「そろタッチの暗算トレーニングを中学受験に活かせるか?」を今回は考えてみようと思います。
そろタッチを始めようか検討している方の中には中学受験も検討・予定されている方もいると思います。(我が家もです)
現在小2の息子は1年前からそろタッチで暗算のトレーニングを始め、現在Uステージ。
かなり難しい計算にも暗算であっという間に答えられるようになりました。
そろタッチの暗算をどんな風に中学受験に活かせるのかを考えてみます。
テスト時間に余裕ができる
そろタッチで暗算を身につけ、中学受験に一番直接的に活かせる方法としては
テスト(入試)の時の、計算問題を正確に早く終わらせて、他の思考力が必要とする問題にじっくり取り組める
ということだと思います。
他の受験生が時間をかけて筆算で計算している時に、そろタッチ式暗算で、さっと終わらせることができます。
筆算とは比べ物にならないくらい暗算は計算が早いです。
その分、時間の余裕が生まれます。
これに関しては、「そろタッチで中学受験」というよりも「そろばんでの暗算習得による中学受験」で考えてみるといいと思います。
実際に珠をパチパチするそろばん(何十年も前からある古い方法)と iPad のアプリでピコピコするそろタッチ(最新の方法)では全然別物のような感じがしてしまいますが身につける能力はほぼ同じです。
(そろタッチは両手式のため、スピードが少し早いかもしれません。)
四則演算(足し算・引き算・掛け算・割り算)に徹底的に取り組むので分数や小数に応用できるでしょうし、計算が早くて正確だと中学受験に有利でしょう。
他教科の学習に時間を当てることができる
小1くらいから、そろタッチで計算に取り組んだ場合、あっという間に小4ぐらいのレベルの計算ができるようになります。
それより上の学年の分数や小数の計算にしても、基礎がわかっているので飲み込みが早いだろうと想像します。
(うちの子はまだその辺りは学習していないので、実体験ではないのですが)
入塾までに漢字の先取りするといいとか、塾に入ってからも5年生の間に6年生までの内容を学習する、などあるようですが、計算問題に足を引っ張られないので、他の学習に時間を当てることができます。
右脳イメージ力による利点
そろタッチの暗算トレーニングをすることで同時に右脳的なイメージング力を伸ばすことができます。
というと、「本当に右脳トレーニングになってるの?」と思う方もいるかもしれませんので違う言い方をすると、 脳内に珠のイメージをキープできないと、そろタッチの上のステージ(SやUステージ)の計算をすることはできません。
暗算は脳のワーキングメモリを鍛えるのに良いのだそうです。
また、中学受験は図形の補助線が見えるか(ひらめき力)が大事、などと書かれているのを読んだことがあります。
暗算トレーニングによって右脳的な能力を伸ばし、中学受験に間接的に活かすことはできるでしょう。
ただ、これに関しては計算のスピードのように測ることが難しいのも確かです。
中学受験を見据えたそろタッチの取り組み方
もちろん、そろタッチの一番最後のU12まで正答率高く達成することができれば一番です。
ですが後半になってくると、そろタッチに取り組むのは大変になってくるし、他の習い事や塾などに割く時間や労力との兼ね合いも大事になってくるかと思います。
そろタッチ教室の体験に行った時の先生によると、特に中学受験も考えている場合、正答率を上げることに注目して進めると良いようです。
正答率100%でなくてもそれなりの正答率があればステージはどんどん上がって行きます。
ステージが上がると桁数も増えます。
桁数が大きくなればなるほど、そろタッチは難しくなってきます。
正答率が低いままどんどん次のステージに進ませていくのではなくて一度ステージクリアしたとしても、また同じステージを繰り返し(桁数は制御したまま)反復練習することで正答率をあげていくのもいいようです。
【まとめ】そろタッチは中学受験に活かせる!
そろタッチによって身につけた暗算能力は中学受験に活かせることができます。
具体的には…
・計算問題を早く正確にこなすことでが生まれるテスト時間の余裕
・他教科の学習に時間を当てることができる事
・暗算トレーニングによって右脳イメージング力を強化
などが挙げられます。
桁数が少なくても学習した範囲の正答率が高くなるようにする事で、暗算による計算ミスをなくし、本物の計算力にしていくと、より良いようです。
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