先日、4歳半の息子が黙読できることがわかりました。

以前、ひらがなの教え方の記事で、息子が急にスラスラと音読し始めたことを書きました。
関連記事▶︎「子供へのひらがなの教え方」
これからは音読で自分で絵本を読むようになるんだろうと予想していたのですが、意外にもあの時だけでした。
「お母さんに読んでほしいな」と音読を暗に促しても「いや。読めないもん。読んで。」と言って読みません。
相変わらず絵本は読み聞かせで読むものと思っているようで、自分で音読で読もうとしない状態が続いていました。
読み聞かせに慣れて自力で読まない子になったのか?という不安も多少あり…
でも、そんな読み聞かせの弊害なんて聞いたことないしなぁ〜。
(ちなみに、我が家では絵本の読み聞かせを0歳の頃からほぼ毎日続けています)
関連記事▶︎「絵本好きの子に育てる3つの方法」
いつになったら、自分で音読をして本を読むようになるんだろうと思っていました。
ですが以前から、初めて見る絵本の題名をパッと見て読み上げたりするようなことはあったので、多分読む能力はあるんだろうとは思っていました。

さて、先日七田式プリントBの「ちえ」9冊目の問題をしていました。
内容はこんな感じです。
問題の文章を私が声に出して一回読み上げました。
4問中1問は、私の音読で理解して、線をつなげました。
その後はわからないようだったので、 「もし答えがわからなかったら、ここの文章をまた読んでもいいよ」と言いました。
すると、その後の残りの3問は、自分で問題の文章を黙って読んで、すっと線を引いていきました。 もちろん答えは合っています。
え?
今、音読すらせずに、文章読んでたよね…?
ところで七田式プリントB(だいたい年中さん向け)の問題、難易度高いですよね?
たぶん、親の読み上げではなくて、自分で読むのを想定した問題だと思います。
この問題は、答えもばらけているし、かなり難しいと思ったんですけど、やってみたら実は子供はできたので、驚きでした。
七田式プリント難しすぎない?って最近思っていたのですが、きっかけがあってできるってわかったので、これはこれのよさがあるなぁ、と再認識しました。
(七田式プリントの詳細はこちら:
関連記事▶︎「七田式プリントを実際に2年使った効果」)
黙読できるなんて知らなかった…。
たまに絵本を開けて一人で見ている時もあるんですが、絵だけ見ているのかと思っていました。
黙読できることが分かったので、「一人で絵本を見てる時って文字読んでるの?」って聞いたら「読んでる」って言っていました。(いつもではないと思います)

私のイメージでは子供って
一文字ずつ途切れながら声に出して読む
↓
もう少しすると、スラスラ音読を出来るようになる。
↓
スラスラ音読するのを結構繰り返してから、黙読に移行するかと思っていました。
ですが私は息子が、一文字ずつ途切れながら声に出して読むのも、スラスラ音読しているのも、数回しか見たことがありません。
うちの子は、
3歳の誕生日あたりにひらがなを読めるようになり(1文字づつ)
4歳3ヶ月ですらすら音読しているのを見ました。(数回だけです)
4歳半で黙読をすでにできていたということがわかりました。
はっきりいつから黙読できるようになっていたのかは分かりません。
うちは、3歳までに絵本のべ1万冊、その後も年間のべ1000冊ほど絵本の読み聞かせをしています。
意識して目標数にしていたわけではないですが、佐藤亮子さん(東大に子供4人合格)が「3歳までに1万冊」、ランディー由紀子さん(くわしい記事はこちら▶︎「12歳までの読み聞かせが子どもの『地頭』をつくる!」の感想」)が「年1000冊」と書いているのを読んで、数えてみたら結果的にうちもそうでした。
なので、読み聞かせ量としては割とあるとは思います。
読み聞かせが黙読につながったのかもしれません。
この一件で黙読できるのがわかった後に、めずらしく自ら絵本を音読したりもしていました。
(一歩進んで、半歩戻る感じ?)
でも基本は今も読み聞かせです。
子供の発達って面白いですね。