中学生将棋棋士・藤井聡太五段が、史上最年少となる優勝を果たし、六段に昇段したニュース、ご覧になりましたか?すごいですよね!
藤井聡太さんは5歳のときから、くもん出版のスタディ将棋を使って、将棋をおぼえていったようですが、幼児の将棋導入用に、いい知育玩具はどんなものがあるのでしょうか?
我が家では数ヶ月前から「どうぶつしょうぎ」をしています。
今回は、3歳の子供でも楽しく、初めての将棋に親しめる「どうぶつしょうぎ」を紹介します。
対象年齢3歳〜 どうぶつしょうぎとは?
「どうぶつしょうぎ」は日本女子プロ将棋協会の公認のゲームで、北尾まどかさん(女流棋士)が考案し、イラストデザインは藤田麻衣子(女流棋士)さんが担当されています。
私のもっている旧バージョンには箱に「対象年齢3歳〜」と書いてあります。
今サイトで見ると、4歳〜との表記。3歳後半くらいから可能だと思います。
盤面は12マス。ゲームとして成立する極限までそぎ落としたものと思われます。
コマはライオン、きりん、ぞう、ひよこが各2枚の合計8枚のみ。
ひよこは裏返すとにわとりになります。
木製のほどよい重みのある、手になじみやすいコマです。
しっかりとした厚みのある折りたたみ盤に、コマを定位置に置いてゲームをスタートします。
交互に一手ずつ駒を動かして、とった駒は自分の番のときに打つことができます。
相手のライオンを先に捕まえるか、自分のライオンが相手のエリアまで先に進めたら勝ちです。
細かいルールは普通の将棋と違うところもあるようです。
「どうぶつしょうぎ」の魅力とは?
コマが漢字ではなく、かわいらしい動物の絵で子供にも親しみやすい
石井式でも言われているように、就学前の小さな子供でも漢字を読むことはできます。
ですが、具体的意味がとらえにくい将棋のコマの漢字を覚えて、ゲームをするというのは難易度が高いように思います。
(日常的に使っている言葉の固有名詞などは覚えやすいようです。話がずれるので子供の漢字の話はこれぐらいで。またブログで取り組み紹介したいです。)
ひよこが相手の陣地まで行くと、裏返ってにわとりになる、という動きも楽しいようです。
「どうぶつしょうぎ」は絵がとても可愛らしく、小さな子供にも親しみやすいようです。
マスが少ないので1 ゲームが短時間で終わる
年齢が小さいうちは、集中力の持続時間もあまり長くありません。
ですので、マス目の数が少なくてゲームの決着が早く着くというのは子供にとってメリットです。
コマに進む方向が書かれているので、動き方がわかりやすい
それぞれのコマの動き方を個別に暗記する必要はありません。
コマの上に小さな赤丸がついていてその方向に進めるということが直感的にわかります。
子ども用の将棋アプリはある?
「どうぶつしょうぎ」の公式アプリもあるようです。
「どうぶつしょうぎ(公式)」をApp Storeで
【すぐわかる!】『どうぶつしょうぎ(公式)』 - Appliv
普段からお子さんにアプリゲームなどさせているご家庭なら、こちらで試してみてから、購入を検討されてもいいかもしれませんね。
次のステップにオススメの子ども用将棋
「どうぶつしょうぎ」に慣れても、急に普通の将棋に移行するのは難しそうですよね。
幼児が将棋をするのに、「どうぶつしょうぎ」の次のステップに良さそうなものを紹介します。
おおきな森のどうぶつしょうぎ
どうぶつしょうぎと同じキャラクターでマス目が多くなったものです。
より近い将棋の形になっています。
慣れたどうぶつのキャラクターなので、苦手意識なく取り組めそうです。
NEW スタディ将棋 (くもん出版)
史上最年少棋士記録を更新した藤井聡太六段は、5歳のときに祖母がこのスタディ将棋で将棋を教えてくれたのが、始まりだったとか。
形もかなり本格的ですが、コマに動き方が書かれているので直感的に将棋を指す事ができます。 対象年齢は5歳からになっています。
うちも「どうぶつしょうぎ」で、まともな対戦ができるようになったら、次はこちらを購入しようと思っています。
【まとめ】
いかがでしたか?
3歳から「どうぶつしょうぎ」で将棋に親しんで、少しずつ本格的な将棋に移行していけたらいいですね。
私は今のところ「どうぶつしょうぎ」のルールの理解には追いついていますが、通常の将棋のルールは、これから勉強することになります。
子供と一緒に少しずつステップアップして、将棋を指せるようになりたいです。
いつもは子供相手にいかにして負けるかを考えながら対戦しています。
ですが、先日大人同士で「どうぶつしょうぎ」の対戦をしたところ、単純そうに見えてすごく奥が深くて、かなり頭を使って面白かったです。
私は、2回連続で負けてしまいました。
「どうぶつしょうぎ」に取り組み始めた時のことを思うと、ここ最近、息子のコマの動かし方がスムーズになってきました。
「ひよこをにわとりにしたいから、ひよこは取らないで」など独自ルールを設けてきたりして、4歳児相手の「どうぶつしょうぎ」はちょっと厄介ですが、楽しく対戦しています。
息子に本気で負かされる日も、そう遠くないのかもしれません。
※在庫品薄なのか、表示価格より高く売られていることがあるようですので、価格の比較をおすすめします。