今回はピアノ教室などでピアノやリトミックを習い始める前に、リズム、音感習得、音符学習など自宅で取り組めることを紹介したいと思います。

うちは子供が2歳の時にピアノ教室のリトミッククラスの体験に行ったのですが、子供の場所見知りと人見知りが激しく、あまり楽しめていませんでした。
そこで自宅で何かできることはないかと探して取り組んでいました。
今回紹介する本に沿って、自宅でリトミックをしたりリズムに親しんだり、ワークブックをしたりしていました。
自宅である程度親しんでから、リトミックとピアノのレッスンを受けるようになりました。
詳しくは>ピアノオンラインレッスンをカフェトークで半年受講した体験談の記事
ちなみに母親である私は、ピアノを習ったこともなく、楽譜もあまり読めず、もちろんピアノも弾けませんでした。
なので、ここで紹介する方法は、私と同じようにピアノの知識や経験がない人でも子供と楽しく取り組めるものばかりです。
ピアノ教室の受講年齢は4歳からというところも多いですよね。
2歳や3歳の時に何もせずに過ごすより、何か自宅でお母さんと一緒に音楽に親しんでいると、レッスンでもすんなり入りやすいのではないかと思います。
我が家でとても活躍してくれたおすすめの本(ワークブック)を3つ紹介します。
1: たのしいな 幼児のうたと音感 1
「チューリップ」や「ぞうさん」といった有名な童謡に合わせて、手拍子をしたり体を動かしたりするあそびが13こが載っています。
子育て支援センターなどで、「リトミック」というと漠然と音楽に合わせて体を動かしましょう、というようなものが多いと思うのですが、正直ちょっと物足りないですよね。
この本に載っている遊びは、もう少しリズムや音感をつけることに特化しているようです。
歌に合わせてカスタネットを打ったり、すずを鳴らしたりします。
歌、手拍子、体の動きは2〜3歳の子供でも簡単にできるようなものが多いです。
「わらべうたや手遊びが子供にとって良いらしい」というのは知っていたとしても、レパートリーが増えにくいですし、毎日子供とわらべうたや手遊びをする時間を持つというのは、難しいかもしれません。
でもこの本に沿って進めていくことで、親子のふれあい遊びや、わらべうた遊びをすることができました。

うちは、一時期プリント学習とセットで、この本も開けるように日課のようにしていました。
七田式プリントを2年使った体験談の記事はこちら
子供も、とてもこの本のあそびを楽しんでいました。
2: みんなだいすき! リズムのほん 1
リズムと拍子について学べる本です。
リズムのほん1では4分音符、2分音符、4分休符、8分音符、8分休符、付点2分音符、全休符を学習します。
4分音符は「たん」、2分音符は「たーあん」と読んで、それに合わせて手拍子をしたり体を使ってそのリズムを習得します。
可愛らしい動物のイラストがたくさん載っているので、子供もとても親しみやすいようでした。
練習問題も少しずつ難しくなっていくように、たくさん載っています。
ちゃんと、子供が音符をみて「たん たん たーあん」と読んで手拍子できるようになりました。
音符の形にも親しむことができました。
3: おんぷのおえかきワークブック 1 (えかきうたつき)
音符の色塗りがメインになったワークブックです。
第1巻では「ド・レ・ミ」までの音符の範囲を習得します。
3種類しかないので子供も理解して色分けすることができました。
左に大きなイラストが載っていて色を塗ります。(ド=赤、いちご、りんごなど)
次に、右ページの音符の丸の形に色を塗るといった流れになっています。(ド=赤など)
音符に色を塗り終わったら、その音をピアノで弾いて聞かせるようにしました。
第1巻を割とすんなり終わらせることができたので、第2巻も購入したのですが、こちらは「ド〜ソ」までの音符です。
第2巻の半分ぐらいまで来た時に、子供が混乱しているようでした。
先生にきちんと教えてもらった方が良さそうだと思い、私はそのあたりでレッスン受講を始めました。
<まとめ>
いかがでしたか?
ピアノレッスンを始める前に、リズム、音感習得、音符学習など、自宅で取り組める本を紹介しました。
この3冊がおすすめの本です。
- たのしいな 幼児のうたと音感 1
- みんなだいすき! リズムのほん 1
- おんぷのおえかきワークブック 1 (えかきうたつき)
どれもかわいらしい幼児向けの絵で、親しみやすいです。
うちは、オンラインレッスンでピアノを習い始めましたが、先生が初めて画面越しに音符カードを見せてくれたときも「知ってるー!」となって嬉しそうにしていました。
音階や音符の長さも基本的なことは親しんだ状態でレッスンを始めることができたので、導入はすんなりといけたのではないかと思います。
私の子は、場所見知りと人見知りが激しかったので、慣れた自宅でお母さんと親しめたのはよかったと思います。