うちの長男は、中学受験を2026年にする予定でいます。
中学受験をするのであれば小4ぐらいから通塾を開始するのが一般的だと思いますが、我が家は通塾をせずに家庭学習で進めています。
最後まで通塾しないかどうかはまだわかりませんが、現時点で通塾をせずに家庭で中学受験勉強をするという選択をしている理由を今回書いてみようと思います。
1:近所に塾がない
今住んでいるところはすごく田舎というわけではないんですけれど、そんなに家賃の高くないところを選んだこともあって、いわゆる郊外です。
塾ってだいたい都会とか、電車の特急なんかが止まる乗り継ぎ駅にあることが多いと思います。
そういう都会にある大手塾に通おうと思うと、うちからだと片道1時間弱くらいかかってしまうんですよね。
しかも最難関クラスとかなると、より遠い都会でしか開講されていなかったりして、なんせ遠い。
片道1時間弱もかけて平日学校が終わった後に通うということが現実問題厳しいから通えない、という方が現状に近いです。
首都圏の中学受験の記事を読んでいた時に、家と塾がドアtoドアで20分以内が望ましい、長くても30分以内、みたいなのを書いてるのを見たことがあるんですけれども、無理です。
親が高収入じゃないと中学受験は無理、みたいなこともよく見ますけど、塾が近くにあるような家賃、地価の高いとこに住んでいるっているのが前提条件になっている可能性もあるなと思っています。
2: 送迎とかお弁当とか
通塾すると、勉強に関しては塾にお任せすることができたとしても、夜帰って来るときは、最低でも親が最寄り駅までは迎えに行くことになると思います。
夜9時台に保育園児も家にいるのに、駅まで迎えに行くことを想像したら、親もしんどいな…と。
しかもお弁当とかも要るらしいじゃないですか。いつ作るんそのお弁当。今でも毎日スケジュールかつかつやのに私、しんどいな…。
子どもも別に勉強に対するやる気に満ち溢れているわけでもないのに、そんなにサポートしなあかんのか…とか思ってしまって。
通塾に付随する親の負担感(想像)が多すぎて、通塾ないほうが楽でいいな、となっています。
3: 自由時間の確保
長男は学校から帰ってきて家でゴロゴロしながら読書したりするのが好きなようです。
よくスポーツやピアノとか他にも頑張るものがあるから塾に行けないので家庭学習を頑張るという方もいるかと思うんですが、うちの長男はスポーツとかは全然で何もしてません。
別に何か頑張っているものがあるというわけではないですが、ぼーっと好きな読書をするというのも大事な時間だなと思うし、同じ学校の友達と放課後遊ぶのも楽しんでいるみたいなので、 そこは確保したいと思っています。
通塾をしないと往復の時間と準備などで2時間×週3日ぐらい浮かせられているので、 それって大きいメリットだと思います。
4: 学習をカスタマイズできる
塾に通っていると成績によるクラス分けはあるにしても、そのクラスの中では一律授業になるので、すでにわかっていることでも授業を聞かないといけない時や、自分が問題を解き終わっても待っている時間が出てくるかと思います。
家庭学習だと分かっているところに関してはさっとテキストを読んで問題を解いて終わりにすることもできるし、理解ができなかったところは、ゆっくりじっくり時間をかけて理解を深めて行ってもいい。
塾の漢字小テストとかがあるわけでもないので、家庭学習で100%新しい漢字を習得していなくても、後で小学校で学習したときに100%になればいいと思って、気楽にやれています。
家庭学習での予習分があるので、小学校でのテストではちゃんと出来ているようです。
強制力があまり働かないというデメリットもあるんですが、それ以上に分かっている内容は時間を減らして、難しい単元には時間をかけるなどカスタマイズできるのはメリットだと思っています。
5:子供の学力に合う学校に通ってほしいという願い
最後になりますが、中学受験を希望する基本的なコンセプトとして「子供の学力に合う学校に通ってほしい」というものがあります。
この学力というのは、小4の今まら1日1時間程度、小6になっても1日2〜3時間ぐらいがマックスだと思うのですが、それをコツコツ続けた結果として小6の最終中学受験期に持っている学力に合う学校に行けたらいいという感じ。
小5以降はもっと学習量が増えて大変になるとか、小6とか周りの子が本気を出して勉強しだすということを考えると、おそらく偏差値は最終的には今よりも少し下がるだろうと予想はしています。
仮の目標校はあるものの、頑張れる範囲で頑張って、その時点でのちょうどいい学校に進学できればいいなと思っています。
上記のような理由で我が家では通塾せずに中学受験を目指しています。
先日、4年生向けのカリキュラムは終了し、今後も基本的にも予習シリーズのカリキュラムに沿って学習しているだけなのですが、こういう家庭もいるよってことで 今後も細々と発信していけたらいいなと思っています。
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▼ほぼ通塾なしで開成に合格したぎん太さんのマンガも参考になります。