四谷大塚の通信教育が2021年度からリニューアルするようで郵便でDMが届きました。
この記事では「公立中高一貫校の中学受検対策に四谷大塚の通信教育が使えるのか?」というテーマでまとめています。
四谷大塚の小学生向け通信教育は、以下のグループがあります。
・小学1,2,3年生向けの「リトルくらぶ」
・小学4,5,6年生向けの「進学くらぶ」
その中で、以下の2つのコースに分かれています。
・中学受験コース
・学力向上コース(新しいコース)
学力向上コースは、中学受験はまだ迷っているけれど小学校の授業では物足りなく、基礎から学校より高いレベルの学習まで学習したい人向けだそうです。
公立中高一貫校向けの学習に使えるのか?
「四谷大塚の通信教育は公立中高一貫校向けの学習に使えるのか?」
結論から言うと「使えます」。
うちは、公立中高一貫校の受検を検討しているので、四谷大塚に電話で問い合わせてみました。
公立中高一貫校向けのコースが今まではあったそうですが、2021年度からはなくなるようです。
そこで提案された、活用方法は以下。
・小学4〜5年生の間には四谷大塚の通信教育の「中学受験コース」で学習
・その後6年生になってから地域の塾など、受験予定の学校の対策をしているコース等に通ったり、その学校の過去問を解いたりして受検対策をする
私立も併願するのであれば6年生もそのまま「中学受験コース」でも良いけれど公立中高一貫校のみを受験予定なのであれば地域の塾などで特定の学校向けの対策をするのが良いようです。(学校によって適性検査の内容に違いがあるため)
「中学受験コース」を選ぶ理由は
公立中高一貫校も私立中学受験も、どちらも基本的にカバーしておいてほしい内容は同じであるから。
「中学受験コース」だと4年〜5年の間に6年生までの範囲の学習をほぼ終える内容になっているけれど、
「学力向上コース」だと6年生の最後までの期間を使って6年生のカリキュラムを終わらせる内容になっているのでそれだとスケジュール的に受験に向けた対策に間に合わないようです。
小学4,5,6年生向けの「学力向上コース」だとテキスト等も別のものになり、学習内容的にも少なくなるようです。
うちはできるだけ塾なし、もしくは塾に通う期間の短い受験を希望しているので、今回四谷大塚の通信教育で提案された方法はすごく良い方法だなと思いました。
学年や支払い方法によって正確な金額は変わりますが、1ヵ月あたり1万円代と経済的にもかなり負担が軽くなりますし、通学の往復にかかる時間も節約できます。
うちは関西で四谷大塚の直営校はあまり見かけないのですが四谷大塚の教材を使っている塾は結構あるようです。
四谷大塚直営校舎と同じカリキュラムで、同じ授業、同じ教材、同じテスト受験もできるとのことで、それで家庭できちんと学習していれば6年から塾に入ったとしても学習についていけないと言う事はまず起こり得ないと思います。
他の通信教育で公立中高一貫校の適性検査対策
他にも良さそうな通信教育はこちら
Z会
通信教育のZ会には、「小学生コース専科 公立中高一貫校適性検査」のコースがあります。
口コミを見ていると、内容・ボリューム的にはそんなに多くないようです。
公立中高一貫校を受検する場合、Z会の小学生コース本科4教科「ハイレベル」+英語、または小学生タブレットコースとあわせての受講がよいようです。
スタディサプリ
費用面で圧倒的にメリットがあるのはスタディサプリ。
「基礎レベル講座」だけでなく中学受験対策にも使える「応用レベル講座」もあり、学年を超えて自分で学習していけるようです。
ただ自分で戦略的にスケジュール管理していかないといけないのが大変そう、親の私にできるんだろうか?という不安もあるのも事実です。
塾との併用として使っている方の割合が、半数くらいみたいなので、ペースメーカーの役割は塾なのかもしれません。
その点、四谷大塚の通信教育「中学受験コース」だと4,5年生の間、きちんと受験に向けたスケジュールでカリキュラム設定されているので進度の心配は少なそうです。
4年生ごろから通塾を考えている方にも1,2,3年生向けの「ジュニア予習シリーズ」を使用した「リトルくらぶ」を受講しておくと入塾準備にも良さそう。
今後の我が家の家庭学習の候補に四谷大塚の通信教育が、かなり上位に上がってきました。
【過去記事】 www.tensai-banzai.com