小1の長男が4月からスマイルゼミを使っていたのですが半年でやめました。
期待して始めたスマイルゼミですが、どうしてたった半年でやめることになったのか理由を書いていきます。

ちなみにスマイルゼミを初めて体験させてもらった時(期待度100%!)のレビューはこちらです。
▶︎「【スマイルゼミ】新小学1年生が小学生コースを4ヶ月使った口コミ」
【もくじ】
スマイルゼミをやめた理由
1:先取り学習ができない
一番もどかしかったのは、「先取り学習ができない」ということ。
スマイルゼミは学校の教科書の進度に合わせていて、1月毎の配信内容が決まっています。
(計算ドリルや漢字ドリルは現在の学年の問題に合格すれば、学年を超えて上の学年のものも利用できますが、解き方の説明などはなくドリルのみです。)
ひらがなや漢字をきちんと書く練習はまだでしたが、うちの子は家庭学習で小学1年生の最初のあたりの内容は既に理解できていたので、国語や算数は少し簡単すぎる状態でした。
1学年上のコースなど最初に申し込めば先取りはできるようですが、漢字などまだ習得できていない部分もあるので、そこまでジャンプするにはまだ早い…。
中学受験なども考えている人向けに発展的な問題を扱った「発展クラス」を受講していたのですが、国語算数ともにプラス3ミッション程度で、ちょっと物足りない。
そんな状況で、コロナ休校中にスマイルゼミを開始したのですが、学校が始まってからは学校の授業だけで教科書の範囲内の事は理解できているのでわざわざ家に帰ってまで同じ内容のものをもう一度する必要性をあまり感じませんでした。
せっかくのタブレット学習なので子供の理解度に合わせてどんどん進めていける仕様ならよかったのになぁ。
例えば、算数に特化したタブレット学習「RISU算数」ように子供の理解度に合わせてどんどんと進んでいける内容とか。
「RISU算数」は教科が算数しかないのですが、「すらら」というオンライン教材であれば全教科対応で、しかも自分の進度に合わせてどんどん先取り学習もしていけるようなので「すらら」もかなり魅力的です。
2:親が子供の苦手を把握しづらい
スマイルゼミだと親が子供の苦手な部分を把握しづらいと感じました。
スマイルゼミは当日学習した分を「みまもるトーク」という家族間のLINEメッセージのようなもので配信してくれます。
単元のタイトルぐらいはわかりますが、何を間違えたのかなど、そこまでまで詳しくわかりません。
紙のドリルをしているときに親が丸つけをしていると、子供の間違えを把握しておくこともできますが、スマイルゼミをしている時は学習状況があまり把握できていませんでした。
と言うのも、選択問題で最初もしも間違ったとしても、その直後に適当に他の番号を選ぶと正解になってしまうので、本当に理解できているのかわからないのです。
丸付けの作業がないのは親としてはすごく楽なのですが、同時に子供の学習状況の把握がおろそかになってしまうのがデメリットだと感じました。
3:学校が始まると結構時間がない
意外に、帰宅後に時間がなかったんですよね…。
うちはコロナ休校中にスマイルゼミを始めて、その時はすごくスマイルゼミが役立ってくれていたのですが、実際に学校が始まってみると慣れない学校生活に子供がすごく疲れて帰ってくるようになりました。
毎日小学校からそれなりの量の宿題も出ますし、子供は家に帰ってきてリラックスしたいのに宿題もあるし、スマイルゼミのようなやらないといけない事もあるしで圧倒されているようでした。
内容がそこまで難しいわけではないけれどスマイルゼミも子供にとって負担になっているようだったので、家庭学習の優先順位を見直してスマイルゼミを辞めることにしました。
スマイルゼミの一番よかったこと
英語プレミアムがとてもよかった
やめた理由を色々書きましたが、後ろ髪を引かれる思いだったものがあります。
それは、スマイルゼミの「英語プレミアム」
小さい頃からおうちで英語の取り組みをしてはいるのですが、子供本人があまり英語に意欲的でないこともあって取り組みが停滞していました。
ですがスマイルゼミのオプションである「英語プレミアム」のおかげで我が家の英語の取り組みが再開し、内容もとても良かったです。
詳しくはこちらで紹介しています。
スマイルゼミの「英語プレミアム」はそれ単体では受講できなくて必ずメインのコースのオプションとしてしか受講することができません。
ですので、自動的に英語プレミアムも辞めることになってしまいます。
我が家の唯一継続的にできている英語学習だったので、やめてしまうのはとても残念でした。
正直にいうと、もし英語プレミアムだけでも続けられるなら続けたかったです。
スマイルゼミはこんな人にはオススメ
上記のことを踏まえてスマイルゼミに合うのはこんな人だと思います
中学受験などを考えていなくて学校の授業の内容をきちんと定着させたい人
子供が帰宅後も気力や体力が残っていて、疲れていない
英会話スクールなどには通わずに手軽に英語学習も進めたい
スマイルゼミ、こんな人にはおすすめしません
学校の授業だけでも子供が学習についていけている
子供の理解度に合わせて、前の学年の内容に戻ったり、先の学年のものも先取り学習したい(アダプティブラーニング!)
親が丸付けをするのが苦にならないし、きちんと学習状況を把握しておきたい人
スマイルゼミではできなかったことですが、タブレット学習の「RISU算数」やオンライン学習の「すらら」であれば自分の学習進度に合わせてどんどん先取りしていけます。
なので例えば、中学受験を考えていて先取り学習したい場合や、前の学年に戻って学習し直したい場合などは、その方が合っていると思います。
【▼RISU算数公式ページ】
▶︎タブレット学習+東大生らの個別フォローで一人一人にぴったりの学びを【RISU】
【▼すらら公式ページ】
▶︎無学年式オンライン教材「すらら」