長男は小1の春からそろタッチで学習をスタートし、通算19カ月間かけてU7まで学び、そろタッチから離れて1年が経ちました。
現在小学4年生になっている長男のその後、暗算力がどうなっているのかなど、これからそろタッチを学習しようかと考えている方や、現在学習中の方などが気になりそうなことを、今回はお伝えしようと思います。
そろタッチはiPadで学習する、そろばんアプリ。 詳しくはこちらで紹介しています。▼
【もくじ】
暗算力はキープできているのか?
おそらく、卒業後の元生徒への一番気になるであろう「暗算力はキープで生きているのか」への答えは 「YES」。暗算力はキープできています。
最初にそろタッチをやめて2ヶ月した時に、魔法が解けたかのように掛け算の暗算ができなくなっていてびっくりした経験があります。
その後は、そろタッチではない一般的な暗算アプリを使って暗算力キープに努めていました。
その努力のおかげか、 暗算力はキープできているようです。 全盛期に比べると少しは落ちている気もしますが、一般的な計算力としては問題ないです。
▼暗算力キープのためのアプリはこちらで紹介しています
九九は言えないけど、答えはわかる
ブログでまだ書いたことがなかったと思うので、興味深いエピソードを紹介します。
長男は小学1年生の時に、そろタッチについている九九の歌を使って初めて九九を覚えました。最初は九九を使いながら、だんだん桁の多い掛け算も暗算でできるようになりました。
その後、小学2年生になって小学校で「九九」が出てきました。
その頃はそろタッチでバリバリ暗算ができていたので1桁×1桁の掛け算なんて余裕です。
ですがその時に気がついたのですが、息子は九九が言えなくなっていました。
「さぶろくじゅうはち」とか九九で唱えるより早く「3×6」を見た瞬間に脳内で「18」が浮かんで唱える必要性がないからか、もう計算するときも使っていないからか、とにかく忘れたようです。
ただ小学校では、九九独特の言い方(「さぶろくじゅうはち」とか)でいわないといけないテストがあり、その時は苦戦してました。
もう1桁の掛け算は完璧にできているので今更覚える必要のないこと、やる必要のないことをやらなければいけないのが息子としては苦痛なようでした。
その時は何とか一時的に再度九九を覚え直してテストはどうにかクリアしましたが、2桁×2桁の掛け算を暗算できる息子は、もう今は九九は言えません。
あとは筆算の繰り上がりを書かないといけないなど、息子にとって必要でないと感じていることと、学校のルール上しなければならないこととの衝突は正直感じてはいるようです。
でも、今だけなので、しょうがないですね。
話はそれましたが、「九九は言えないけど、暗算で計算できる」っていうのがなんだか独特で面白いなーと思ったお話でした。
そろタッチやってよかった?
いやー、そろタッチやって本当に良かったです。
自信を持って言えます!
そろタッチで学習している時は 、うまくできない時は癇癪もひどかったし、(そろタッチをやめて癇癪の対応をする頻度が減ったので正直、家庭内が平和になりました)大変だった記憶はあるのですが、 1日20分など小学校低学年の間にそろタッチに費やした時間が一生の宝になっていると感じています。
いや、まだ小4ですからね、これから暗算力が落ちていくかもしれないし、子供は大して何も思ってないかもしれない。
でも、なんか天才っぽいじゃないですか?
もし暗算を披露する機会があれば、特殊技能・一発芸を持ってるみたいで、いいと思うんですよね、少なくとも。
そろタッチが他の分野にもいきていると感じるか
色々、そろタッチで伸ばした能力が他の分野でもいきていると感じます。
うちは、割と長男の幼児期は幼児教育的なものいろいろ取り組んでいたので、そろタッチだけのおかげとは言えない部分もあるんですが、特にそろタッチで養ったイメージ力が生きているなと思うことがあります。
それは、将棋です。
脳内で駒を動かしてそのイメージを保ったまま、数手先を考える。
経験のない人が将棋を始めようと思ったらそのあたりが難しいんだと思いますが、 息子はそれができているようで、 将棋の本などで手筋を覚えると割とすぐに自分のものにできているように感じます。
「将棋が楽しい」と思えるのも、脳内で数手先の駒を動かすことができるからでしょうし、趣味が広がったと思います。
あとは、塾のテストなどである思考力系の問題。
場合の数や規則性の問題なども、公式的なものを知らなくても、1つずつ地道に総当たりで暗算して(←多分早いからどうにかなってる) 正答率が低い問題でも力技で解けているようなことが、まぁまぁあります。数字のセンスのようなものもついているように感じます。
計算できると算数全般に強くなりますし、イメージ力も助けになっているようですし、そういうの、いいなぁと思っています。
今回の記事がこれからそろタッチを始める方や、学習中の方の助けになれば幸いです。
▼そろタッチの先生の書かれた本。
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