今回は、子どもが逆上がりできるようになる効果的な練習方法、親など補助者による補助方法を紹介します。
小3まで逆上がりできなかったうちの子が、1日で逆上がりできるようになった方法です。
〜前置き:我が家の場合〜
うちの子は運動はあまり得意ではなくて、5歳ぐらいの時にまわりですでに逆上がりできる子もいたので練習した方がいいのかな〜と思いながらもそのままにしていたら、できないまま小3に。
2学期に体育で鉄棒の逆上がりをしてるらしく「明日テストがあるから逆上がりの練習しないと!」と急に言われました。
インターネットで練習方法をリサーチし、予習の後、親の補助付きで練習をしたところ1時間足らずで人生初の逆上がりを一人で出来るようになりました。
特に役立ったことを2つ紹介します。
1:補助ベルト/タオル補助の代用アイデア
ネットで調べると、逆上がりの「補助ベルト」があることを知りました。
アマゾンなどで2000円くらいで売っていて、一番安全で確実なのがこちらだと思います。
ただ、私と金銭感覚の近い方だと「逆上がりだけのためにちょっと高いなー」と思う方もいらっしゃると思います。
私は「ヨガストラップ」といってヨガをする時に使うストレッチ用の長さ2m弱、幅4CMくらいのものをすでに持っていたので、ヨガストラップを鉄棒の逆上がりの補助に使いました。
「ヨガストラップ」もアマゾンなどで2000円くらいのものが多いですが、中には600円くらいと安いものもあるので、↓これくらいなら買ってもいいかな〜という方もいるはず。
「ヨガストラップ」として売られているものでなくても、ハンドメイドの幼児のおけいこバッグの持ち手の部分に使うような「アクリルテープ」でも代用可能だと思います。
100均の手芸用品コーナーでも手に入りそうです。1.5mくらいあればOKなはず。
今回は、我が家でのやり方を紹介しますが、試す場合は安全には気を配って、保護者の見守りのもと、自己責任で行ってくださいね。
元々参考にさせていただいたのが、こちらの YouTube 動画↓
開始7分のところから「タオルを使った方法」として紹介されています。
うちで持っていたフェイスタオルで試そうとしたところ、結び目を作ると短くなってしまって長さが足りず、タオルの厚みがあって使いにくかったので、一般的なフェイスタオルよりかはもう少し長め、薄め、細めのものの方がいいような気がします。
それで「ヨガストラップ」を使ってみたら感動するほど、逆上がりの練習にぴったりだったのです。
【補助ベルトでの練習方法】
鉄棒にベルト(タオル、または代用品)の片方の端をくくりつけます。
場所は、子供の両手の間の位置です。それを子供の腰に回してからもう一度鉄棒に引っ掛けます。
補助者がくくっていない方の端を持って、子供がキックしたタイミングでグッと子供の腰を持ち上げるようにベルトを下方向に引っ張ります。
子供がコツを掴んだら、補助者が引っ張る力が弱くても逆上がりができるようになってきます。
慣れてきたら、子供が自分でベルトの端を握っても練習できていました。
逆上がりができないのって腰を鉄棒に近づけるのがうまくできないことが多いと思うんですが、その感覚を掴むのに良いようです。
親が手で腰を持ち上げてあげるよりも、より実際に近い形で練習できたようです。
2:フェイスタオルをあごに挟む
ベルトを使った方法でうまくいったものの、ベルトがなくなると途端に元の「逆上がりできないフォーム」に戻ってしまう息子。
今までに何回も「できないフォーム」で練習していたので、それが身体に染みついてしまっているよう。
「あごを引いて」と声かけをしても、キックや体のことも意識しないといけないし、うまくできないようですぐに顎が上がって、体が反ってしまいます。
「あごをひく」を意識させるため、持ってきていた(さっき用なし認定された)フェイスタオルをたたんで厚みを出して、あごに挟んだまま逆上がりにトライさせてみたところ、すごく効果的に練習ができました。
キック早々にタオルが落ちてしまう時は、あごが上がってしまっているので、全然逆上がりができません。
ですが、タオルが落ちずあごが引いた状態でトライ出来た場合、ちゃんと逆上がりが出来ていました。
やっぱり、顎をひくのって大事!
意識させるのって大事!
【まとめ】我が家での逆上がりの練習手順
1:YouTube のビデオで子供に予習させる
いくつか見てみましたがこの動画は子供向けで分かりやすくて良かったです。
いろんなコツや練習方法が紹介されているので、お子さんによっては改善の気づきがあるかも。
2:補助ベルトを使う
だんだん補助の引っ張る力を弱くして、「ベルトを腰に添えているだけ」になってきたら、ベルトもなしでトライ。
3:フェイスタオルをあごに挟む
回る時に顎が上がって体が反ってしまう子向けの方法です。
あごをひくのを意識するために、たたんだタオルをあごに挟んで、そのまま落とさないように逆上がりの練習をします。
逆上がりができない理由は、腕力が足りなかったり、キックが弱かったりなど子どもそれぞれで、今回紹介した方法でもうまくいく子もいれば、違うアドバイスや方法がぴったりとハマってうまくいく子などの場合もあると思います。
今回紹介したのは、我が家ではうまくいった一例なので、他にも YouTube 動画などでプロの方が解説してくれているものなども参考にしながら、模索していっていただけたらなと思います。
【感想】やみくもにただ練習するより効果的な補助つき練習を!
今回紹介した方法で練習を始めてから、うちの子は1日で逆上がりができるようになりました。
(また数日後に再度トライしたら、できなくなっていて、また練習してできるようになって…と安定はしていませんが…)
運動ができる子なら友達の様子を見ながら自分で何回かトライしているうちに逆上がりができるようになるんだと思いますが、苦手な子はやっぱり「自然にできるように待つ」スタイルだと何年経っても(私は3年ほど待っていました)できるようになりませんでした。
逆にいえば、きちんと補助をしてあげれば、割とすぐにできるようになるんだなというのが感想です。
こんなことなら、変な「できないフォーム」の体のクセをつけてしまう前に、そして体育の授業での苦手意識のないうちに、時間を取って一緒に逆上がりの練習をしてあげれば良かったなと思います。
(とはいっても本人も「体育で逆上がりのテスト」がない限り、やる気もなかったので仕方ないんですけどね。)
本当に、YouTubeのある時代でよかった。
YouTubeで紹介してくれた先生たち、ありがとうございます!
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3年前も「練習の付き添い必要!」「Youtubeに感謝!」とか今回と同じこと言ってます。笑