能開センターで受けられる、ワオ・コーポレーションの「小学生公開学力テスト」。
6月、11月、2月の年に3回開催されています。
2月に受けられる無料の公開学力テストとして貴重なので、我が家では小1の2月と今回小2の2月に受けました。
前回、小1の時に全国統一小学生テスト(全統小)と比較して難易度を分析していましたが、小2では少し変化があったので全統小と比較しながら、難易度を中心に書いていきたいと思います。
1年前に書いた記事に能開センター・ワオ!の公開学力テストについての概要を載せているので、能開センターって何?なんて方は過去記事をどうぞ。
また、同日におそらく「入塾テスト」の位置付けである「学力診断テスト」も同じ時間で受けられるみたいで、こちらだと、テスト後すぐに丸付けをして当日返却になるみたいです。
おそらく全国順位などはでないでしょうし、前回のワオ!の公開学力テストがよかったので、今回も、我が家は同じものを受けることにしました。ややこしいのでお間違えなく〜。
小2:2月の公開学力テストの難易度
2022年2月の受験者数は646人
(会場受験で書かれていた人数です。後に自宅受験の方の人数が増えるかもしれません。)
1年前の小1の時は494人でしたので、150人ほど(約1.3倍)増えています。
子供本人の感想を聞くと、能開センターの公開学力テストの方が、全統小に比べて時間も余って簡単に感じたようです。
ワオ 全受験者の平均点(2022年2月)
算数 60.9点(100点満点)
国語 66.7点(100点満点)
全国統一小学生テスト全受験者の平均点(2021年11月)
算数 77.3点(150点満点)
国語 97.3点(150点満点)
満点の点数が違うので得点率にして比較してみます。
算数 | 国語 | |
---|---|---|
ワオ | 60.9% | 66.7% |
全統小 | 51.3 % | 64.8% |
ということで、小1の時は驚くほど得点率が国語も算数も近かったので「難易度はほぼ同じ」としていましたが小2の秋〜冬の平均点で比較してみたところ
・算数は全統小のほうが難しい
・国語は全統小の方が少しだけ難しいが、大きな差はない
と言えそうです。
とはいえ、正答率を見てみると、全統小の算数は正答率 5%以下の難しい問題も5問も出ていたのに対し、能開センターのものは、正答率の一番低いもので正答率6%の1問のみ。
全統小の国語は、正答率20%〜30%代の問題もたくさん出ていたのに対し、能開センターのものは一番正答率の低いものでも50%。
そこまでの難問が出ていないので、やはり全統小よりも、能開センターの公開学力テストの方が、やさしい問題と言えそうです。
全統小は、「いくら解説しても無理なものは無理!」な超難問が入っていますが、能開センターの公開学力テストは、「惜しかった。あとちょっと頑張ればとれそう」というくらいの問題になっていると思います。
あまり難しすぎる問題が出ると自信をなくすタイプのお子さんや、塾で受けるテストが初めてのお子さんだと、能開センターのテストの方が問題がやさしいので、おすすめかも。
うちは、偏差値は秋の全統小と比較して、総合は割と近い偏差値だったのですが、受験者数も少ないので、全国の上位に入れていて少し自信になったようです。
結果はいつ発表?
2月20日(日)に受験して、約1週間後の2月26日(土) 14:00にWeb成績カルテで成績発表。
公式サイトの情報だと、6月と11月は、一日早く、5日後の金曜日の14:00結果発表だそうです。
ネットで見られるのは、いいですね。
うちは今回2回目の受験だったので、前回のデータも反映されていて、成績の推移も確認できました。
能開センターはテスト日にイベント同時開催
能開センターの公開学力テストの特徴として、テストの後に理科イベントを同日開催してくれています。
今回は「スライムを科学する」というイベントをしていました。
子供はすごくこのイベントを楽しみにしていて、「スライムのイベントのために行きたい!」という感じだったので、休みの日のテストを子どもがすすんで受けに行きたがるのですごく助かっています。
全統小、日能研だけでなくワオ!の公開学力テストも定期的に受けたいと思います。
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