変さはありました。
学習の難易度でいうと、今までで一番だったと思います。
なぜスケジュール的にはスムーズに進んだのか。
うちは週テストもしないようになりましたし、月例テストもしていません。
算数の予習シリーズや理科の演習問題集の毎回最後の1ページは、最難関向けの難しい問題なので取り組んでないです。
通塾していないので提出すべき宿題もないので、こなしている課題量自体が少ないです。
できるだけ1週間で1回分を消化するようなスケジュールで回していったところ、上巻を半年以内に学習し終えることができました。
内容を本当に理解しているのか、とかどれぐらい定着しているのか、といった話は置いておき、とりあえず一旦学習範囲を終わらせた感じです。
夏期講習のテキストは上巻の復習がメインなので、夏期講習のテキストなどを使って少し復習しながらぼちぼち下巻の学習に入っていきたいと思います。
そういえば、塾なし予習シリーズメインの中学受験勉強も5年生の半分まで来ました!
中学受験勉強期間を4年〜6年の3年間と考えれば、半分までは自宅学習でやってこれたことになります。やったー。