小2の長男は暗算ができるのですが、暗算できることのデメリットだと感じることが最近あったので書きます。
それは、
「途中式を書きたがらない」
ということです。
「分かっているから書かない」のだそうです。
家庭学習で家でドリルをしていて、こういう問題が出てきたときに式を書かずに答えだけ書きます。
3つの掛け算と、その答えの足し算があるのですが、全部式なし。
(ほんで、字汚いなー。『91人』って書いてます、一応。
丁寧に数字書くようにも言ってますが、直らないです。)
これを式なしで答えまで行けるのは、暗算できるおかげだし、すごいんだけども、確かに時間勝負のテストとかならメリットなんだろうけど、これ、もっと複雑な問題になってきたら、ミスするからね?
実際、よくしてるよね?
式も書くように言っても私は先生じゃなくて親なので子供は
「わかりきってるし、めんどくさいから書きたくない!」
と意地を張って書きません。
うちの子は、字を書くのも面倒くさがるし、式も書くのも面倒くさいらしいです。
親の言うこと(今回の場合は『わかっていても式に書こう』という内容)を聞く子であれば暗算ができたとしてもそれはデメリットにならないでしょうけどね。
ちなみに小学校でしている算数の宿題などは、嫌々ながらも式は書いています。
それは『先生』からの『決まり』だから。
親だと強制力がないというのが、なかなか歯がゆいです。
やっぱり『先生』に言われないと言うこと聞かないのかなぁ…。
わからないから図を書かない版
「小学4年生までに身につけたい和差の思考センス」 という参考書(兼ドリル)を最近始めました。
フルカラーでイラストも書いてあり、漢字にもふりがなもあるので「小学校低学年から使える」と書かれている通り、本当に低学年の息子にもちょうどいい内容でした。
最初に教科書のように丁寧に説明がされていて、次に練習問題を解くようになっています。
線分図と式を書く練習があるのですが、
「こんなんわざわざ線に書かなくてもわかるやん」
とか言って線も式も書こうとせず…。
まあまあ複雑なものでも確かに正解する時もあるのですが、もちろん間違っているものもあります。
「こうやって間違えたりすることもあるから、線分図に書こう?」
「これは線分図を書く練習だから。」
などと言っても間違えたことが悔しくて怒ってしまって、 書かないし。
線分図に関しては、「わかるから書かない」というよりも、やっぱり線に書き表すというのがわからない様子。
で、どうにか暗算で数字を総当たりして答えを出してるみたい。
「小学4年生までに身につけたい和差の思考センス」 は、ちゃんと最初は、線を描いた状態(数字だけ空欄)の例題で線はなぞるだけでいいようにしてくれてて線分図を書く練習になるし、すごくいい参考書(兼ドリル)だと思います。
問題は、うちの子ですよ、ほんと。
もう少し大きくなったら改善するんでしょうか…。
正解するときもあるから、
「書かなくてもできる、と過信している」
「必要性を感じない」ってとこでしょうか。
式、書くようになって欲しいです。
▼使用している良問揃いのドリルです。『ハイレベ100小学2年算数』
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