息子が年少の4月から幼児ポピー(年中用あかどり)を使っています。
約1年実際に幼児ポピーを使ってみてわかってきたメリットやデメリットなどを紹介しようと思います。
前回の記事でも紹介しましたが、息子は2歳4ヶ月から七田式プリントを使っています。
学習習慣もつき、満足していましたが、土日も進めていくと8ヶ月で1セットが終わってしまうこともあり、追加で幼児教材を探していました。
ポピーとは?
「ポピー」かなり有名ですよね。
幼児から中学生のための家庭学習教材です。
私たち親世代も子供の頃にやっていたとか、友達がやっていたというような方も多いのではないでしょうか。
もう40年以上も続いているそうです。
幼児ポピーは、以下の3点が毎月送られてきます。
わぁくん(読んだり体験したりのワーク)
オールカラー AB判 35ページ・シール付きドリるん(書き込み式のドリル)
オールカラー AB判 42ページ・シール付きほほえみお母さん&お父さん(おうちの方向け情報誌)
B5判 20ページ
この他に、以下の2点が4・7・10・1月に届きます。
きせつしんぶん
オールカラー B3判 カラー両面刷り特別教材の付録 (親子で楽しめるカードゲームや、簡単に作れて遊べる工作など)
その他にも教育相談サービスなども受けれます。
(私も教育相談サービスを受けて、とても助かりました。
詳しくはこちらの記事▶︎「ポピーの教育相談サービスを受けてみました」)
幼児ポピー「ポピっこ」のメリット・いい点
季節や行事を感じる内容
幼児ポピーは何月号というのが決まっています。
ドリルの内容もその月にあわせて工夫されており、行事に親しんだり季節を楽しんだりできるのが一番良い点だと思います。
年に4回、「だんごむらだより」というポスターのようになった「きせつしんぶん」の付録が届きます。
そこで、季節の草花などを、実際に見つけたら「はっけんシール」を貼るというものがあります。
これをあらかじめ見てから子供とお散歩していると 、季節の草花などに気がつき、お散歩がより充実したものになります。
家に帰ってからはっけんシールを貼って子供と一緒に「今日はこれを見たね」とか「まだこれは見つけていないから今度探してみよう」などと話しています。
ポピーの付録がきっかけになって、身近な環境の中の自然物に私も目を向けるようになりました。
ドリルの内容でいえば、12月号では、サンタさんが迷路を通って子供たちのところにプレゼントを届けに行く、というようなものがありました。
ただ単純に迷路をするだけではなくて、季節の行事も感じられ、それぞれの家にプレゼントを届けるためにシールを貼っていく、というストーリーにもとても楽しそうに取り組んでいました。
その他にも、運筆の練習も、ただ単に線をなぞるというのではなくて、こまがくるくると回っている上をなぞる(1月号)というように、季節と合わせて、子供が楽しんで運筆練習に取り組めるように工夫されているなと感じます。
余計なふろくやDVDが付いていない
我が家は子供にテレビを見せずに育てていました。
ですので、DVDが付いている幼児教材は、早い段階で比較から外しました。
プラスチックのかさばるおもちゃなどが増えると収納にも困るので、私にとってはDVDとおもちゃが付いていないというのはメリットでした。
続けやすい値段
幼児ポピーの会費は、月あたり1,425円(税込・2023年4月号より年払いの場合)。
余計なおもちゃやDVDがない分、続けやすい値段になっているようです。
また、幼児コースが良かったらそのまま小学生コースも続けたいですよね。
ポピーは2023年度4月号から小学一年生の会費が2,755円(税込・2023年4月号より年払いの場合)になっていて、他の通信教育に比べると、かなりお得になっています。
体を動かしたり、実体験の遊びの提案をしてくれる
幼児ポピーには「ドリるん」という机に向かって取り組むドリルがありますが、それとは別に「わぁくん」という36ページの冊子もついてきます。
こちらは、体を動かす遊びの紹介だったり、鏡を使った遊び、かげや、きりえや手品など学習とは違った遊びの要素のある物が紹介されています。
「わぁくん」で見たことがきっかけで、実生活での遊び体験がとても豊かになりました。
雨の日や土日などに「わぁくん」を眺めていると、子供が「やりたい」となって一緒にお家で遊べたりして、役立っています。
前回紹介した七田式プリントが
「英才教育、早期教育を特色としたお勉強系の私立幼稚園」とするならば、
幼児ポピーは「のびのびと遊んで楽しみ実体験をつむことを大事にする公立幼稚園」のようなイメージです。
机に向かう学習だけではなく、自然物を見たり工作をしたり、科学や理科の基礎になるような遊びを提案してくれます。
口コミを見ていると、Z会の幼児向け「ぺあぜっと」も親子での体験や実験を大事にしているようで、幼児ポピーの「わぁくん」の内容に近いかもしれません。
▶︎Z会 幼児コース
うちでZ会をお試ししてみた記事はこちら
▶︎「Z会幼児コース(年中・年長)お試し教材の口コミ」
絵が可愛くてフルカラーで楽しい
幼児ポピーの絵がとても可愛くて、子供が惹きつけられています。 楽しく、遊びのような雰囲気で学習に取り組むことができます。
難易度はやさしめ
学年通りのものを選べば、いままで鉛筆を持って机に向かう習慣のなかった子でも、早生まれの子でも問題なく学習内容についていける内容だと思います。
それまで家庭学習を特にされていない方は学年通りで問題ないと思います。
ちなみに幼児ポピーは実際の学年よりも上のものを選ぶことも可能です。
息子は年少の4月にポピーを始める1年前から、七田式プリントAを使っており、ひらがながすべて読めるようになっていて、数も100まで数えられるようになっていました。
ですので、無料サンプルで内容を確かめてから、年少(きいどり)の学年ですが、年中コース(あかどり)を受講することに決めました。
子供にとって、幼児ポピーは息抜きの楽しいゲームのような位置付けになっています。
どちらの学年のコースにするか迷われたら無料サンプルで一つ上の学年のものも頼んでみて、子供が実際に使っている様子をみて決められると良いと思います。
幼児ポピー「ポピっこ」のデメリット・残念な点
学習ペースがつかみにくい
幼児ポピー「ドリるん」は「ことば」「もじ」「かず」「ちえ」のすべてが、42ページの一冊のドリルになっています。
1ページで終わる問題もあれば、2ページ見開きの問題もあります。
大体30くらいの問題がありますが、1日に進める量が決まっておらず、そして楽しいので、1日〜数日で一気に終わらせてしまうという状況がになりがちです。
親が一日何ページなどと決めて守らせないと、このドリルを一か月間かけて使うというのは難しそうです。
1枚ずつ取り外したりはできない冊子になっているので、子供も他のページを見たくなるし、面白そうな問題ばかり先にやりたがったりすると思います。
この点は前回紹介した七田式プリントは、1日の量がはっきりと決まっているし、その日使う部分だけを子供に渡すことができるので、やりすぎることもないし学習習慣はつきやすいと思います。
私は学習習慣をつけることに関しては七田式プリントをメインにしていたので、幼児ポピーはあくまでもお楽しみ用と思って使い始めました。
七田式プリントの少し難しい問題が終わってから、最後に1ページだけお楽しみとして幼児ポピーをするとか、土日は幼児ポピーをするというように、ある程度調整しながら使用していました。
幼児ポピーで学習習慣をつけるには、親の調整が必要です。
【まとめ】幼児ポピーは季節を感じながら、楽しく学べるいい幼児教材
いかがでしたか?
幼児ポピー「ポピっこ」年中用 あかどり を実際に1年使ってみて、以下の点でとてもいい教材だと思いました。
- 季節や行事を感じる内容
- 余計なふろくやDVDが付いていない
- 月会費1,425円(税込・2023年4月号より年払いの場合)と続けやすい値段
- 体を動かしたり、実体験の遊びの提案をしてくれる
- 絵が可愛くてフルカラーで楽しい
- 難易度はやさしめ
季節を感じれて総合的な実体験の提案をしてくれる幼児ポピー「ポピっこ」。
会費の負担も少なく、量も多すぎないので、他の幼児教材を使っていらっしゃる方も、追加で取り組みやすいと思います。
無料サンプルは結構ボリュームもあって、シールを使うアクティビティもあったりして、入会しなかったとしても、これをもらうだけでもかなりお得かなと思います。
私は無料サンプルを子供がすごく楽しんで使っていたのを見て、すぐに幼児ポピーの申し込みを決めました。
ご興味があれば無料サンプルだけでも是非取り寄せてみてくださいね!
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