ニキーチンの模様作りの積み木を4歳の息子と一緒に手作りしました。
ニキーチンの積み木遊びは、七田式などの幼児教室などでも取り入れられているみたいですね。
「ニキーチンの知育遊び」という本に、「模様作りの積み木」「ユニキューブ」「みんなの積み木」の3種類の積み木の作り方が紹介されていました。
「みんなの積み木」は「賢人パズル」という商品に近いと思います。
「模様づくりの積み木」は、同じ大きさ、同じ色の組み合わせの立方体の積み木16個を使って、問題のカードの通りのパターンをつくります。
積み木で作った模様を図にかきとったり、お手本にない新しい問題を作ったりする創造的作業をします。
分析力や総合力、組み合わせる力が伸びるそうです。
ブラザー・ジョルダンから出ている模様作りの積み木は7000円程します。
手作りだと、とても安く作ることができました。
本に載っていた積み木の作り方を見ていると、手作り好きの私はとても作りたくなり、一人で作ろうと思っていたのですが、材料を息子に見つかってしまい、やりたいと言ったので一緒に作りました。
ニキーチン模様づくり積み木の材料
<今回買ったもの>
100均(ダイソー)の3センチ角の木材8個セットを2つ(=16個)
8個セットで売っていましたが、色目が白っぽいものや黒っぽいものなど混じっていたので、白っぽいものを選んだ方が色が塗りやすいと思います。
覚悟はしていましたが、100均の木材のクオリティは非常に残念でした。
うちは息子がもう4歳で口に入れたりすることもないし、まあいいかと思いますが、 もっと年齢が下のお子さんがいる家庭だと、木材はもう少しいいものを使った方が良さそうです。
100均(ダイソー)の紙やすり
100均の木材は、断面がささくれていたりするので、紙やすりは必須です。
粗目から細目までセットになっているものを購入。
もっと良い木材を選んでいれば紙やすりはなくてもいいかもしれません。
<家にあったもの>
- アクリルガッシュ
- マスキングテープ
- 100均の筆
- パレット( 一色ずつしか使わないので使用済みプリンカップなどでもOK)
- 筆洗の入れ物(プリンカップ)
- 新聞紙(など汚れていい紙)
【簡略版】ニキーチン模様づくりの積み木の作り方
<準備>
本に書いてある展開図を見ながら、見本をつくる。
私は別の積み木に、カラーシールを貼ってサンプルにしました。
(展開図の読みに自信のある方はなくてもOK)
1: 木材に紙やすりをかけて表面を滑らかにする(粗目→細目)
2:一色ずつ色を塗る。
一面が二色に分かれているところはマスキングテープを貼ってから。
次の色を塗るときは、前に塗った色が乾いてから。
順番は濃い色から淡い色(青→赤→黄→白)
(と本に書いてあってそうしましたが、淡い色から塗った方がよかったかも…)
色が乾くまで1色あたり、30分〜1時間ぐらいは待つ時間が必要です。
純粋に作業時間だけで言うと、3時間弱ぐらいかかったと思います。
数日かけて完成しました。
本に書かれていたけれど省略した項目
色塗りの間の紙やすり
一度4色全てを塗り終わってから、 紙やすりをかけてから2度塗りをすると書かれていましたが、4色を乾かすと時間がかかりそうだったので、ヤスリは省略しました。
一度塗りと二度塗りの間の乾かす時間
紙やすりを省略しようと思っていたので、 一旦1色で16個の積み木を塗ったら、 半乾きの状態でしたが、すぐに続けて2度塗りをしました。
ニス
ニスを塗った方が仕上がりがいいとは思いますが、省略しました。
使用上は今のとこ問題なしです。
子供と一緒に積み木を手作りする時の注意点
私は4歳の息子とニキーチンの模様作りの積み木を手作りしました。
反省を踏まえて、注意点を書いておこうと思います。
服などが汚れる
アクリルガッシュで色塗りをしたのですが、とんでもなく服が汚れていました。
積み木を作る時間+洗濯の時間もかかりました。
色塗りがはみ出る
1面を2色で塗るところは大人担当し、子供はベタぬりの面を塗るだけなので、大丈夫だろうと思っていましたが、塗っているところ以外にも塗料がたくさんついてしまいました。
木材にアクリルガッシュがつくと簡単にはとれませんでした。
家のお手伝いと一緒で、子供と一緒に作った方が時間もかかるし手間もかかります。
でも、やすりで削ったり、筆で色塗りをしたり、息子はとても楽しそうでした。
完成したものをおもちゃとして渡すよりかは、愛着をもってくれているかなぁと期待しています。
今回の反省点と次回に向けての目標
今回、子供が模様作りの遊びを気に入ってくれるかどうかまだわからなかったので、 ひとまず100均の木材で作ってみました。
もしも子供がはまってくれて、たくさん遊ぶようであれば、親も一緒に作れるように、もう1セット作りたいなと思います。
そんな次回のために自分なりの反省点と、「もっとこうしたい!」の欲をかいておきます。
マスキングテープで、もっと保護しておけばよかった
左の積み木の青の上部分、白い塗料がついてしまっています。
気をつけているつもりでも、こんな風にまわりの面に色がついてしまいました。
右の積み木のように、1面を1色でベタ塗りする時も、回りはきちんとマスキングテープで保護してから塗ればよかったです。
濃い色から先に塗っていくのですが、後から薄い色で塗って隠そうとしても、 かなり厚塗りしないと元の色が隠れてくれず修正が大変で、時間もかかりました。
もっと質の良い木材を使いたい
やはり100均の木材はクオリティーが低かったです。
次はもうちょっと質の良い木材で作りたいと思います。
違う色合いで作りたい
「ニキーチンの知育遊び」の本の表紙の積み木の色合いがとても可愛いです。
色合いが違うと作るもののモチーフも変わってきそうなので、他の色合いでも作ってみたいです。
ちなみに表紙は、ライトグリーン・ピンク・イエロー・ホワイトの4色。
模様作りの積み木、収納の箱はどうする?
模様作りの積み木は、箱に入れるのを推奨されています。
本に載っていた推奨の箱の大きさは、125×125×30 mm で蓋があるもの。
本に作り方も載っていたので、厚紙で手作りしようかなと思っていたら、 私と息子が積み木を手作りしていることを知らない夫が出張帰りにお土産を買ってきました。
それがこれです。
皇居外苑のきんつば(4個入)
なんとこれが奇跡的にサイズピッタリでした!
縦横は5ミリほど余白があるのですが、高さはぴったり。
東京駅で売っていたみたいです。
なんだかやけに、きらびやかな箱ですが…笑
他にも奇跡的にサイズがぴったりなお菓子の箱、あるんでしょうね。
模様づくりパターンカード(問題)の作り方
既製品もありますが、2000円近くするので、作りました。
「ニキーチンの知育遊び」の本に、問題のパターン(模様)がいくつも載っています。
本には、模様づくりパターンカードの作り方として、以下の方法が書かれていました。
- シリーズごとにカードを分けて袋に入れておく方法
- シリーズごとに屏風のようにつなぎ、折りたためるようにする方法
- 問題図を原寸大に色をつけて1枚ずつ描いてあげる方法
- 大きめにしたコピーをスケッチブックのようなものに貼る方法
私は、本に載っていた問題のパターン(模様)を、拡大カラーコピー(原寸大ではなく、小さめ)し、カラーコピーをひとつずつ切り離して、小さめのリングノートに貼っていきました。
リングノートだと、一つの問題のページのみを開けられるので、 集中できていいかなと思います。
ノートの問題集であれば子供ができるようになった日を直接ノートの余白に記録していったり、ご褒美シールを貼っていってもいいと思います。
【まとめ】ニキーチンの積み木を手作り
今回は制作費324円でニキーチンの模様作りの積み木を手作りしました。
実際に作ってみて、乾かす時間など時間は結構かかったけれど、次はもっと良い仕上がりのものも作ってみたいと思いました。
息子のクラフト欲も満たせたようだし、ハマるほどではないけど、ちょっとは遊んでくれてるのでよかったなーと思います。