4歳半の子供がオンライン英会話レッスンを受けています。
「オンライン英会話レッスンを受けているだけで効果が本当にあるの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、幼児のオンライン英会話の効果のありなしは親のサポート次第だと思います。
わが家でしているオンライン英会話の効果を2倍にする方法を紹介します。
Let’s Go(レッツゴー)のテキストを有効活用する
オンライン英会話スクールでは Oxford University Press(オックスフォード大学出版)のLet’s Go シリーズを使用していることが多いと思います。
有名な子供用の英語絵本シリーズ:オックスフォードリーディングツリー(ORT)も出している出版社のテキストなので、内容はとても良いです。
両方オックスフォード大学出版の本。左がLet's Go。右がORT
Let’s Goに日本語は一切書かれおらず、幼児用の親しみやすいイラストがたくさん入った、英語で英語を教えられるCDつきのテキスト。
CDの歌は、テンポもゆっくりめで、曲調も幼児の好きそうなかわいい曲です。
子供のパートは、たぶん子供の声優さんで、親しみやすいです。
リップルキッズパークもLet’s Goを使用しています。
7段階に分れていて、うちは一番最初のLet’s Go (4th edition) Let’s Beginを使用中。
レッスン中は画面共有で先生が映してくれるので必ずしも本の購入は必要ないのですが、レッスンの効果を上げるために購入して手元に置いていくことをお勧めします。
1: CDを聞き流しする(復習と予習のレッスン)
CDにはそのユニットで学習する短いセンテンスの歌などが入っています。
前回のレッスンで学習したところ(復習)と次のレッスンで学習しそうなところ(予習) でプレイリストを作って、そこだけリピート再生するようにしています。
朝にかけ流しておくと、幼稚園から帰ってきた時もその歌を口ずさんでいたりします。
2: オンラインサイトで遊ぶ
Oxford University Press(オックスフォード大学出版)の公式ページでレッツゴーのテキストの内容が練習できるページがあります。
(テキストの裏表紙に載ってました)
▶︎ www/oup.com/elt/letsgo
画像:オックスフォード大学出版HPより引用
現在、一番最初のLet’s Begin とレベル1のみ利用可能なようです。
画像:オックスフォード大学出版HPより引用
Let’s Playはゲームのコーナーです。
絵合わせゲーム(神経衰弱)や迷路は、ネイティブ発音で単語を読み上げてくれます。
他にも、スペリングゲームなど、遊んでいるうちに楽しく学べそうです。
画像:オックスフォード大学出版HPより引用
Let's PlayのコーナーはLet’s Goのテキストで勉強していない子でも十分遊べると思います。
会員登録などは必要ありません。
Let’s Watchで、各ユニットのスキットを動画で見ることができます。
Dictionaryは単語帳のようになっていて、そのユニットに出てくる単語が、絵と文字で表示してあり、クリックすると読み上げてくれます。
うちはまだこのサイトはあまり活用できてませんが、これで子供がLet’s Goのテキストに愛着を持ってくれると、その後もスムーズに進みそうですね。
3: 単語は実物を見せて教える
例えば Unit 1ではおもちゃの名前を覚えます。
テキストに出てくる物を、家のおもちゃ箱から探し出して、 その実物を見せながら単語を教えます。
テキストだけより実物を目にしたほうが、身につきやすいと思います。
4: 文章は実生活で使う
例えばユニット2では色を質問して、色名を答えるというのが学習のメインです。
普段の生活で、その文章(重要表現)を使うようにします。
その定型文で私が聞いて子供が答えるというのを2〜3回繰り返した後、交代して子供に質問してもらって私が答えます。
既に私が何回かした質問なので、直後なら子供もちゃんと質問できたりします。
5: 動作も日常生活で
それぞれのユニットに動作の指示のセクションがあります。
Unit 1 なら sit down(座って)と stand up(立って)
Unit 2なら come here (こっちにきて)と turn around(方向転換)
先にテキストを見ておいて、 その週の重要項目ってことで、家の中でも意識してその言葉を使うようにします。
動作なので、実際にしながら覚えるのが一番です。
フリートークで聞かれそうなことは定型文として練習しておく
レッスンの前半はだいたいフリートークになります。
初心者には正直難しいです。
でも聞かれる事って大体決まっていて、
「もうおやつ食べた?」
「何食べた?」
「今日幼稚園に行った?」
「天気は?」
「〜好き?」など。
天気のやりとりや、「〜好き?」はそういう一つの文章として、教えてしまいます。
「ピンク好き?」「電車好き?」みたいに知ってる言葉を入れ替えて、連続で質問します。
「Yes, I do.」と(この文章限定ですが)ちゃんと答えられるようになりました。
交代して、子供にも質問してもらいます。
知らない言葉は「kindergarden は幼稚園だよ」と日本語で教えてます。
たまに夕食時とかに不意打ちに「今日幼稚園行った?」などと英語で聞いてます。
子供も、答えられるようになってきました。
【まとめ】レッスン中だけでなく、予習復習で定着
レッスン中に1回テキストを見てリピートしただけでは英語は絶対に覚えられないと思っているので、Let’s Goのテキストを中心に、日常生活の中でその英語に触れられるようにします。
幼児向けの最初の方のテキストは、日常生活で使用頻度の高いものが多いので、普段の生活でも使いやすいです。
家で十分に予習しておいて、 オンラインレッスンの時に「知ってるよー!」って感じで自信を持って先生に答えられると、うちの子の性格的にも気分いいみたいだし、レッスンもテンポよく進みます。
ピアノを習っている子が、家で毎日練習をして週一回のレッスン時間に、弾けるようになった曲を先生に発表するような感じで、英会話レッスンも捉えるといいと思います。
レッツゴーの一番最初のテキストの内容は、うちの子は既に知っている単語(例えば色名)も多いです。
だからわかっている気になっていたのですが、 実際に会話の状態で質問されると、質問がわからなくて答えられなかったり、It’sが抜けていたり。
たんなる知識から、英会話としての使える英語へ定着していく部分がオンライン英会話ですごく補われていると感じます。
アウトプット、大事ですね。
親としては、「テキストとワークブックで自分で予習復習しときなさいよ」どころじゃないので、手間暇かかるのですが、 そのぶん子供はとてもいい発音で返してくれたりと、手間をかけただけのやりがいは感じられます。
英語での語りかけはできないって方も、
1:CDのかけ流し
2:オンラインサイトで遊ぶ
だけでもしておいたら、効果はあると思います。
子供が大きくなると、英語で話しかけて…とかしたくても、子供が嫌がって無理かもしれないので、今素直に英語で答えてくれているうちが黄金期、と思って取り組んでいます。
次回、リップルキッズパークでの1ヶ月のレッスンの効果と変化を振り返ってみたいと思います。