うちの子、天才かもしれん。

幼児教育・2026年中学受験(受検)・育児日記のブログ。小4と3歳の男の子2人の子育てにまつわることを書いてます。

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「小学校の通知表って意味ないのでは?」って思った話

「小学校の通知表って意味ないんじゃないの?」
って小学1年生の長男の通知表を見て思った話を書きます。

通知表に疑問

息子が小学校から通知表をもらってきたわけなんですが、それを見た感想が

「で、何?
これをどう励ましや今後に生かすの?」

って感じだったんですよね。

詳しく書いていきますね。

【もくじ】

通知表の文章が長すぎて何に対する評価なのかわからない問題

例えば、通知表で算数に対してはこんな文章がありました。

「数量や図形の意味を理解し、計算をしたり、形を構成したり、身の回りにある量の大きさを比べたり、簡単な絵や図などに表したりする。」


(文章でわかりやすいように数字の3段階評価とします。)

通知表の評価のイメージ
通知表の評価のイメージ

例えばですよ、

計算が早くて正確な子がいたとします。=「3」評価相当

でもその子は図形問題はすごく苦手な子だったとします。=「1」評価相当

それを総合して先生が「2」の評価にしたとします。

その数字を見た親としては「まぁ満足にできてるってことか」と思うだけじゃないですか?

計算を褒めることも、苦手な図形問題を克服するために何かするわけでもない。

だって、通知表を見ただけではその子が計算が早くて正確なこともわからないし、図形問題が苦手なこともわからないから。

いや、そもそも、計算の正確さや図形の苦手さを表しているのがこの項目なのかどうかもよくわからないんですよ。

全教科どの文章を見ても、一文にたくさんの要素を詰め込みすぎていて、どれに対しての評価なのかわからない。

学校から通知表の見方について文書が配られていて「この通知表の内容を元に、自信を持たせたり、励ましたりする資料として活用して欲しい」というようなことが書いていました。

でもこの内容を元にしてどうやって励ましたり今後に役立てて役立てていったらいいのかが正直わかりませんでした。

全国統一小学生テストのフィードバックがよかった

最近、「全国統一小学生テスト」という塾で受けられる無料の学力テストを受けたのですが、その結果の紙で詳しく個人に特化したアドバイスなどが載っていてよかったんです。

www.tensai-banzai.com

全国統一小学生テストって偏差値や、都府県別や全国での順位も数字として出てくるし、年齢の小さい子供に受けさせるのにちょっと抵抗感がある方もいるかと思うんですよね。

でも実際に受けてみて、結果の紙を見たら現状の数字の評価だけじゃなくて、これからの学習についてのアドバイスがたくさん入っていて、「今後」に焦点があっていました。

成績のグラフイメージ

間違った問題ごとのアドバイス、例えば…

人の並び順に関する文章問題であれば、「子供の問題用紙を見て図の書き込みがないのであれば、問題を解くときに図に整理して解く習慣をつけましょう。

図形問題は、「子供の問題用紙を見て数えるためのマークがないようでしたら、教えてあげてください。また、折り紙、積み木、タングラムなどのパズル教具を使って遊び感覚で学びましょう。

といったように細かくアドバイスが書かれています。

毎日学校で顔を合わせて生活している様子を見ている担任の先生が作ったほぼ数字評価のみの小学校の通知表よりも、たった1時間程度テストを受けてコンピューター上で対策まで出してくれた結果の方がよっぽど今後に生かせやすいという状況。

学校の通知表はよっぽどの事じゃないと「1」はつけないと思うので、体育で子供が走るのが遅くても一応真面目に取り組んでいれば体育を「1」にするわけじゃない。

姿勢の評価みたいな部分で副教科はそれで良いかもしれないですが、国語や算数のような学習部分でその評価方法だと、子供が理解できていない部分があっても「がんばっているからOK」ということになってしまいますよね。

そのまま上の学年の難しい内容に進んでしまい、通知表が何にも生きてこない。

とはいうものの、通知表をつける先生の負担は大きいだろうと察します。

もう計算、図形、鉄棒とか各項目を「できる、できない」やテストの点数を入力したら、アドバイスが自動生成される、とかどうだろうか?
塾のシステムと提携できないかな?(できないだろうな)

私が小学校からの通知表を受け取って思ったのは

『担任の先生は子供をこういう風に見ているんだ』ということはわかる

ということ。

音楽、図工とか先生の主観での評価なんてわからないじゃないですか。

例えば「今有名な芸術家が子供の頃図工で『3』いつももらってたのか?」と言ったら多分そうじゃないだろうし。

学校の難解な定型文章と数字で構成された通知表をもらっても
「うーん、どうしようもない…。
これを元に子供になんと声をかけていいのかもわからない。」 という感じでした。

でも、全国統一小学生テストの結果は、データから客観的に子供の得意なこともわかったし、苦手な事に対する対応の仕方も含めアドバイスをもらえたので、伸びしろのある部分に対応したドリルも追加しました。

今後に生かせています。

「通知表をもらったけど、これって意味なくない?」

と思っている方は年2回開催される全国統一小学生テスト(や他の塾のテスト)を受けて具体的な学力に対する評価やアドバイスをもらうと今後に役立てるのに良いと思いますよ。

通知表は、まぁ参考程度にね…。

【追記】
▼小2になってもらってきた通知表が『できる』ばかり→『よくできる』多めに急に変わった話です。

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