約1年前から開始していた小学4年の予習シリーズでの学習、上下巻ともに終了しました。
通塾なしでも無事、1年分の内容を学習することができました。
私も普段インターネットなどで家庭学習されている方の情報を読んで参考にさせてもらっているので、私も同じようにどなたか家庭で中学受験勉強を進めたいという方の参考になれるように、1年間の取り組みをまとめて紹介しようと思います。
<我が家の状況>
・通塾なし。進学クラブ(四谷大塚の通信教育)や、中学受験向けの通信教育もなし。
・予習シリーズのテキストを購入して家庭で学習
・年に数回、塾でテストを受ける
・特にスポーツなど習い事をしていて忙しいわけではない(基本週7フリー)
取捨選択について
全てのカリキュラムをこなそうと思ったらかなり膨大な量のある予習シリーズ。
以前にも少し紹介した取捨選択について、改めてまとめます。
・最難関問題集はしない
最初から購入しませんでしたが大正解で、全く支障はありませんでした。
最難関問題集を買わなくてもメインの予習シリーズや演習問題集の中にもかなり難易度の高いものが含まれているのでそれで十分でした。
(演習問題集の発展問題も、難しいのはしていません。)
・国語の演習問題集はしない
上巻は買ったものの、全然手が回らず、手つかずでした。
下巻は購入自体していませんが、これぐらいでちょうど良かったと思います。
今後も購入しないと思います。
・ 算数の演習問題集はピンポイント使用
予習シリーズを学習していて、間違いが多いとか、理解が浅いと思われた単元だけスポットで利用しました。
上巻ではほとんど使いませんでしたが、下巻になると難しいところが増えたので出番も増えました。
・週テストはあまりせず
上巻の時は週テストもしていたのですが、下巻あたりからは週テストは全然できませんでした。
親としては、したい気持ちはあったのですが、予習シリーズは4週のあと総合の回もあってそこで復習が出来ているので、まあいいんじゃないかなと思います。(どちらかというとあきらめ)
以前、書いていた取捨選択についての記事▼
学習ペースについて
四谷大塚で公表されている学習予定表にできるだけ沿うように進めるようにしました。
約2週間分くらい先取りできていたので、体調不良で休んでもそのあと2倍がんばらなくていい余裕を持てたのは良かったです。
<1週間の学習例>
月曜日 理科の予習シリーズと演習問題集
火曜日 社会の予習シリーズと演習問題集
水曜日 算数の予習シリーズ 前半
木曜日 算数の予習シリーズ 後半
金曜日 予備日
土曜日 国語の予習シリーズ
日曜日 算数の演習問題集数ページ
プラス 計算 1ページと漢字とことば 2ページを毎日。
こんな感じで1週間分を6日で回すようなペースで進めて行きました。
1日の学習量は約1時間程度です。
後述しますが、授業動画がないので、短時間で済んでいます。
授業動画
進学くらぶを使って学習されている方との大きな違いとしては、授業動画がないことです。
代替案としてスタディサプリも考えました。
1単元ごとの動画の長さも短いですし、月額利用料も進学くらぶよりかなり安いので、選択肢としてありだなと思っています。
ただ長男は、動画を視聴するのを面倒くさがる、文字で解説を読んだ方が理解が早い、進学くらぶの体験期間の動画もあまり集中して見れなかった、などの理由があって授業動画なしでこの1年は進めました。
動画の視聴って結構時間が取られると思うので、動画視聴がない分学習時間を短くすることができたのは良かったです。
進学くらぶの体験をしたときの記事▼
役に立ったサイト
予シリの算数の学習している時に付属の解説を読んでもよくわからない問題が4年下巻あたりから続出しました。(中学受験小4の算数って難しいですね、ほんと)
中学受験のテキストの中では解説が充実していると言われる予習シリーズでも、算数が得意でない私からすると解説があっさりしすぎていると感じることはよくあります。
(「なんで急にこの数字出てきたん?どっから出てきたん?なんでここで割ってんの?」みたいなね。)
そんな時に我が家が活用しているサイトが「すぐる学習会」です。
会員登録とか何もなしに、予シリ本家よりもとても詳しい解説のPDFを閲覧できます。
我が家が通塾なし、動画なしでもやっていけているのはすぐる学習会の解説サイトのおかげともいえると思います。(PR案件でもなんでもないですが)おすすめです。
塾のテスト
塾や進学くらぶは学習範囲に合わせた公開組分けテストがあって、それで自分の立ち位置や、学習した範囲の定着度も確認できると思います。
うちはそういったテストを受ける機会がないので、年に数回塾でテストを受けて立ち位置を確認するようにしています。
また会場で時間制限や生徒同士での緊張感もある中でテストを受けるという経験を積めるのも価値があると思っています。
どこの塾のテストでも細かな成績も分かりますし、今後の学習方針を決めるのにもとても役立っています。
日能研の無料の全国テストはとても良いのですが、4年生以降は塾生は別のテストを受けて、全国学力テストは受けないそうです。
今後はできるだけ、受験生の中での立ち位置を確認するためにも、中学受験勉強をしている塾生も受けるテストに参加するようにしていきたいです。
秋に大手塾で受けたテストでは昨年と同じく一番上のクラスでの入塾資格も得れていたので、学習に使用するテキストが違っていても、日々の予習シリーズでの学習がきちんと身についているのが確認できました。
親の学習サポート
現在、母親である私もフルタイムで働いていて、共働き。保育園児もいます。
毎日、予習シリーズを子供がして、私は夜とか、リモートワーク日の昼休みに丸つけをしています。
その後、間違えた問題の解説(上で紹介したすぐる学習会のサイトなど)を子供と一緒に読んだり、(たまに)解説動画を探して一緒に見たりしています。
私のスケジュールが忙しい日が続くと、どんどん丸つけの私の宿題がたまっていくのですが、最終的に、週末でどうにか帳尻を合わせています。
塾に通っていないことで小4の塾代約80万円が節約出来ると思うと、節約家の私の励みになります。
丸つけだけの簡単なお仕事で80万円もらえるバイトをしてると思ってこれからも丸つけがんばります。(ちがう)
まとめ
約1年前に我が家に到着した大量の予習シリーズを見て、量が多すぎるのに驚いていましたが、何とか1年分を終えることができました。
インターネットで、「4年生の間は家庭学習でもいける。でも5年以降は学習量がさらに増えるから厳しい」という情報も見ていますので、正直不安はあります。
(ほんと、どこまで行っても、「今までは大したことない、この先が大変なんだ説」ってずっとあるな…。乳幼児期の子育てもそんな説、常にあったけど、ほんまかな。)
家庭学習でできる範囲で今後も学習を進めて中学受験に備えていけたらいいなと思います。
ちゃんと家庭学習でコツコツ学習できる長男、えらいなー。